日本にはさまざまな食文化がありますが、なかでも近年注目されているのが“おにぎり”です。「ぼんご」を筆頭におにぎり専門店には行列が絶えず、カフェやコンビニなどでも手軽に楽しめる日本を代表するソウルフードとなっています。そこで、当記事ではグルメライターがおすすめする東京と大阪のおにぎり専門店をご紹介しましょう。
※価格はすべて税込みで表示しています。
専門店が続々オープン!日本で「おにぎり専門店」がブームの理由
日本国内の米の市場価格が高騰するなか、おにぎりを専門に提供する飲食店が増えています。実際にグルメ検索・予約サイトの「食べログ」で検索すると、2026年3月現在の東京都×おにぎり専門店は784件がヒットしました。
店舗を運営する側にとって、おにぎりは参入障壁が低いのが魅力です。日本人に馴染みがある一方で、レストランのような大掛かりな設備は必要なく調理も基本は握るだけ。また、消費者のグルメ化が進むなか、定番以外の具材を好む嗜好の変化もおにぎり専門店が注目される理由だといえるでしょう。
最新のおにぎりトレンドは「軽食」から「選べる主食」へ
一般社団法人おにぎり協会が発表した「おにぎり調査2025」 よると、2026年はおにぎりが「軽食」から「選べる主食」へと役割を変える動きがより明確な一年になると見立てています。忙しい生活の中で“食事を効率よく済ませたい”というニーズと、“主食と主菜を同時に摂りたい”というニーズを一緒に満たす存在がおにぎりなのです。
また、訪日客にとってもおにぎりは“手に取りやすい選択肢”として機能し、体験機会が増えることで、寿司・ラーメンに続く日本発のグローバルフードとして存在感を強めていくのではないかと言われています。
日本人が選ぶ本当においしい「おにぎり専門店」10選
日本には古くから続くおにぎり専門店だけなく、駅構内などで手軽に変えるチェーン店など、おにぎりを買う場所の選択肢がたくさんあります。ここでは日本人グルメライターもお墨付きのお店をご紹介しましょう。
【東京・大塚】おにぎりぼんご
東京・大塚の「おにぎりぼんご」は行列が絶えない1960年創業のおにぎり専門店。店内はカウンターのみで、壁一面に56種類のメニューが貼られているのが圧巻です。注文を受けてから握り始めるので、ほかほかのおにぎりを味わえます。
「おにぎりぼんご」の人気おにぎり
左から「納豆+豚キムチ」(500円)/「卵黄+肉そぼろ」(550円)/「筋子+さけ」(850円)
おにぎりには新潟岩船産コシヒカリを使用。メニューのおにぎり以外にも、+50円でトッピングを追加できます。
【平日限定】おにぎり2個とうふセット(900円)
平日のみ400円のおにぎり2個(400円以上のおにぎりは差額を支払う)と豆腐の味噌汁(+100円でなめこ汁に変更)のセットがリーズナブルに楽しめます。
🍙グルメライターの注目ポイント
お米が口のなかでホロリとほどけるくらいに柔らかく握られているのが特徴。具材のバリエーションが豊富なので、自分だけのおにぎりが見つかるはず!
おにぎりぼんご
- 住所:東京都豊島区北大塚2-27-5
- アクセス:大塚駅から徒歩2分
- 営業時間:9:00〜21:00
- 定休日:日曜日(祝・祭日は営業)
- 公式HP:https://www.onigiribongo.info
【東京・蒲田】おにぎりこんが
都内の老舗有名おにぎり屋で修行した職人が手がける「おにぎりこんが」。ふんわりと大きく、具材がしっかり詰まったおにぎりが魅力です。蒲田だけでなく⽻⽥空港や鎌倉、神戸元町など10店舗を展開しています(2026年4月現在)。
「おにぎりこんが」の人気おにぎり
筋子+しゃけ(750円)
しゃけは毎⽇オーブンで焼き、⾻を取り、⼿ほぐしで時間をかけて調理しているんだとか!
