『頭文字D』マンホールを探せ!群馬県渋川市で楽しむアニメ聖地巡礼の旅

漫画・アニメ『頭文字D』の舞台モデルとなった榛名山(秋名山)以外に、群馬県の渋川市も聖地巡礼スポットの一つ!そこには、『頭文字 D』の主人公・藤原拓海をはじめとするキャラクターたちが描かれた、7 種類の特別なマンホールが設置されています。これらは、原作者・しげの秀一先生の監修のもと、アニメの作画監督を務めた横山愛氏が特別に描き下ろしたもので、ファンにはたまらないスポットとなっています!

今回は、群馬県渋川市でマンホールを一つずつ見つけていく宝探しのような特別な体験をご紹介します。アニメの世界が融合した群馬聖地巡礼の旅を楽しみましょう♪

漫画・アニメ『頭文字D』の舞台:群馬県渋川市

大人気漫画・アニメ『頭文字D』は、主人公の藤原拓海が、父親の店の豆腐配達で培ったドライビングテクニックで、愛車のAE86トレノ(ハチロク)を駆り、地元の走り屋チームと公道レースを繰り広げる物語。2005年には香港で実写映画が公開され、香港や台湾などを中心にアジア圏で人気を集めました。

作品の中心舞台「秋名山」は、群馬県の榛名山がモデルとなっており、群馬県内には『頭文字D』の舞台が点在していますが、特に群馬県渋川市に多くあります。例えば、人気温泉地の伊香保温泉も作中に登場し、聖地巡礼温泉観光を一度に楽しめるロケーションです。

渋川市は2020年から『頭文字D』とのコラボレーションを開始。新劇場版シリーズの作画監督・横山愛氏が描き下ろした特別なデザインのオリジナルマンホールが市内7か所に設置されたほか、コラボグッズの販売も行われ、新たな聖地巡礼スポットとして国内外から多くのファンが訪れています。

『頭文字D』マンホール巡りの楽しみ方を完全ガイド!

マンホールカード

渋川市で7つの頭文字Dマンホールを一つずつ見つけていくのは、まるで宝探しのような特別な体験です。それぞれ異なるキャラクターや名車が描かれたシーンを振り返ることも醍醐味!ここからは、マンホール巡りをより楽しむためのコツをご紹介します。

マンホールマップを確認しよう!

マンホール巡りの第一歩は、設置場所が記載されたマップの確認です。下記渋川市の特設ページ「頭文字D×SHIBUKAWA」から「デザインマンホール配置情報」のPDFファイルをダウンロードすることが可能。7か所の設置場所が分かりやすく記載されていて、スマートフォンに保存しておけば現地でいつでも確認できます。すべて見つけた時の達成感は格別!また、マンホールの位置だけでなく、周辺の観光スポットや駐車場情報も記載されているため、観光にも役に立ちますよ。

『頭文字D』マンホールの関連マップ:https://initiald-shibukawa.com/manhole.html

マンホールカードをゲットしよう!

マンホールカードは、下水道広報プラットホーム(GKP)が企画する、全国各地のご当地マンホールを紹介するコレクションカードです。日本のマンホール蓋は全国各地でデザインが異なり、その土地の文化や歴史、名所、名産品等が描かれています。

渋川地区名産品センター「しぶさん」 で配布している渋川市のマンホールカードは、藤原拓海と愛車のAE86が渋川駅前プラザを背景に描かれたデザインで、デザインの由来も記載されています。旅の記念として人気の高いアイテムです。

また、「しぶさん」ではオリジナルフレーム切手やコラボグッズを販売しています。渋川市を訪ねる時にはぜひ寄ってみてください!

群馬県渋川市×頭文字D(イニシャルD)コラボ企画

  • マンホールカード配布場所:渋川地区名産品センター「しぶさん」(渋川駅前プラザ)
  • 住所:群馬県渋川市渋川1832-27 渋川駅前プラザ1階
  • 営業時間:09:00~19:00
  • 休業日:年末年始(大晦日・元旦を除く)
  • 特設ページ: https://initiald-shibukawa.com/

ここからは、全7種類のマンホールを一つずつご紹介します。

マンホール①:藤原拓海 & AE86

主人公・藤原拓海と愛車AE86(ハチロク)が渋川駅前プラザを背景にファンを出迎えるデザイン。拓海の真剣な表情がカッコよくて、ハチロクと並んで印象的に描かれています。「しぶさん」でマンホールカードを受け取った後、すぐに記念撮影ができる場所に位置。渋川駅前は原作にも登場する場所で、作品の世界観を感じられるスポットです。

  • 設置場所:渋川駅前プラザ前
  • 周辺スポット:「しぶさん」(マンホールカード配布・頭文字Dグッズ販売)、渋川駅

マンホール②: 藤原拓海 & 藤原とうふ店

藤原拓海と実家である藤原とうふ店が描かれたマンホール。 「藤原とうふ店」の前に立つ藤原拓海だけかと思ったら、よく見ると「あれ?父の藤原文太もいる!」。こういう細かい演出を見つけられて嬉しかったです。遊び心があって面白いですね!

