グルメも会話もなにわ流にこだわる大阪編! 【日本の47都道府県 ここがすごいぞ発掘シリーズ vol.3】

  • July 15, 2021
  • Aug 28, 2023
  • Asami Koga

グルメも会話もなにわ流にこだわる大阪編! 【日本の47都道府県 ここがすごいぞ発掘シリーズ vol.3】

日本(にほん)には、全部で47の都道府県(とどうふけん)があります。

豊(ゆた)かな自然(しぜん)や街並(まちな)み、グルメなど、各県(かくけん)ごとに見(み)どころやアクティビティも異(こと)なります。

この記事(きじ)では、各都道府県の特色(とくしょく)やおすすめの観光スポット、地元民(じもとみん)も愛(あい)するグルメ、県民性(けんみんせい)などを紹介(しょうかい)します。

第3弾(だいさんだん)は、大阪府(おおさかふ)。食(く)い倒(だお)れの街(まち)と呼ばれ、かつては商業都市(しょうぎょうとし)として栄(さか)えた街(まち)ならではの、食(しょく)へのこだわりや県民性(けんみんせい)に注目(ちゅうもく)!

たこ焼き器は 一家に一台が常識⁉

たこ焼き器は 一家に一台が常識⁉

大阪では、多(おお)くの家庭(かてい)が、たこ焼(や)き器(き)を一家(いっか)に一台(いちだい)常備(じょうび)しています。そのため、たこ焼きは買うものではなく家庭で作るもの、という感覚(かんかく)が強(つよ)く、各家庭(かくかてい)で生地(きじ)の作(つく)り方(かた)や具材(ぐざい)、焼(や)き加減(かげん)にこだわりがあります。

食卓(しょくたく)の真(ま)ん中(なか)にたこ焼き器を置(お)いて、たこ焼きをおかずに白米(はくまい)を食(た)べる光景(こうけい)は、大阪の日常(にちじょう)だとか。

要注意!串カツのソース二度づけは禁止!

要注意!串カツのソース二度づけは禁止!

通天閣(つうてんかく)の名物(めいぶつ)グルメといえば「串(くし)カツ」。肉(にく)や野菜(やさい)を串に刺(さ)し、衣(ころも)をつけ、油(あぶら)で揚(あ)げる料理(りょうり)です。どのお店(みせ)でも、串カツにつけるソースは、ひとつの器(うつわ)で複数(ふくすう)でシェアするスタイル。だから、自分(じぶん)が食(た)べるとき、一度(いちど)串カツをソースにつけて口(くち)に入(い)れたら、同(おな)じ串カツをまたソースにつける「二度(にど)づけ」はマナー違反(いはん)とされています。

何のため?大阪のおばちゃんは、カバンの中に必ず飴を常備

何のため?大阪のおばちゃんは、カバンの中に必ず飴を常備

飴(あめ)のことを「飴ちゃん」と呼(よ)ぶほど、大阪人(おおさかじん)は飴への愛着(あいちゃく)が強(つよ)いです。大阪市内(おおさかしない)には飴のメーカーもたくさんあります!

とてもユニークなのは、大阪のおばちゃんのカバンの中には、必(かなら)ずといっていいほど飴玉(あめだま)が入(はい)っているということ。
たとえ初対面(しょたいめん)の相手(あいて)でも、ちょっと話(はな)して親(した)しみを感(かん)じた相手(あいて)には、「アメちゃんあげるわ」と勧(すす)めて、無理(むり)にでも渡(わた)そうとするそう。
コミュニケーションのひとつと考(かんが)えているようです。

擬音を使わないと喋れない

擬音を使わないと喋れない

例(たと)えば、目的地(もくてきち)への道順(みちじゅん)を教(おしえる)えるときも、「そこをピュッと行(い)って、角(かど)をギューンッて曲(ま)がったところにドカンッてあったと思(おも)うよ」などと教えるそう。
これが大阪流(おおさかりゅう)の説明(せつめい)だと理解(りかい)しておきましょう。

日常会話がノリとツッコミ

大阪では、ノリとツッコミが上手(うま)い人(ひと)が愛(あい)される人(ひと)の条件(じょうけん)のひとつ。しかし、大阪人だからといって、常(つね)に面白(おもしろ)いことを返(かえ)してくれると思(おも)い、ハードルを上(あ)げられてしまうのが大阪の人の悩(なや)みだとか。

値切りは文化

値切りは文化

どんなお店(みせ)でもまずは値段交渉(ねだんこうしょう)にチャレンジしてみるのが大阪人。
とにもかくにも、目当(めあ)ての商品(しょうひん)があれば、店員(てんいん)に

「これなんぼになんの?(How much can you make it cheaper?)」と聞(き)くところから始(はじ)まります。自分(じぶん)がいいものを安(やす)く買(か)ったときは「なんぼに見える?(How much do you think it is?)」と言い、買(か)い物(もの)上手(じょうず)ぶりを自慢(じまん)します。

人との距離感が近い&人情に溢れている

大阪人は非常(ひじょう)に人懐(ひとなつ)っこい性格(せいかく)。隣(となり)の見知(みし)らぬ人(ひと)にも普通(ふつう)に話(はな)しかけます。初対面(しょたいめん)でいきなり年収(ねんしゅう)を聞(き)かれることも。
時(とき)には近(ちか)すぎると思(おもう)うこともありますが、義理人情(ぎりにんじょう)という日本人(にほんじん)らしい美徳(びとく)や、人(ひと)の温(あたた)かみを感(かん)じられる街であることは確かです。

例(たと)えば、バスや電車(でんしゃ)で何(なに)か失(な)くした時(とき)に、その場(ば)に居(い)あわせた人全員(ひとぜんいん)が探(さが)し始(はじ)めたり、道(みち)がわからなくてキョロキョロしていると、声(こえ)をかけてきて教(おし)えてくれたり、なんてことはよくある話(はなし)だそうですよ!

いかがでしたか?ぜひ、コメント欄(らん)で感想(かんそう)をお聞(き)かせください。

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