東京駅から東海道新幹線で大阪に行こう!東京と大阪を一度に巡りたい人は必見

  • June 29, 2022
  • Aug 28, 2023
  • Cody Ng

初めて日本を旅するなら、2大都市の東京と大阪に行きたい外国人は多いと思います。しかし、東京と大阪は500kmも離れていることを知っているでしょうか?国内線の飛行機を利用すれば約1時間で行けますが、チェックインの時間を含めればそれ以上かかります。しかし、新幹線を利用すれば、東京駅で乗車し、2時間半で大阪駅に到着...とても便利!今回は、東京駅で乗車して大阪まで行ける新幹線の種類を紹介します。

日本の新幹線とは?

新幹線はとにかく早い!

提供:JR東海

「新幹線」とは日本の高速鉄道の名称で、時速200km以上の高速で走行できる列車のこと。日本で新幹線が初めて登場したのは、1964年10月1日に開通した東京~大阪間の東海道新幹線でした。新幹線は最高時速約285kmという超高速で走行しますが、卓越した安全性で信頼されています。遠距離を移動する場合は、「在来線」と呼ばれる普通の列車より、新幹線を利用するのがおすすめです。

指定席と自由席、どっちがいい?

「指定席」は文字通り、乗る列車や座席を指定することができます。一方で、「自由席」は特定の乗車日と乗車区間の範囲内であれば、どの時間帯の新幹線でも乗車できます。しかし、席の予約ができないため、長時間の移動の場合は事前に席を確保できる指定席の方がおすすめです。

新幹線のグリーン車は飛行機のファーストクラスみたい?

提供:JR東海

新幹線の車両は、「普通車」と「グリーン車」に分かれています。一般的に、グリーン車は普通車より座席が広く、設備も優れていることが特徴です。例えれば、飛行機のエコノミークラス(普通車)とファーストクラス(グリーン車)といったイメージ。普通車とグリーン車ではチケットの価格が違うので、購入の際にはご注意を。

東京から大阪まで行くなら東海道新幹線を利用しよう!

東京駅はとても広く、新幹線や在来線、私鉄各線が乗り入れています。その中に、日本の北は北海道から南の九州まで、短時間で行ける新幹線は合計7つあります。

それは北海道新幹線、秋田新幹線、山形新幹線、東北新幹線、上越新幹線、北陸新幹線、東海道・山陽新幹線。

東京駅から新大阪駅の間を走る新幹線は、「東海道新幹線」と呼ばれ、新大阪から九州の博多駅(福岡)の間を走る新幹線は「山陽新幹線」と呼ばれます。東海道新幹線は山陽新幹線と直通運転を行っているため、東京駅で新幹線に乗れば、乗り換えなしで博多まで行くことができます。

のぞみ、ひかり、こだまの違いは?

提供:JR東海

在来線と違って、新幹線はそれぞれの車両に愛称が付けられています。東海道新幹線の列車は「のぞみ」「ひかり」「こだま」の3種類。座席配置はどれも同じですが、列車によって停車駅などが異なるので、自分の要望や旅の日程に応じて列車を選びましょう。

3種の列車の中で、のぞみの停車駅が一番少なく、東京駅から新大阪駅までの最も短時間で移動します。


のぞみ
ひかり 
こだま
最高速度
285km
285km
285km
発車頻度
1時間に最大12本
1時間に最大2本
1時間に最大3本
東京駅~新大阪駅の所要時間(最短)
2時間21分
2時間45分3時間42分
車内販売
あり
あり
なし
チケットの価格
(普通車指定席、通常期)
14,720円 
14,400円 
14,400円

外国人専用の乗車券(JR PASS)で「ひかり」と「こだま」の列車を利用すれば、更にお得になるので、日本を訪れる際はチェックしてみてください。

※JR PASSは、「のぞみ」には使用できません。

新幹線の楽しみ方は?快適さは抜群!

提供:JR東海

「新幹線」と「在来線」の車両は大きく異なります。新幹線の一番の特徴は、車内のサービスや設備が充実しているところです。新幹線の車両にはトイレや、洗面室、喫煙ルームの施設が設置されているので、長時間でも安心して乗車できます。

新幹線の座席は、普通の電車のような「両側に横一列」ではなく、2人掛けか3人掛けの席が縦に並んでいて、移動中に窓側の席から富士山や海の景色を眺めることができます。ゆったりした席に手持ちのスーツケースを置くスペースもあります。さらに、座席の背もたれの角度まで自由に調整できます。また、席の前にある折り畳みテーブルを利用すれば、車内販売で買った駅弁などを食べられます。朝一で出発しても車内で朝ご飯を済ませることができますね!

また、モバイルコンセントや、無料Wifiなども利用できるので、快適な空間でパソコンやスマートフォンで映画や音楽を楽しみながら移動しましょう。

さあ、東海道新幹線のチケットを購入しよう!

新幹線のチケットはどうやって、どこで購入すればいい?以下で紹介します。

乗車券のほかに、新幹線特急券が必要!

新幹線のチケットは「乗車券」と「特急券」の両方が必要ですが、チケットが2枚になる場合もあれば、1枚で乗車券・特急券を兼ねているのもあるので、注意しましょう。「乗車券」は普通の電車に乗る時の切符と同じものです。「特急券」は特別に「速く」・「快適に」移動できるアップグレードした列車に必要なチケットです。

チケットの購入方法

インターネット、駅の切符販売機、JRのみどりの窓口でも新幹線のチケットを購入することができます。不安な人は、スタッフがいる「みどりの窓口」で購入した方がいいでしょう。また、普通車かグリーン車や、自由席か指定席によって、チケットの価格が異なります。みどりの窓口で購入する場合は、どのチケットが良いか事前に決めて、記入した「乗車券・特急券申込書」をみどりの窓口のスタッフに渡すとスムーズです。

なお、JR PASSを購入した人も、指定席を利用する場合は事前に席を予約する必要があるので、乗車前にお忘れなく!

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