四国・香川県にある瀬戸内海に浮かぶ小豆島。船でしかアクセスできず、船旅も小豆島観光の醍醐味です。
島内には自然が織りなす美しい風景や昔ながらの風情を残す島風景、開業したばかりの絶景スパホテルなど、新旧の見どころ満載。当記事では、バスを利用して楽しむ、小豆島の必見スポットを抑えた観光モデルコースをご紹介します。広く穏やかな海と空に抱かれ、リゾート気分に浸り、リラックス&パワーチャージしてくださいね!
小豆島はどこ?何県?
本州・四国・九州の沿岸に囲まれた日本最大の内海・瀬戸内海に浮かぶ香川県の島・小豆島。瀬戸内海で2番目に大きな島です。温暖な気候を生かし、オリーブ栽培が盛んで、日本三大渓谷美のひとつ「寒霞渓(かんかけい)」や、1日に1~2回の干潮の時だけ現れる砂の道「エンジェルロード」など風光明媚なスポットが点在しています。また、3年に1回開催される「瀬戸内国際芸術祭」の会場でもあり、開催年には多くの観光客が訪れます。醤油、佃煮、素麺など歴史ある名産品もあります
小豆島の気候は?ベストシーズンは?
温暖で雨が少ない瀬戸内型気候で、年間平均気温は約16℃と、東京と大差ありません。夏は暑すぎず、冬も比較的温暖で、「日本の地中海」と呼ばれるほど穏やかな気候です。
ベストシーズンは春から夏にかけて。5~6月は桜のソメイヨシノやオリーブの花が咲くころ、7~8月はオリーブの実がなります。また、夏はSUP、シーカヤックなどのマリンアクティビティもさかん。海水浴のシーズンは7~8月ごろ。夏は紫外線が強いので、サングラス、帽子、日焼け止めを持参してくださいね!
小豆島へのアクセス
小豆島へ渡る唯一の交通手段は船。兵庫県、岡山県、香川県の港からフェリーまたは高速艇が運航されています。小豆島フェリーで高松から小豆島(土庄)までアクセスする場合は毎日約15便運航しています。
高松空港から高松港
高松空港から「連絡バス・ことでんバス・空港リムジンバス」に乗車し、約45分、バス停「高松築港駅前」下車。フェリーまたは高速艇を利用。
参考)
■フェリーの場合
高松~土庄:所要約1時間、大人700円
■高速艇の場合
高松~土庄:所要約35分、大人1400円
神戸空港からから神戸港または姫路港へ
神戸から小豆島に行く場合は、神戸港新港~小豆島坂手または姫路港~小豆島福田の路線があり、便数や乗降船の場所と目的地が異なりますのでご注意ください。
参考)
神戸空港駅
↓(約18分)神戸新交通ポートアイランド線
三宮駅
↓
バス停・三ノ宮駅前
↓(約6分)神姫バス・ポートループ(かもめりあ循環)
バス停・アリーナ前/神姫バス
↓
神戸港新港(第3突堤)
↓(3時間20~30分)ジャンボフェリー
小豆島坂手
■フェリーの場合
神戸港新港―坂手港:所要3時間20~30分、大人1990円
関西空港から神戸港または姫路港へ
まずは関西空港から神戸の三宮へ行きましょう。そこから神戸港新港または姫路港に行き、そこからフェリーで小豆島に行きます。
参考)
関西空港第1ターミナル
↓(約5分)連絡バス・関西空港交通・空港リムジンバス
バス停「三ノ宮駅前」
↓
三ノ宮駅
↓(約40分)JR神戸線新快速
姫路駅
↓(約20分)神姫バス・姫路駅北口−姫路港(延末北経由)
バス停「姫路港」
↓
姫路港
↓(1時間40分)小豆島フェリー
小豆島
■フェリーの場合
姫路~福田:所要1時間40分、大人1900円
- 詳しくは小豆島の公式サイト:https://shodoshima.or.jp/access/
島内の交通
