芸能人や著名人にもファンが多い人気ベーカリー「TruffleBAKERY(トリュフベーカリー)」が、2025年7月4日、山梨県北杜市に「TruffleBAKERY南八ヶ岳」をグランドオープンさせました!
この新店舗は、これまでのベーカリー、カフェに加えて「ラボ」の機能を備えたブランド最大の拠点。「天然水から生まれるパン」をテーマに、南八ヶ岳の豊かな水を核としたパン作りに挑戦します。なんと毎週新しい商品を発表するんだとか!
今回は、特別にご招待いただき、オープンに先駆けて「FUN! JAPAN」エディターが「TruffleBAKERY南八ヶ岳」を訪問!ここでしか味わえないおいしい体験を徹底レポートします。
TruffleBAKERYとは?

TruffleBAKERYは、ヨーロッパの高品質な専門食材を取り扱うWEB通販サイト「ハイ食材室」を運営するDRESSTABLEが手掛けるベーカリー。「毎日食べるパンだから、おいしい素材とほんの少しの豊かさを」をコンセプトに2017年12月に東京・門前仲町にオープンしました。特別感を出すために、あえて人通りが少ない場所を選んだそうですが、瞬く間にパン好きの間で話題に。今では姉妹店を含み、国内に25店舗、さらに海外にも1店舗を展開するほどの人気ベーカリーとなりました(2025年7月現在)。
看板商品は「白トリュフの塩パン」
TruffleBAKERYの看板商品といえば、何と言っても「白トリュフの塩パン」!某有名アイドルが撮影現場の差し入れとして選んだというエピソードはあまりにも有名です。
このパンの主役は、トリュフの中でも特に香りが強く、希少な“白トリュフ”。その芳醇な香りを最大限に引き出すため、生地にも強いこだわりが詰まっています。使用するのはカナダ産の一等粉と、贅沢な100%フレッシュバター。軽い口当たりで、口に含むと、ふんわりと鼻に抜けるトリュフの香り。絶妙な塩味のバランスがたまらない逸品です。
新店舗「TruffleBAKERY南八ヶ岳」の魅力をレポート!
「TruffleBAKERY南八ヶ岳」は、ラボ、ベーカリー、カフェの3つの機能を併せ持つ複合施設です。まるで物語に出てきそうなエントランスを通り抜けると、広大な敷地に南八ヶ岳の豊かな自然と見事に調和した美しい建物が目に飛び込みます。
全面ガラス張りの美しいカフェエリア
全面ガラス張りのこの建物はカフェエリアです。ガラスの向こうに映る豊かな緑がそのまま室内に続いているかのよう。開放感があり、とても気持ちのよい場所です。
このカフェでは「八ヶ岳の天然水」を使ったコーヒーやジュースを味わうことができます。また、ソフトクリームも用意されており、訪れた際にはぜひ味わってみてほしい一品です。
もちろん、ベーカリーエリアで購入したパンをこちらでゆっくりとイートインすることも可能。雄大な自然を眺めながら、こだわりのドリンクとパンを堪能する時間は、まさに至福のひとときです。
まるで映画館のようなラボ&ベーカリーエリア
カフェエリアを後にし、さらに敷地内を進むと、ひときわ目を引くラボ&ベーカリーエリアが見えてきます。
中はまるで映画館のように、厨房というスクリーンに向かって緩やかに下っていく設計になっています。これは、パン作りにおいて主役はあくまで「パン職人」であるというTruffleBAKERYの考えから生まれたもの。職人たちの仕事に光を当て、その真剣な姿をゲストが間近で見られるようにという思いから、この印象的な空間をつくったそうです。
商品開発における3つのこだわり
TruffleBAKERYが東京から南八ヶ岳へと開発拠点を移した背景には、この地ならではの豊かな自然と素材を活かした、新たなパン作りへの強いこだわりがあります。今後は、以下の3つの点に重点を置いて商品開発に取り組むそうです。
季節のフルーツから抽出した天然酵母を使う
南八ヶ岳は、天然水だけでなく、さくらんぼ、すもも、ブルーベリーなど、さまざまな果物も豊富に実るエリア。これらの恵みを活かし、フルーツ由来の天然酵母を取り入れることで、この土地ならではの風味と深みをパンにもたらす。
手ごね、自然で発酵させる
機械に頼らず、職人の手によって生地をこね、自然の力でじっくりと発酵させることで、機械では決して生み出せない、素朴ながらも深い味わいを生む。
乳酸菌アロマ天然水を使用する
「天然水を使う」というこだわりに加え、乳酸菌とアロマを組み合わせた特別な水を用いることで、パンに独特の歯切れの良さと、ほんのりとした甘みが加わり、TruffleBAKERY が目指す「時代に合ったパン」に。
新店舗で生まれるパンの味わいは?実食レポート!
「TruffleBAKERY南八ヶ岳」で生まれるパンは、一体どのような味わいなのでしょうか?いくつか試食したなかで、特に印象に残ったパンをご紹介します!
天然水ブレッド 580円
今回の試食で、スタッフの方が「一番のおすすめ」だと教えてくれたパンです。一口食べると、小麦の素朴な味わいが広がるものの、驚くほど歯切れがよく、軽やかな口当たりが新鮮!まさに「新しい食事パン」という印象でした。
麓のまるごとカブ 626円
その名の通り、丸ごとのカブがパンの上に大胆に乗せられたパン。一見食べにくそうに見えますが、カブは柔らかく煮込まれているため、するりと口に入ります。カブの下に敷かれた優しい味わいのホワイトソースが、さらにカブの甘みを引き立てるいい仕事をしていました。
TRUFFLE SALT DONUT 430円
白トリュフを入れたクリームをたっぷりと絞った生ドーナツ。ドーナツ自体の甘さがありながらも、クリームに効かせた塩味が絶妙なアクセントとなり、甘じょっぱい新しい味わいを生み出しています。TruffleBAKERYらしい、意外性のある一品。
ルバーブのクリームパン 498円
夏の時期に旬を迎えるルバーブのコンポートを、特製のクリームと合わせたクリームパンです。ルバーブ特有の爽やかな酸味がクリームと見事に調和し、口の中に広がるすっきりとした甘さが印象的でした。
南八ケ岳から生まれた「おいしい」が全国へ
今回試食したパンは、どれも新鮮な美味しさと驚きを与えてくれました。今後も、「TruffleBAKERY南八ヶ岳」からどんな新しいパンが生まれ、全国へと広がっていくのか、その未来が非常に楽しみです。
さらに、将来的にはこの場所でレストランのオープンやファーマーズマーケットも予定しているそうで、TruffleBAKERYの新たな挑戦となるこの拠点の進化も楽しみでなりません。
都心から少し足を延ばす必要はありますが、まさにここでしか味わえない、特別なパン体験が詰まった場所でした。この特別な場所へ、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
Spot Information
住所:山梨県北杜市大泉町西井出字石堂8240-6728
アクセス:甲斐大泉駅から徒歩25分、長坂ICから車で15分(駐車場あり)
営業時間:【カフェ】月・木・金・土日祝 8:00~17:00【ベーカリー】金・土日祝 8:00~17:00
定休日:火・水
公式サイト:https://truffle-bakery.com/
「TruffleBAKERY南八ヶ岳」周辺のおすすめ観光スポット
最後に「TruffleBAKERY南八ヶ岳」と一緒に訪れたい周辺のおすすめ観光スポットをご紹介します。いずれも車で30分以内です。
山梨県立 まきば公園

