
山梨県といえば、日本有数の果物の産地であり、豊かな自然と文化に育まれた土地。そんな山梨には、地元の素材をふんだんに使い、作り手のこだわりが詰まったお土産が数多くあります。この記事では、長年にわたって愛され続けている定番の和菓子から、ぶどうや桃を使ったスイーツ、さらには地元グルメをユニークにアレンジしたスナックまで、地元でしか出会えない珠玉の10品を厳選しました。
※記事で紹介した商品を購入したり予約をしたりすると、売上の一部がFUN! JAPANに還元されることがあります。
山梨のお土産はどこで買える?
山梨でお土産を買うなら、観光客に人気の高い駅や道の駅が狙い目です。
甲府駅や河口湖駅といった旅の拠点となる駅の構内には、地元の銘菓や限定スイーツを取り扱うお土産売店があり、電車の待ち時間や移動の合間に立ち寄りやすいのが魅力です。
また、車で旅をする方には「道の駅」もおすすめ。地元の農家や菓子職人による手づくりの商品が並び、その土地ならではの味わいが詰まったアイテムに出会えることも珍しくありません。
山梨でお土産を選ぶポイント
山梨は「フルーツ王国」として知られ、特に桃やぶどう、シャインマスカットなどの名産地として名高い地域。果実の風味を生かしたスイーツは、山梨のお土産としてとても人気があります。
また、山梨には「桔梗屋」や「シャトレーゼ」といった、全国的に知られる有名なスイーツショップや和菓子店が多く、それぞれが手がける山梨限定商品も見逃せません。地元の素材や伝統を活かした一品は、旅の記憶をより濃くしてくれることでしょう。
山梨で買える!おすすめの人気お土産10選
桔梗信玄餅 451円(2個入)


山梨土産の代名詞ともいえる「桔梗信玄餅(ききょうしんげんもち) 」。1968年の発売以来、桔梗屋が長年にわたり手がけるロングセラー商品で、全国にその名を知られる存在です。桔梗屋は1889年創業の老舗で、山梨に根差した和菓子作りを続けています。
桔梗信玄餅は、小さな容器にきな粉をたっぷりまぶしたお餅が並び、別添えの黒蜜をかけていただくスタイル。この黒蜜は、砂糖を原料に精製糖を加えて炊き上げる独自製法で、濃厚ながらすっきりとした甘さが特徴です。もちもちとした弾力あるお餅、香ばしいきな粉、深いコクを持つ黒蜜が一体となることで、飽きのこない味わいを生み出しています。
食べ方もユニークで、ビニールの風呂敷を広げて手を汚さずに食べられるように工夫されており、実はそれ自体もお土産としての人気の一因。山梨を訪れたなら一度は味わいたい、定番中の定番。
- 451円(2個入)
甲州信玄ラスククランチ 720円


八ヶ岳南麓産の小麦を使った「甲州信玄ラスク」を砕き、たっぷりのきな粉とホワイトチョコレートで包み込んだ贅沢なクランチ。
元となるラスクは香ばしく焼き上げられ、サクサクとした歯ごたえが心地よく、そこにまろやかなホワイトチョコと香り高いきな粉が重なることで、和洋折衷の絶妙なハーモニーを楽しめます。
ひとくちサイズで食べやすく、口に入れるとふわっときな粉の風味が広がり、後からチョコの甘みが優しく追いかけてきます。お茶やコーヒーとの相性も抜群で、ティータイムを華やかに彩ってくれること間違いなし。見た目も上品なので、目上の方へのお土産にも最適です。
- 720円
ぶどうの城 465円(3個)


全国に店舗を展開し、手頃で高品質なお菓子を提供していることで人気のスイーツショップ「シャトレーゼ」。その発祥の地である山梨県限定で販売されているのが、こちらの「ぶどうの城」です。
サブレ生地はザクザクではなく、やわらかくしっとりとした食感が特徴。中には2種類の洋酒漬けレーズンが贅沢に使われています。小粒のレーズンにはブランデー、ホワイトラム、ぶどう蒸溜酒を、大粒のレーズンには自社ワイナリー産の白ワインが使われており、それぞれ異なる風味が口いっぱいに広がります。さらに、生地にほんのり香るシナモンがアクセントとなり、大人の味わいを演出。自分用のおやつタイムにぴったり!
- 465円(3個入)
じゃがビー わさび醤油味 570円(5袋入)


皮付きポテトの旨みを生かしたスナック「じゃがビー」の、信州エリア限定わさび醤油味。実は山梨県は、富士山の豊かな湧水と冷涼な気候に恵まれたわさびの名産地のひとつ。そんな背景を知ると、この味わいにも地域のつながりを感じられます。
じゃがビーの魅力は、ジャガイモそのものを使ったホクホク感と、皮付きならではの香ばしさ。そこに加わるのが、ツンと鼻に抜けるさわやかなわさびの辛味と、じんわり染み込む醤油のコク。和風の味わいながらもどこかスナックらしい軽さもあり、食べたら止まらなくなるおいしさです。
食べやすいサイズの個包装でお土産にも配りやすく、地元の味を手軽に持ち帰れる一品です。
- 570円(5袋入)
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くろ玉 691円(4個入)