小豆島は瀬戸内海で2番目に大きい島ということもあり、路線バスやレンタカーはとても充実しています。効率よくめぐるならレンタカーがおすすめですが、綿密に計画を立てれば路線バスでも巡れます。
バス
小豆島内を運行する主要な路線バス「小豆島オリーブバス」。主に9路線あり、観光スポットはほぼ網羅されています。運賃は、距離により200~500円程度。全線乗り放題になる「1日乗車券」(大人1600円、小人800円)もあります。販売場所は、オリーブバス車内、池田港、ジャンボフェリー船内売店など。
- 小豆島オリーブバス時刻表:https://www.shodoshima-olive-bus.com/dia/
レンタカー
車の運転ができるのでれば、レンタカーもおすすめ。小豆島は観光スポットが島全体に点在しているため、レンタカーを利用すれば効率よく観光できます。主要港である「土庄港」周辺にレンタカー店が集中しています。
予約は早めがおすすめ。例えば、小豆島観光レンタカーの場合、料金は車種によって異なりますが、4時間で4,500円~、24時間で9,900円~。
- 小豆島観光レンタカー:https://shodoshima-rentacar.com/
シェアサイクル
シェアサイクルサービス「HELLO CYCLING」は、専用アプリで自転車を解錠して利用し、島内にあるステーションで自由に貸出・返却ができるサービスです。短時間から気軽に利用でき、観光中の移動手段としても便利です。シェアできるスポットは、南部を中心に島内約50か所に設置されています。電動サイクル、e-Bike、スポーツタイプ、シティサイクルから選ぶことができますが、島はアップダウンが多いため、電動サイクルがおすすめです!シティサイクルの場合、12時間まで2,000円、スポーツタイプなら12時間まで3,000円。
- HELLO CYCLING:https://www.hellocycling.jp
小豆島でリゾート気分を味わう魅力!おすすめ2日間モデルコース
小豆島は、リゾート気分を味わえる島です。瀬戸内海の穏やかな海、オリーブの丘、夕陽の絶景、そして海を望む絶景自慢のホテルまで揃っています。見どころを抑えた1泊2日のモデルコースをご紹介!
Day 1 - フェリーで高松から土庄港へ。
高松から10:00発のフェリーに乗船し、11:00に小豆島の土庄港着き。移動しながら瀬戸内海の景色を楽しめるのが魅力です。
↓11:30バス停「土庄港」で「小豆島オリーブバス坂手線 坂手東行」に乗車
(所要約30分、11:58にバス停「オリーブ公園口」下車)
※荷物を記念館事務所に無料預け(8:30~17:00)
Day1 - 道の駅小豆島オリーブ公園(滞在約2時間半・ランチ含む)
瀬戸内海を見下ろす小高い丘に、オリーブ畑が広がる道の駅。約2000本のオリーブやハーブが植えられています。オリーブの歴史に触れることができる「オリーブ記念館」、約120種類のハーブを栽培する「花と香りのガーデン」などもあります。樹齢約100年という日本最古のオリーブの原木も必見です。
ランチは、小豆島産オリーブオイルを使ったメニューを楽しめる「オリヴァス」ヘ。下ごしらえから仕上げまで、使用するのは小豆島産オリーブオイルのみだそう!
実写版映画「魔女の宅急便」で撮影の際に使用された「グーチョキパン屋」のロケセットがあります。公園内ならば持ち出しOKな「魔法のほうき」はオリーブ記念館でレンタル可能(無料)。「ギリシャ風車」が立つ見晴らしの良い丘では、ぜひ写真を!また、オリーブ色のポストや「始まりの本」という高さ3メートルの本のモニュメントも必見です。かわいいフォトスポットがいっぱい!
