上高地は、長野県中西部に位置する日本屈指の山岳リゾート。穂高連峰や梓川が織りなす絶景を気軽に楽しめることから、国内外から多くの観光客が訪れる人気スポットです。この記事では、上高地へのアクセス方法や天気、服装のポイント、初心者でも歩きやすいおすすめ観光モデルコースを詳しくご紹介。さらに、宿泊することでしか味わえない上高地の魅力や、おすすめホテル5選もホテルライターの視点でまとめました。
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上高地とは?長野県にある山岳景勝地、人気の理由など
長野県松本市にある上高地は、新潟・富山・長野・岐阜の4県にまたがる北アルプスを中心としたエリア、中部山岳国立公園内に位置します。標高約1,500mに広がる豊かな自然から、国の特別名勝・特別天然記念物にも指定されています。
人気の理由のひとつは、標高が高いため夏でも比較的涼しく過ごせる避暑地であること。さらに、遊歩道が整備されていて登山初心者でも大自然を満喫できます。夜は人工の明かりが少なく、満天の星を眺められることでも有名。四季折々に表情を変える景色はSNSでも話題で、新緑や紅葉、雪化粧した山々など、訪れる季節ごとに異なる絶景が広がります。
なお、上高地は例年11月中旬から翌4月中旬頃まで冬季閉山となり一般利用ができませんのでご注意を。
上高地へのアクセス方法|東京・名古屋・大阪からの行き方
上高地では豊かな自然環境を守るため、観光の際は電車とバスでのアクセスが推奨されています。レンタカーを利用する場合も上高地内へは乗り入れできません。有料の沢渡駐車場または平湯あかんだな駐車場に車を停め、シャトルバスまたはタクシーへ乗り換えましょう。
なお、東京・名古屋・大阪から上高地への直通バスも運行していますので、そちらもぜひご利用ください。直通バスの時刻表やご予約はこちらをご確認ください。
東京から上高地へのアクセス
東京駅から北陸新幹線または特急「あずさ」で松本駅へ向かい、松本駅からアルピコ高速バスで上高地にアクセスできます。全体の所要時間は約4〜5時間です。新宿駅から特急「あずさ」もしくは新宿バスターミナルから高速バスで松本駅へ向かう方法もあります。
乗り換えなしで上高地へ直行できるバスもあり、東京駅八重洲南口または新宿バスターミナルから、アルピコ交通の高速バス「さわやか信州号」(要予約)を利用すれば、松本駅を経由せずそのまま上高地バスターミナルまで移動できます。また、竹橋・新宿発の「毎日あるぺん号」(1日1便、要予約)も利用可能です。
名古屋から上高地へのアクセス
名古屋駅からJR特急「しなの」で松本駅へ向かい、その後路線バスに乗り換えます。全体の所要時間は約3時間半〜4時間です。名鉄バスセンターから高速バスを利用して松本までアクセスすることも可能です。
このほか、名鉄バスセンターからは上高地への直行バス(名鉄高速バス、1日1便、要予約)も運行しており、乗り換えなしで上高地バスターミナルまで直接向かうことができます。
大阪から上高地へのアクセス
大阪駅から新幹線で名古屋へ向かい、特急「しなの」で松本駅へ。その後、上高地行きのバスに乗車するのが一般的です。全体の所要時間は約5時間。
大阪駅から特急「ひだ」もしくは高速バスで高山駅・高山濃飛バスセンターへ向かい、平湯バスターミナルからシャトルバスで上高地へ向かう方法もあります。
また、大阪(阪急三番街)・京都からは、アルピコ交通の直行バス「さわやか信州号」(1日1〜2往復、要予約)も利用でき、乗り換えなしで上高地バスターミナルまで直接アクセスすることができます。
上高地の天気や気温は?どんな服装で行けばいい?
