年越し(Toshikoshi)と初詣(Hatsumode)に関する豆知識 日本の年末年始の過ごし方

年越し(Toshikoshi)と初詣(Hatsumode)に関する豆知識 日本の年末年始と新年の過ごし方
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日本では、クリスマスが終わると、街が一気に年末年始ムードになり、誰もが大掃除をしたり、大晦日の年越しやお正月の準備に追われます。あなたは、年越しそばや、雑煮、おせち料理、初詣、お年玉など、日本のお正月の風習をいくつ知っていますか?
今日は日本ならではの年末年始の風習やグルメについて紹介します。

年越しそば(Toshikoshi soba)正月三が日(Shogatsu-sanganichi)とは?

大晦日(Omisoka)や正月三が日(Shogatsu-sanganichi)とは?

大晦日(Omisoka)や正月三が日(Shogatsu-sanganichi)とは?

12月の最終日は、日本では「大晦日(おおみそか)」と呼ばれ、年神様を迎える準備をする日のことを言います。1月1日から3日までは「正月三が日(しょうがつさんがにち)」といい、家族や親戚で集まり、新年をお祝いします。

なお、12月29日頃から1月3日頃までの年末年始(ねんまつねんし)の期間は、多くの観光スポットやレストラン、ショップが休業となりますので、この期間に日本を訪れる予定の方はご注意ください。

日本の年越し準備・大晦日&正月の過ごし方-How to prepare for New Year? 

日本の年越し準備・大晦日&正月の過ごし方-How to prepare for New Year?
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日本では、12月末になると家庭や職場で、1年間に溜まった埃を払うための「大掃除(おおそうじ)」を行います。

正月飾りを置く場合も多く、玄関のドアの前に、神様が迷わずに家に来られるよう「しめ縄(なわ)」と「門松(かどまつ)」を飾ります。また、家の中には「鏡餅(かがみもち)」という、大小の丸い餅を段状に積み重ね、その上にミカンなどが飾り付けされている飾りを置き、神様に捧げます。

日本の年越し準備・大晦日&正月の過ごし方-How to prepare for New Year?

多くの日本人は、12月31日の「大晦日(おおみそか)」に「年越(としこ)しそば」を食べます。
大晦日になぜ年越しそばを食べるかには様々な説があり、細長い麺が「長生き」の意味を持つ、とか、 蕎麦は他の麺類に比べて切れやすいことから「今年1年の災厄(やくさい)を断ち切る」意味がある、等ともいわれています。
年越しそばの上には、エビの天ぷらをのせることが多いのですが、これは海老の長いひげと湾曲した姿が、老人の姿に似ていて長寿を象徴するからという説や、エビが火を通すと赤くなるため、めでたく縁起が良いから、とも言われています。海老は、お正月料理の定番の具材で、年越しそば以外のおせち料理などでもよく食べられます。海老をはじめ、正月に食べるおせち料理について詳しく知りたい場合は過去記事「
新年に食べる日本のお正月料理:おせち料理(御節料理)」をご覧ください。

そして、大晦日の年越しのメインイベントといえば除夜の鐘(じょやのかね)!除夜の鐘とは、12月31日の除夜(大晦日の夜)の深夜(しんや)0時の時間帯に、寺院の梵鐘(ぼんしょう)を撞(つ)くことです。多(おお)くの日本人は、年越しそばを食べてからお寺に向かい、鐘の音(ね)を聞きます。
除夜の鐘は、仏教行事の一つで、僧侶(そうりょ)が鐘を108回つくですが、これは煩悩(ぼんのう)と呼ばれる、世界中の人々の「悩みや苦しみなど心のけがれ」の数と言われており、鐘をつくことで人間の煩悩を除くことを願う年中行事を「除夜の鐘」と呼びます。

初夢、初日の出、初詣...
日本人は新年の"初”を大事にする

初夢、初日の出、初詣

日本では新しい年に最初に行うことを「初●●」と呼び、非常に大事にします。
たとえば、新年の初日(しょにち)にあたる1月1日の朝、朝日(あさひ)が昇る様子を鑑賞することを「初日の出(Hatsu-hi-no-de)」と呼びます。日本人は、初日の出を見るために、富士山(Mount Fuji)をはじめ標高の高い山に登山したり、高台にのぼったりして朝日を見ます。

初日の出を見終わったら、寺や神社にお参りに行き参拝する「初詣(Hatsu-moude)」。さらに、初日の出や初詣以外にも、新年に初めて見る夢を「初夢(Hatsu-yume)」、初めて笑うことを「初笑(Hatsu-warai)い」などとも言(い)います。

年末年始ならではのグルメ

年末年始ならではのグルメ
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1月1日から3日の正月三が日の期間(きかん)、日本人はおせち料理や雑煮などの伝統的な正月グルメを食べたり、福笑いやかるた、凧揚げなどの正月遊び、ゲームなどをして家族で団らんします。

前述したように、大みそかには年越しそばを食べる家庭が多いのですが、地域によってはトッピングが異なり、海老やニシンなどもあります。

年末年始ならではのグルメ
年末年始ならではのグルメ

お正月に食べるお祝いの料理といえばおせち料理です。
これは、黒豆や数の子、焼き海老、紅白なます、伊達巻など、長寿や無病息災の願いが込められたおかずや、縁起物の食材を「重箱」と呼ばれる弁当箱に詰めた会席弁当のようなものです。
もうひとつの正月料理の定番は、「お雑煮」と呼ばれるもので、大根や人参、地域によっては魚介類などを味噌や醤油で煮込んだ汁物のことを言います。
お雑煮のスープや具材は地域によって異なり、全国的にはお餅を入れる雑煮が多いのですが、そのお餅の種類も地域によって様々で、角餅や丸餅、あんこ餅を入れる地域などもあります。
※魚のすり身と卵を混ぜて焼いたもの

年末年始ならではのグルメ
年末年始ならではのグルメ

お正月ならではの飲み物もあります。

正月期間によく飲まれる、祝い酒のことを"お屠蘇(Toso)"と言います。お屠蘇は、一年間の邪気を払い長寿を願ってお正月に飲むお酒です。
甘酒(Ama-zake)は、米とから作られる、お寺で見られるもうひとつの新年の飲み物です。このように、お正月にはおいしいものがたくさんありますが、そのため、この冬休み期間中に体重(たいじゅう)が増えてしまう人も珍しくありません。

※日本の伝統的な発酵食品

正月グルメはスーパー・コンビニでも手軽に楽しめる!

正月グルメはスーパー・コンビニでも手軽に楽しめる!

お正月の時期に訪日旅行する方は、ぜひスーパーやコンビニに行ってみてください。
重箱に入ったおせち料理は予約制なので、当日買うのは難しいのですが、黒豆や伊達巻、かまぼこなどは、スーパーなどでバラ売りされています。食べてみたいものを選んで購入し、ホテルで食べてみるのも正月ならではの楽しみ方かもしれません。

また、日本では正月期間に親や親せきなど大人が子供に「お年玉(Otoshidama)」を上げる習慣があります。お年玉とは、お年玉袋にお小遣いを入れてプレゼントすることで、古くからお年玉(としだま)と呼ばれています。

そのため、この時期、文具店やコンビニでは、人気のアニメキャラクターなどが描かれたかわいいお年玉袋がたくさん売られます。こちらを、訪日旅行のお土産に購入するのもおすすめですよ。

正月グルメはスーパー・コンビニでも手軽に楽しめる!

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