卵黄の醤油漬け+肉そぼろ(500円)
卵⻩の醤油漬けは完成に3⽇間かかるこだわりの卵⻩の醤油漬けが美味
🍙グルメライターの注目ポイント
ぼんご直伝のこだわりが堪能できるだけでなく、繁華街や空港など立地条件のいい場所で食べられるのが嬉しい。カウンター越しに職人が握る様子を見られるのも楽しいはず。
おにぎりこんが蒲田店
- 住所:東京都⼤⽥区蒲⽥4-18-27 エリア蒲⽥101
- アクセス:京急蒲田駅から徒歩2分
- 営業時間:⽉ 9:00〜18:00/⽕ー⾦ 8:00〜20:00(L.O19:30)/⼟⽇祝 7:00〜19:00(L.O18:30)
- 定休日:なし
- 公式HP:https://fbih.jp
【東京・目黒】一汁おにぎり 一粒万福 西小山本店
「一汁おにぎり 一粒万福(いちりゅうまんぷく)」は、「一粒から、世界にこぼれ落ちるほどの福」というコンセプトを掲げて2023年10月にオープン。国内では東京・西小山のほかに新宿御苑店があり、台湾とモンゴルにも出店しています。
「一汁おにぎり 一粒万福」の人気おにぎり
左から「和風えびマヨ」(500円)/「お月見そぼろ」(450円)/「さけの親子」(650円)
ふっくら握ったごはんと具がたっぷりはいったおにぎりは、トッピングを追加できるのでアレンジ自在。和のエッセンスを加えたオリジナル具材を堪能できます。
🍙グルメライターの注目ポイント
米は「京都八代目儀兵衛」のおにぎり専用ブレンド米、のりは大森の専門店から仕入れた瀬戸産のりを使用するこだわりぶり。味噌専門店「佐野みそ」の、京都と信州の赤味噌をブレンドした味噌汁も絶品。
一汁おにぎり 一粒万福 西小山本店
- 住所:東京都品川区小山6-6-14
- アクセス:西小山駅から徒歩3分
- 営業時間:8:00~17:00(店内 LO 16:30)※お米が無くなり次第終了
- 定休日:なし
- 公式HP:https://ichiryu-manpuku.com
【東京・渋谷】米がおいしいおにぎり戸越屋 渋谷道玄坂店
常時40種類以上のおにぎりが並ぶ「米がおいしいおにぎり戸越屋」。戸越銀座に本店を構え、渋谷道玄坂と大井町TRACKSにも店舗があります。山形県産「つや姫」や、その年にできた有明産の海苔を使用するなど、こだわりの素材を使用しています。
「米がおいしいおにぎり戸越屋」の人気おにぎり
卵黄+肉そぼろ(430円)
旨味が凝縮した卵黄と、生姜がアクセントになったゴロゴロ食感のそぼろが楽しめます。
左から「明太マヨ+焼きたらこ」(430円)/「卵黄+そぼろ(430円)」/「しゃけ」(350円)
主役級の「焼きたらこ」と「明太マヨ」を合わせた夢のコラボや、脂のりがよいしゃけを使用したおにぎりは老若男女に大人気!
🍙グルメライターの注目ポイント
ふっくら握られた大きめのおにぎりは、数種類のスパイスと醤油をブレンドしたタレに漬け込んでから揚げた「戸越丸唐揚げ」(1個180円) と相性バツグン。
米がおいしいおにぎり戸越屋 渋谷道玄坂店
- 住所:東京都渋谷区道玄坂2-10-4 1階
- アクセス:JR渋谷駅から徒歩4分/京王井の頭線渋谷駅から徒歩2分
- 営業時間:月~金 8:00~22:50(LO22:30)/土・日・祝日 10:00~22:50(LO22:30)
- 定休日:なし
- 公式HP:https://www.togoshiya.jp
【東京・新宿】お茶漬け おにぎり 山本山
「お茶漬け おにぎり 山本山」はJR新宿駅のエキナカ商業施設「EATo LUMINE(イイトルミネ)」内に2024年4月、オープンしました。1690年創業の茶商・山本山がこだわったほうじ茶出汁ベースのお茶漬けと、上質な海苔が具材を引き立てるおにぎりがイートインとテイクアウトでいただけます。
「お茶漬け おにぎり 山本山」の人気おにぎり
紀州の梅干し(360円)
ペーストにした紀州の厳選された梅とこだわりの高級海苔を使用。厳選された海苔は香ばしさが際立ちます。
「山本山のりの×ちりめん山椒」(330円)
山本山の人気商品の海苔佃煮「のりの」を使用。ちりめん山椒の爽快さと海苔の旨味を感じられます。
🍙グルメライターの注目ポイント
使用する海苔は、国産海苔程よい口どけと香り高いものを厳選したというこだわりが老舗ならでは。駅構内なので気軽に立ち寄りやすく、幅広い用途で利用できますよ!