道の駅小豆島オリーブ公園
- 住所:香川県小豆郡小豆島町西村甲1941-1
- アクセス:バス停「オリーブ公園口」下車、約5~7分
- 営業時間:8:30~17:00
- 定休日:無休
- HP:https://www.olive-pk.jp/
↓14:38バス停「オリーブ公園口」で「小豆島オリーブバス南廻り福田線 福田港行」に乗車
(所要約11分、14:49にバス停「安田」下車、徒歩3分)
Day1 - edit x seven 瀬戸内小豆島(宿泊)
2026年3月に開業したばかりの新しいホテル。魅力は何といっても瀬戸内海を一望できるロケーション。中でも小豆島で初となる本格的なサーマルスパが一押し!20名利用できる大型フィンランド式サウナ、水温15度、深さ1.2メートルの水風呂・室内風呂・インフィニティプール、ジャグジーを備えたサーマルスパ「SPA edén SETOUCHI」を併設しています。瀬戸内の恵みを活かしたレストランも魅力です。
チェックイン後は、客室やサーマルスパでオーシャンビューを眺めながらゆったりと過ごして旅の疲れを癒すのがおすすめ。移動の疲れをリセットし、翌日の観光に備えてリラックスした時間を楽しめます。
edit x seven 瀬戸内小豆島
- 住所:香川県小豆郡小豆島町安田甲144-21
- アクセス:バス停 「安田」から徒歩約3分
- チェックイン:15:00
- チェックアウト:11:00
- HP:https://editxseven.com/setouchi-shodoshima/
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Day 2 - ホテル朝食&チェックアウト&セルフロッカーで荷物預かり
↓10:53バス停「安田」で「田ノ浦映画村線の田ノ浦映画村行」に乗車
(所要約18分、11:11にバス停「田ノ浦映画村」下車)
Day 2 - 二十四の瞳映画村(滞在約3時間30分・ランチ含む)
壺井栄による名作小説を原作とした映画「二十四の瞳」のロケセットを改築した、日本映画・文学のテーマパーク。木造校舎や村が再現され、日本の昭和初期のノスタルジックな雰囲気が感じられる施設です。フォトスポットが多く、まるでその時代にタイムスリップしたかのような気分を味わえます。
敷地内には、作品の世界観や当時の暮らしを紹介する展示も楽しめるほか、映画館「松竹座」では、「二十四の瞳」を常時上映(繁体字字幕付き)しています。また、カフェ「Caféシネマ倶楽部」では、昔ながらの給食を食べられます。
二十四の瞳映画村
- 住所:香川県小豆郡小豆島町田浦931
- アクセス:バス停「田ノ浦映田ノ浦映画村」からすぐ
- 営業時間:9:00~17:00
- 定休日:無休
- HP:https://www.24hitomi.or.jp/
↓14:25 バス停「田ノ浦映画村」で小豆島オリーブバス田ノ浦映画村線 土庄港行に乗車
(所要約20分、14:45にバス停「丸金前」下車)
Day 2 - マルキン醤油記念館(約45分)
約400年の歴史がある小豆島の醤油づくり。木桶を使った伝統的な製法で醤油を作っています。登録有形文化財に登録された合掌造りの歴史ある建物で、敷地内にある「マルキン醤油記念館」では醤油造りの歴史や製造方法について、明治時代以降に使われていた道具やパネルを使って分かりやすく紹介しています。また、実際に工場で使っている「もろみ」と「ろ布」を使って、手押しの小型しぼり機で醤油を絞る「もろみしぼり体験」も可能(予約方法、確認します)。醤油は試食もできますよ!