八ヶ岳南麓に広がる県立八ヶ岳牧場の一部を開放してつくられた公園。公園ではどうぶつたちと触れ合えるほか、併設のレストランでは標高1,400mから眺める雄大な自然を楽しみながらおいしい食事がいただける。
Spot Information
住所:山梨県北杜市大泉町西井出8240-1
アクセス:甲斐大泉駅もしくは清里駅からタクシーで10分。長坂ICから車で20分(駐車場あり)
営業時間:9:00~17:00、【レストラン】11:00~15:00
定休日:毎週月曜日、【レストラン】なし(12月1日~3月31日は毎週火曜日)
公式サイト:https://www.yatuboku.jp/makiba-home
吐竜の滝

川俣川渓谷にある小さな滝。岩間から流れ落ちる滝の水が絹糸のように美しいと有名。トレッキングも楽しめる。
Spot Information
住所:北杜市大泉町西井出
アクセス:甲斐大泉駅もしくは清里駅からタクシーで10分。長坂ICから車で20分(駐車場あり)
清泉寮

八ヶ岳の雄大な景色を望む清里高原に立つ観光施設です。広大な敷地内には宿泊施設、ショップ、レストラン、ミュージアム、牧場などがあり、豊かな自然に囲まれた環境でゆったりとした時間を過ごすことができます。名物は「清泉寮ソフトクリーム」!
Spot Information
住所:山梨県北杜市高根町清里3545
アクセス:清里駅からピクニックバス、タクシーで5分 (無料駐車場あり)
公式サイト:https://seisenryo.jp/
※営業時間は施設ごとに異なります。
萌木の村

日本最大級のナチュラルガーデンを擁する複合観光エリア。レストラン「萌木の村ROCK」やオルゴール博物館「ホール・オブ・ホールズ」が有名。夏には日本唯一の長期野外バレエ公演が行われる。
Spot Information
住所:山梨県北杜市高根町清里3545
アクセス:清里駅から徒歩10分、長坂ICから車で20分(駐車場あり)
公式サイト:https://www.moeginomura.co.jp/
※営業時間は施設ごとに異なります。
中村キース・ヘリング美術館

館長である中村和男氏が蒐集したキース・ヘリングのコレクションが300点のほか、生前に制作されたグッズなど700点以上の資料を収蔵。美術館のテーマである「闇から希望へ」を体現した建築家・北川原温氏が設計した建物も見どころです。
Spot Information
住所:山梨県北杜市小淵沢町10249-7
アクセス:小淵沢駅からタクシーで8分、小淵ICから車で6分(駐車場あり)
営業時間:9:00-17:00(最終入館16:30)
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