お茶漬け おにぎり 山本山
- 住所:東京都新宿区新宿3-38
- アクセス:新宿駅駅改札内(西改札方面)
- 営業時間:テイクアウト7:00~23:00/イートイン8:00~23:00(LO 22:00)
- 定休日:なし
- 公式HP:https://yamamotoyama.co.jp
【大阪・梅田】象印銀白おにぎり 阪神梅田本店
家電メーカーの象印マホービンが手掛ける「象印銀白おにぎり」は、“炊き方極めた、おにぎりです。”をコンセプトにしたおにぎり専門店です。おにぎりに使用する白米は、五ツ星お米マイスター・金子真人氏が厳選したオリジナルブレンド米。同社の最上位モデルの炊飯ジャー「炎舞炊き」で炊き上げた、みずみずしくほどよい甘みを感じるごはんが味わえます。
「象印銀白おにぎり」の人気おにぎり
銀白おにぎり(231円)
シンプルな一品ですが、「炎舞炊き」で炊いたごはんのおいしさを存分に堪能できます。
海苔づくし(300円)
見た目も鮮やかで映えるおにぎり。海苔の佃煮わさび風味と「炎舞炊き」の組み合わせは絶品です。
🍙グルメライターの注目ポイント
ごはん一粒一粒のもっちり感と、おにぎりにしたときのふんわり感を両立するのが「炎舞炊き」の強みなんだそう。デパ地下で買えるのも便利です。
象印銀白おにぎり 阪神梅田本店
- 住所:大阪府大阪市北区梅田1-13-13 阪神梅田本店地下1階
- アクセス:梅田駅から徒歩1分/大阪梅田駅から徒歩1分
- 営業時間:10:00〜20:00 ※施設に準ずる
- 定休日:施設に準ずる
- 公式HP:https://www.zojirushi-ginpakuonigiri.com
【大阪・難波】おにぎりごりちゃん 南海なんば店
2025年12月にオープンした「おにぎりごりちゃん 南海なんば店」は、新潟県産コシヒカリと有明産の海苔を使用しています。トッピングの種類が豊富。大阪は中崎町本店、難波店、新世界店、富山県のファボーレ富山店、福岡の天神店と全国に展開しています。
「おにぎりごりちゃん」の人気おにぎり
「肉そぼろ+明太マヨ」(600円)
甘辛く味付けされた肉そぼろに明太マヨが加わることで、パンチのある味わいに。
「ごりたまおにぎり」(500円)
沖縄のソウルフード「ポークたまごおにぎり」と同様、ランチョンミートとたまごを海苔で巻いている。
🍙グルメライターの注目ポイント
イートインもできる同店。おにぎりを3分の1ほど残して茶碗に入れ、セルフサービスの出汁を注げば“出し茶漬け”に。一度に二種類の食べ方ができるのは嬉しいポイントですね。
おにぎりごりちゃん 南海なんば店
- 住所:大阪府大阪市中央区難波5-1-60 南海なんば駅3階北改札内
- アクセス:南海なんば駅3階北口改札内
- 営業時間:11:00〜21:00
- 定休日:なし
- 公式SNS:https://www.instagram.com/onigiri_gorichan_nankainamba?igsh=ZWo4MnRvaTY0NWhl
【大阪・道頓堀】銀シャリおむすびen道頓堀店
「銀シャリおむすびen道頓堀店」は、2024 年8月にオープンしたおにぎり専門店。道頓堀店では元人気プロレスラーの吉野正人氏がオーナーを務めています。
⼤阪・堺の伝説の飯炊き仙人の右腕として技術を磨いた人気⾷堂「銀シャリ en」の店主である小川要氏が監修したおにぎりが⾷べられるのが特長。“おいしい銀シャリ”をコンセプトに、おにぎりに合うお⽶を厳選し、厳しい技術監修のもとで炊き上げられた銀シャリと、 ⼿でほぐした切り⾝の鮭など⼿間暇かけた具材のおにぎりを味わえます。
ちなみに銀シャリとは炊き立ての白米を指す言葉で、炊き立ての白米は銀のように輝くことからその名がつきました。
「銀シャリおむすびen」の人気おにぎり
たこむす(たこ焼き風おむすび)(500円)
高知県・和歌山県産の新生姜を梅酢に漬けた自家製紅生姜に、自家製天かすと⻘のりを混ぜ合わせた大阪らしいおにぎり。
博多なごみの鮭明太(500円)
博多の人気飲食店「なごみ」のごはんのお供・鮭明太を使用。焼き鮭の甘味と辛子明太子の辛味を合わせた絶妙な味わいです。
🍙グルメライターの注目ポイント