親子の絆と、物語の始まりを感じさせる特別なデザイン。伊香保温泉街へ向かう途中の市営駐車場前に設置されており、車でのアクセスにも便利な立地です。

  • 設置場所:市営駐車場前
  • 周辺スポット:伊香保温泉街入口、旅館・飲食店など

マンホール③:佐藤真子 & 沙雪 & シルエイティ(インパクトブルー)

碓氷峠最速と呼ばれる女性走り屋コンビ「インパクトブルー」の佐藤真子と沙雪、そして彼女たちの愛車シルエイティが描かれたデザインです。青と白のシルエイティの美しいボディカラーと作品屈指の人気を誇る女性キャラクターたちの魅力を表現しています。

設置場所は、伊香保ゆかりの文人たちの足跡をたどれる散策路「文学の小径」にある公衆トイレ前。マンホール探しと合わせて、文学的な雰囲気も楽しみましょう。

  • 設置場所:公衆トイレ前(文学の小径)
  • 周辺スポット:文学の小径、伊香保温泉ロープウェイ、伊香保石段街

マンホール④:高橋兄弟(高橋涼介 & 高橋啓介)

藤原拓海の成長に大きな影響を与えた重要なキャラクター、「赤城レッドサンズ」を率いる高橋兄弟が温泉に浸かるマンホール。兄・涼介と弟・啓介は、藤原拓海の代表的なライバルであり、主人公に負けない人気キャラクターです。石段街の365段を上りきった先、伊香保神社の手前という達成感のある場所に設置されています。参拝とマンホール巡りを同時に楽しめる絶好のロケーションです。

  • 設置場所:伊香保神社下
  • 周辺スポット:伊香保神社、伊香保石段街上部、河鹿橋

マンホール⑤:藤原拓海 & 茂木なつき

藤原拓海と、物語の重要な要素である彼の彼女、茂木なつきが描かれたデザインです。二人の伊香保温泉デートを彷彿とさせるシーンがモチーフになっています。温泉街・石段街の入口にある広場という絶好の場所に設置されており、伊香保観光の起点として多くの人が訪れる場所。見逃さないように注意して探してみてくださいね!

  • 設置場所: 石段下広場
  • 周辺スポット:伊香保石段街、伊香保温泉観光情報コーナー、バスのりば・おりば

マンホール⑥: AE86 & RX-7(FD)& RX-7(FC)& シルエイティ

藤原拓海の愛車AE86、そして、高橋啓介のRX-7(FD)、高橋涼介のRX-7(FC)、佐藤真子のシルエイティという、作品を代表する4台の名車が一堂に会した豪華なデザイン。藤原拓海が原作に登場する走り屋チームの「秋名スピードスターズ」や「赤城レッドサンズ」との公道レースを思い出せるマンホールですね!4台の車がバランス良く配置され、それぞれの個性が際立つ構図。横山愛氏の描き下ろしならではの、細部まで描き込まれた車体が圧巻です。

  • 設置場所:アルウィン公園北駐車場内
  • 周辺スポット:ハワイ王国公使別邸、伊香保石段街

マンホール⑦:AE86 & RX-7(FD)

藤原拓海のAE86とライバル・高橋啓介のRX-7(FD)が並走する迫力の構図。バトルのスタートシーンを再現したデザインで、2台のマシンが躍動感あふれるフォルムで描かれています。作中の「秋名山ダウンヒルスタート地点」のモデルである榛名山の峠道はまさに聖地中の聖地!原作のイメージ通りの景色が広がり、ファンならテンションが上がること間違いなし!

  • 設置場所:ヤセオネ峠旧料金所跡
  • 周辺スポット:榛名山ドライブコース、榛名湖、榛名山ロープウェイ

マンホール巡りの休憩に!聖地カフェ「RacingCafe D`z-garage」

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マンホール巡りの途中で立ち寄りたいのが、『頭文字D』ファン必見のカフェ「RacingCafe D`z-garage」。店内には頭文字D関連のグッズや展示が満載で、ガレージ風のおしゃれな内装が特徴。渋川市の『頭文字D』オフィシャルグッズも販売されています。また、カフェ隣接のガレージに車が展示されていて、『頭文字D』ファンや車好きな方にはたまらない空間ですね!

RacingCafe D`z-garage

  • 住所:群馬県渋川市渋川3715-1
  • アクセス:
    • JR渋川駅から車で約10分、伊香保温泉へ向かう途中
    • 渋川駅から伊香保温泉行のバスで「折原十二社」下車
    • 車で渋川伊香保インターから伊香保、榛名方面へ15分
  • 営業時間:10:00~17:00
  • 定休日:水曜日
  • 公式サイト:http://dzgarage.com/

渋川市・伊香保温泉へのアクセス

東京都心から約2~3時間でアクセスでき、東京から出発して日帰りでも十分に楽しめる距離です。

高速バスを利用する場合は、新宿のバスタ新宿または東京駅八重洲南口から「上州ゆめぐり号」や「東京ゆめぐり号」が運行します。乗り換えなしで約2時間30分で到着するため、移動の負担が少なく快適です。

電車を利用する場合は、東京駅から上越新幹線または北陸新幹線で高崎駅まで約50分、そこからバス「伊香保温泉ライナー」に乗り換えて約1時間で石段街口に到着。新幹線とバスを組み合わせることで、高速バスより早く着くことができます。

渋川市で頭文字Dのマンホール巡りを楽しんだ後は、ぜひ伊香保温泉でゆっくりと疲れを癒してください。黄金の湯と白銀の湯の温泉や石段街のグルメなどが、あなたを待っています!

伊香保温泉の詳細はこちら:

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