物産館では、天然醸造蔵の木桶で仕込んだ「生しょうゆ」、限定の醤油やキャラメルに似た独特の風味が楽しめる「しょうゆソフトクリーム」を販売しています。
マルキン醤油記念館
- 住所:香川県小豆郡小豆島町苗羽甲1850
- アクセス:バス停「丸金前」下車すぐ
- 営業時間:9:00~16:00
- 料金:大人(中学生以上)500円、子供(小学生)250円、幼児無料
- 定休日:2026年は6月9日(火)、6月16日(火) ※不定休となる場合あり
- HP:https://marukin.moritakk.com/kinenkan/
↓15: 30〜15:40徒歩約10分
Day 2 - 小豆島酒造MORIKUNI(約1時間)
小豆島で唯一の小さな酒蔵で、オリーブ酵母での酒造りや酒米作りなどに取り組んでいます。小豆島酒造が提供するお酒の特徴は色がついていること。活性炭濾過やブレンドをせず、絞ったままの山吹色をしています。築約70年の佃煮工場をリノベーションした店内は、レトロで趣のある落ち着いた空間が広がり、ゆったりとした時間を過ごせます。併設のギャラリーでは、酒造りの道具や古道具が展示されています。CAFÉ&BARでは、バータイムは利き酒セットや、「MORIKUNI吟醸酒」を使ったカクテル「侍」、カフェタイムは酒粕を使った手作りのお菓子や飲み物を味わえます。
また、MORIKUNIから徒歩1分の場所には酒蔵が経営するパン屋、MORIKUNIベーカリーもあります。酒米の山田錦を使ったコッペパン、通称「コメコッペ」のおすすめは、出来立ての揚げパンと酒粕あんこ。小豆島酒造の酒粕、香川の「カキ三コーヒー」のオーガニック豆を使った「甘酒」「コーヒー」もおすすめです。
小豆島酒造MORIKUNI
- 住所:香川県小豆郡小豆島町馬木甲1010-1
- アクセス:バス停「馬木」から徒歩約3分
- 営業時間:
- ギャラリー&ショップ:9:00~17:00(定休日:木曜)
- Cafe&Bar:11:00~17:00(LO16:30)(定休日:木曜)
- MORIKUNIベーカリー:9:00~17:00(LO16:30)(定休日:水・木曜)
- HP:https://www.morikuni.jp/
↓17: 00〜17:15徒歩約15分(ホテルで荷物を取り出す)
↓17:29バス停「安田」で小豆島オリーブバス「南廻り福田線 土庄港行」に乗車
(所要約39分、18:08にバス停「土庄港」下車)
↓18:40土庄港発、フェリーにて19:45高松港到着
小豆島の国際的なイベント
瀬戸内国際芸術祭
瀬戸内海の島々を舞台に3年に1度開催される「日本最大級の現代アートの祭典」。略称は「瀬戸芸」。約100日間の会期は、春・夏・秋の3シーズンに分かれていて、季節ごとに瀬戸内の魅力が体験できます。2025年に第6回が開催されたため、次回は2028年(予定)です。
- 瀬戸内国際芸術祭:https://setouchi-artfest.jp/
小豆島オリーブマラソン全国大会
毎年5月に小豆島で開催されるマラソン大会で、10キロとハーフの2種目。2026年度は、5月17に日開催予定。オリーブの島として知られる地中海風の海岸沿いを走り、醤油蔵の町並みや景色を楽しみながら走るとあって人気のイベントです。
- 小豆島オリーブマラソン全国大会:https://www.town.shodoshima.lg.jp/
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小豆島の買っておきたいお土産2選
オリーブオイル・オリーブ商品
調味料として使用するオリーブオイル、品質の高いエキストラバージンオイルだけでなく、オリーブタルトクッキー、オリーブパイ、オリーブチョコレートなどのオリーブ菓子、スキンケア商品など多彩に揃っています。オリーブ関連の商品を探したいのなら、道の駅小豆島オリーブ公園と土庄港観光センターは品揃えが豊富です。
醬油
小豆島の醤油は「木桶仕込み」が特徴で、深い旨みと香りが魅力。伝統的な天然醸造で、まろやかな香りと強い旨味が、刺身・卵かけご飯・煮物に相性抜群。醤油だけでなく、醤油ソフトクリーム、醤油せんべい、醤油プリンなどの醤油スイーツ・醤油調味料も豊富に揃っています。
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