品種や産地にこだわり、その年のナンバーワンのお米を使用。おむすびにしたときにおいしさが口の中でほどけるよう、炊き方も試作を重ねた銀シャリが食べられます。
銀シャリおむすびen道頓堀店
- 住所:大阪府大阪市中央区道頓堀1-1-10
- アクセス:日本橋駅から徒歩4分、なんば駅から徒歩9分、近鉄日本橋駅から徒歩4分
- 営業時間:13:00〜22:00
- 定休日:水曜
- 公式HP:http://omusubi-en.com
【チェーン】おむすび処 ほんのり屋
「おむすび処 ほんのり屋」は、首都圏を中心にJR東日本の駅ナカに展開するおにぎり専門店です。福島県会津産コシヒカリを使用し、店内で炊き上げたごはんをその場でむすぶできたてのおにぎりのおいしさを堪能できます。
「おむすび処 ほんのり屋」の人気おにぎり
焼鮭(250円〜)
鮭の切り身を贅沢に使用した、ほんのり屋の王道むすび。ふっくら炊き上げた会津産コシヒカリが鮭の旨味をしっかりと引き立てます。シンプルながらも素材のおいしさを存分に味わえる人気No.1の商品です。
左から「十穀米 大葉と青唐辛子みそ」(260円〜)、十穀米 焼鮭明太(270円〜)
「十穀米 大葉と青唐辛子みそ」は、大葉の風味とピリッと辛い青唐辛子みその旨辛むすび。「十穀米 焼鮭明太」は焼鮭の塩気と明太子の辛さが絶妙。いずれもほんのり屋の新定番メニューです。
🍙グルメライターのおすすめポイント
東京本店はイートイン席があるので、列車の待ち時間などに気軽に食べられます。テイクアウトの場合はモバイルオーダー利用をすれば、並ばずに受け取りが可能。
おむすび処 ほんのり屋 東京本店
- 住所:東京都千代田区丸の内1-9-1
- アクセス:JR東京駅構内(1F八重洲中央口改札内)
- 営業時間:06:00~22:00
- 定休日:なし
- 公式HP:https://foods.jr-cross.co.jp/honnoriya/
【チェーン】金のおにぎり ぼんたぼんた
“日本の心、お米を食べよう”をコンセプトに、お米のうまみ・艶・粘り・香りを存分に味わえるおにぎりを販売する「金のおにぎり ぼんたぼんた」。健康志向も取り入れ、高栄養のお米である「金芽米・金芽ロウカット玄米」を使用。関東、関西、東北に15店舗出店しています。
「金のおにぎり ぼんたぼんた」の人気おにぎり
金芽米銀しゃり(190円)
金芽(胚芽の基底部)と、お米の栄養と旨み成分が含まれるうまみ層を残して精米された白米を使用。
「手仕込みツナマヨネーズ」(270円)
厳選したツナに醤油とマヨネーズを秘伝の配合で和えた定番のおにぎりです。
🍙グルメライターの注目ポイント
糖質やカロリーを抑えたおにぎりを手軽に買えるのがありがたい! 駅やデパ地下など買いやすい場所にあるので、小腹を満たしたいときにぴったり。
金のおにぎり専門店 ぼんたぼんた 東京駅八重洲南口店
- 住所:東京都千代田区丸の内1-9-1
- アクセス:東京駅構内(東京駅一番街1階 八重洲南口)
- 営業時間:7:00〜21:00
- 定休日:なし
- 公式HP:https://www.bontabonta.jp
コンビニで買える名店とのコラボおにぎりにも注目!
名店おにぎりブームに伴い、私たちに身近なコンビニにも名店が監修したおにぎりが並び始めています。代表的なのがファミリーマートの“ぼんご監修おむすび”。2025年3月、8月、11月に登場し、いずれも話題となりました。
また、ローソンでは東京・浅草の名店「おにぎり浅草 宿六」監修による“プレミアムおにぎり”。セブン-イレブンはコラボ商品ではないものの、専門店のおにぎりのような仕上がりを意識した“旨さ相盛おむすび”シリーズを発売するなど、新商品も続々登場しています。
日本を訪れる際は、ぜひコンビニのおにぎりにも注目してみてくださいね。
おにぎりはワンハンドで楽しめる日本代表グルメ
日本人にとって馴染み深いおにぎりは、外食として成立する贅沢なワンハンドグルメに進化しています。旅の途中に話題のおにぎりを食べれば、思い出が増えること間違いなしです。
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