1929年に誕生した伝統和菓子「くろ玉」。山梨県甲府市に本店を構える和菓子舗・澤田屋が手がけ、今なお多くの地元民や観光客に愛され続けています。その見た目は黒くて丸く、まるで漆黒の宝石のような存在感。中には、青えんどう豆を丁寧に煮て練り上げた「うぐいす餡」がぎっしりと詰まっており、外側は濃厚な黒糖羊羹でつややかに包まれています。
餡の部分は、豆の風味がしっかりと感じられる自然な甘さ。黒糖羊羹の部分はほどよく弾力があり、コク深くも後味はすっきり。口の中でふたつの甘みが重なり合い、どこか懐かしくてほっとする味わいが広がります。職人の手によって一つひとつ手作業で作られており、その丁寧な仕事ぶりが味にも現れています。
お茶はもちろん、意外とコーヒーとも好相性。上品な見た目で贈り物としても喜ばれる存在です。
・691円(4個入)
信玄桃 751円(6個入)


白餡とピーチゼリーを小麦粉の生地で包み、山梨名産の桃にそっくりな見た目に焼き上げたお菓子。ピンクの色合いや形がかわいらしく、箱も桃の贈答箱を模しているという徹底ぶり。
口に含むと、ふんわりと桃の香りが広がり、やさしい甘みが舌の上に広がっていきます。生地はしっとり、白餡はなめらかで、中心のピーチゼリーがフルーティーなアクセントに。見た目のインパクトと繊細な味のバランスが絶妙で、贈り物にもふさわしい一品です。
・751円(6個入)
サンシャインレッド クリームロール 1,000円(8本入)


山梨県オリジナルのぶどう品種「サンシャインレッド(甲斐ベリー7)」を使ったクリームロール。「サンシャインレッド」は、山梨県果樹試験場が開発した品種で、赤系ぶどう「サニードルチェ」と、今や世界的に人気の「シャインマスカット」を掛け合わせて生まれました。鮮やかな紅色の果皮と、華やかで芳醇な香り、ジューシーで上品な甘さが特徴で、食味にも優れた高級品種として注目を集めています。
このぶどうの風味をたっぷり練り込んだクリームを、サクサクと香ばしいロール状の焼き菓子で包み込んだのが本商品。ひと口かじれば、果実の爽やかな香りとクリームのやさしい甘さが口の中にふんわり広がり、まるで果実そのものを味わっているような余韻が残ります。
- 1,000円(8本入)
シャインマスカットラングドシャ 894円(10枚入)


山梨県産のシャインマスカットピューレを練り込んだホワイトチョコを、サクサクのクッキー生地でサンドしたラングドシャ。
山梨県はシャインマスカットの一大産地として知られ、その品質の高さと生産量の多さから全国的にも高い評価を受けています。シャインマスカットは、透き通るような緑色の果皮と爽やかな甘み、種がなく皮ごと食べられる手軽さが人気となっている理由です。
このラングドシャは、そんなシャインマスカットの華やかな香りと上品な甘さを再現したスイーツ。ひとくちかじれば、マスカットの芳香が口いっぱいに広がり、外のクッキーの軽やかな食感と中のしっとり感が絶妙なバランスを生み出します。甘さは控えめで、マスカットの爽やかな酸味が後味をさっぱりと仕上げてくれます。
- 894円(10枚入り)
かりかり揚ほうとう 甲州コンソウメ味 350円


山梨名物「ほうとう」は、小麦粉を練って太く平たい麺に仕立て、かぼちゃや根菜類などたっぷりの野菜と一緒に味噌仕立てのスープで煮込んで食べる、郷土料理。身体の芯から温まる滋味深い味わいで、山梨を代表する家庭の味として広く親しまれています。
そのほうとうをユニークにアレンジしたのが、この「かりかり揚ほうとう」。もっちりとした麺をサクサクになるまで揚げ、小梅の生産量日本一を誇る山梨ならではの酸味を効かせた「コンソウメ味」に仕上げられています。コンソメの濃厚なコクと梅のさっぱりとした酸味が絶妙に絡み合い、一度食べると止まらなくなるやみつき感。
ほうとうの新たな魅力を発見できる、まさに「地元の味をそのままスナックにした」一品です。350円と手頃な価格で、気軽に買えるのも嬉しいポイントです。
- 350円
富士山ほろりんしょこら 700円


山梨の象徴・富士山の形を模した見た目にも楽しいチョコレート菓子。ストロベリー、抹茶、チョコレートの3つの味があり、それぞれピンク・グリーン・ブラウンの富士山型に仕上げられています。
ひと口サイズで食べやすく、見た目も可愛らしいため、思わず写真を撮りたくなる一品。しっとりなめらかなチョコレートは、どれも素材の味がしっかり感じられ、口の中でほろっとほどけていきます。
個包装になっているため、職場や学校などで配るお土産としてもどうぞ。日本といえば富士山!とイメージする人も多いはずなので、旅行の思い出話が盛り上がるに違いありません。
- 700円
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