上高地は標高の高い場所にあるため、市街地より気温が5〜10℃ほど低くなります。夏でも最高気温は20℃前半と過ごしやすく、朝晩は15℃以下になる日も少なくありません。
春や秋は朝晩の冷え込みが強いため、フリースや薄手のダウンなど羽織れる上着があると安心です。夏は昼間は歩くと汗ばむ場面もありますが、天候や時間帯によって気温が変化しやすいため長袖のカーディガンやウインドブレーカーを持参すると調整しやすく快適に過ごせます。
遊歩道は整備されていますが長時間歩くため、スニーカーやトレッキングシューズなど歩きやすい靴がおすすめ。突然の雨に備え、レインウェアや折りたたみ傘も用意しておきましょう。
上高地観光おすすめスポット|初心者向けモデルコース
上高地にはほぼ平坦な遊歩道が整備されていて、登山経験がなくても安心して散策できます。「大正池(たいしょういけ)→河童橋→明神池(みょうじんいけ)」のコースは、ゆっくり歩いて約3〜4時間。上高地を代表する景色を網羅的にめぐれる定番ルートです。
大正池
上高地バスターミナルからバスで約10分。大正池バス停で下車するとすぐ目の前に広がります。1915年の焼岳噴火によって誕生したこの池は、穏やかな水面に焼岳と穂高連峰が映る壮大なパノラマビューが楽しめる、絶好の写真映えスポットとして人気。風のない日には水鏡のような湖面が、霧の出た日には幻想的な情景が見られるなど、天候によって表情が大きく変わるのも魅力です。
河童橋
大正池から梓川沿いの遊歩道を約4km、徒歩80分ほど進むと到着します。上高地のシンボルともいえる全長36.6m、幅3.1mのカラマツ製の吊り橋があり、そこからの絶景ビューは必見です。橋の上からは穂高連峰と梓川を一望できます。
明神池
河童橋から梓川沿いを森林浴しながら約3km、徒歩60分ほど。穂高神社奥宮の神域にある神秘的な池で、常に水が湧き出ているため冬でも全面凍結しないのが特徴。湖面に顔を覗かせる岩々など自然の造形美に出会えます。神秘的な雰囲気が漂い、上高地の中でも特に心落ち着くスポットです。
上高地のおすすめホテル5選
上高地でゆっくり贅沢なひとときを過ごしたいなら、宿泊がおすすめ。日帰り客が少なくなる夕方以降は、静かな河童橋や朝焼けに染まる穂高連峰など、宿泊者だけが楽しめる特別な景色が待っています。夜は外灯が少なく、満天の星が見られることも。ここでは、上高地で人気のホテルを5軒紹介します。
| 宿名 | こんな人におすすめ | 予約 |
| 上高地帝国ホテル | 歴史あるホテルで上質なおもてなしを味わいたい人に | 空室・料金を見る |
| 上高地温泉ホテル | 源泉かけ流しの湯にゆっくり浸りたい人に | 空室・料金を見る |
| 上高地ルミエスタホテル | 部屋で温泉を楽しみながら本格フレンチを味わいたい人に | 空室・料金を見る |
| 五千尺ホテル上高地 | 河童橋と穂高連峰の絶景を目の前で楽しみたい人に | 空室・料金を見る |
| 上高地アルペンホテル | 散策の拠点として使い勝手のよい宿に泊まりたい人に | 空室・料金を見る |
上高地帝国ホテル
赤い三角屋根が印象的な、1933年開業の日本を代表する山岳リゾートホテル。河童橋から徒歩約20分の場所に位置し、豊かな自然に囲まれた贅沢な滞在を楽しめます。また、路線バスの「帝国ホテル前」バス停の目の前にありアクセス良好。
本格フレンチレストランやバーをはじめとする5つの飲食施設を備え、散策後は思い思いの時間を過ごせます。クラシカルなデザインの客室でくつろぎながら、美しい自然と日本ならではのきめ細かなおもてなしを満喫できるのも魅力。上質なリゾートステイを楽しみたい方にぴったりのホテルです。
上高地温泉ホテル
130年以上の歴史を持ち、源泉かけ流しの天然温泉を楽しめる上高地でも数少ないホテルです。河童橋から徒歩約20分の場所に位置し、散策後は温泉でゆったりと疲れを癒やせます。
客室は山側・川側に加え、和室・洋室の両タイプを用意。敷地内の自家源泉から湧く温泉は湯量豊富なかけ流しで、内風呂・露天風呂は無色透明、樽風呂は白濁の湯と、異なる泉質を楽しめます。
上高地ルミエスタホテル
帝国ホテル前バス停から徒歩約10分でアクセスできる、梓川沿いに建つラグジュアリーホテルです。
2024年には客室のリニューアルが完了し、モダンで洗練された空間で、自然を身近に感じる上質なホテルステイが楽しめます。上高地で2施設しかない天然温泉を備え、全ての客室、浴場で源泉かけ流しの湯を楽しめるのも魅力。地元食材を使ったフレンチディナーも評判で、記念日旅行にもふさわしい一軒です。
五千尺ホテル上高地
河童橋の目の前という抜群のロケーションに佇むホテルで、観光の拠点として利用しやすい好立地。
バルコニー付きの広々とした客室を豊富に揃え、早朝や夕方の河童橋など時間帯によって変化する美しさを間近に感じられます。
ホテル内のスイーツカフェ&バーLOUNGEでは、名物の信州産ふじりんごを使用したアップルパイを楽しめるなど、ロケーションとグルメの両方で上高地の魅力に浸れるホテルです。
上高地アルペンホテル
上高地バスターミナルから徒歩約10分、河童橋からも徒歩圏内に位置するホテル。ロビーの吹き抜けと中央の暖炉が印象的で、温かみのある空間が広がります。
夕食・朝食には信州伝統野菜など地元食材を使った和会席料理が並び、季節によりジャズやクラシックのロビーコンサートが開かれることも。
客室は和室・洋室を備え、大浴場も完備。夫婦やカップル、ファミリーまで幅広い旅行スタイルに対応しています。河童橋や小梨平などの主要スポットへもアクセスしやすく、上高地観光の拠点として便利です。
上高地エリア内のホテルは数が限られていて、観光シーズンは満室になることも少なくありません。必ず上高地に宿泊したい場合は、早めの予約がおすすめですが、満室の際は松本市内や沢渡、平湯温泉など周辺エリアに宿泊し、翌朝アクセスすることもできます。
ぜひしっかりと準備をし、気になるホテルに泊まって、上高地ならではの雄大な自然と特別なひとときを満喫してくださいね。












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