夏にTryしたい!日本の和スイーツ

  • Aug 1, 2021
  • Jan 17, 2022
  • Asami Koga

夏にTryしたい!日本の和スイーツ

蒸(む)し暑(あつ)い日々(ひび)が続(つづ)く日本(にほん)の夏(なつ)。

気象庁(きしょうちょう)の発表(はっぴょう)によれば、2020年8月の月間(げっかん)の最高気温(さいこうきおん)の平均値(へいきんち)は34.1℃、最低気温(さいていきおん)の平均値(へいきんち)は29.4℃、湿度(しつど)の平均値(へいきんち)は76%となっており、うだるような暑(あつ)さとジメっとした空気(くうき)が特徴(とくちょう)です。
日本(にほん)には、この蒸(む)し暑(あつ)い夏(なつ)を涼(すず)しく楽(たの)しむために、様々(さまざま)なスイーツ(Japanese traditional sweet)があることを知(し)っていますか?
夏祭(なつまつ)りの屋台(やたい)でおなじみのかき氷(ごおり)、夏(なつ)の和菓子(わがし)の代表(だいひょう)であるくず餅(もち)。そして、つるっとした喉越(のどご)しと食感(しょっかん)が魅力(みりょく)のところてん!

今回(こんかい)は、夏の日本に滞在(たいざい)するならぜひ食(た)べておきたい和(わ)スイーツを紹介します。

かき氷(kakigori / shaved ice)

かき氷(shaved ice)

氷(こおり)の塊(かたまり)を、細(こま)かく削(けず)る、または薄(うす)く削(けず)って、上(うえ)からシロップや練乳(れんにゅう)などをかける氷菓(ひょうか)。日本(にほん)では、花火大会(はなびたいかい)や夏祭(なつまつ)りの屋台(やたい)フードとしてもおなじみです。
シロップの味(あじ)で定番(ていばん)なのは、いちご、メロン、レモン味(あじ)など。また、最近(さいきん)は天然氷(てんねんごおり)のかき氷なども流行(りゅうこう)しており、氷(こおり)そのものの美味(おい)しさを楽(たの)しめる、砂糖(さとう)と水(みず)を煮詰(につめ)めただけの「白(しろ)みつ」をかけた「みぞれ」味(あじ)が、かき氷(ごおり)マニアの間(あいだ)では人気(にんき)です。

※自然の寒さでゆっくりと凍らせた氷のこと

かき氷(shaved ice)

また、抹茶(Macha / まっちゃ)好(ず)きにおすすめなのは「宇治金時(うじきんとき)」。
「宇治(うじ)」と「金時(きんとき)」を組(く)み合(あ)わせたネーミングで、宇治とは京都(きょうと)の高級茶(こうきゅうちゃ)「宇治茶(うじちゃ)」に由来(ゆらい)します。金時(きんとき)は、あんこになる「小豆 (あずき)」のことを指(さ)す場合(ばあい)が多(おお)いのですが、店(みせ)によっては「金時豆(きんときまめ)」をかき氷にのせる場合(ばあい)も!

一般Macha / )な宇治金時は、抹茶かき氷に小倉(おぐら)あんをのせたものですが、白玉(しらたま)やアイス、抹茶ゼリーなどをのせて、まるでパフェのように盛(も)り付(つ)けたメニューを出(だ)す店(みせ)もあります。

くずもち(kizumochi)

くずもち(kizumochi)

くず餅(もち)は、ぷるぷるで、まるでゼリーのような食感(しょっかん)の餅に、きな粉(こ)や黒蜜(くろみつ)をかけた甘(あま)さ控(ひか)えめの和菓子(わがし)です。「もち」といっても、葛餅(くずもち)は米粉(こめこ)を一切(いっさい)使用(しよう)せず、葛粉(くずこ)を使(つか)ったお菓子(かし)です。
葛粉とは、葛(くず)の根(ね)が原料(げんりょう)の粉(こな)で、水(みず)を加(くわ)えると、まるでゼリーのような食感になります。葛粉は、血行(けっこう)をよくする効果(こうか)を持(も)ち、消化(しょうか)にも良(よ)い天然植物性(てんねんしょくぶつせい)の素材(そざい)で、和菓子(わがし)の生地(きじ)や料理(りょうり)のとろみつけ、冬(ふゆ)のホットドリンクにも使(つか)われます。
また、他(ほか)の夏(なつ)定番(ていばん)のくず菓子(がし)では、なめらかなあんこをくずの皮で包(つつ)み冷(ひ)やして食べるくず饅頭(まんじゅう)も人気(にんき)です。

くずもち(kizumochi)

ところてん(Tokoroten)

ところてん(Tokoroten)

ところてんは、テングサという海藻(かいそう)を煮(に)て抽出(ちゅうしゅつ)したエキスを型(かた)に流(なが)し込(こ)んで冷(ひ)やして固(かた)めた、麵状(めんじょう)のゼリーのようなもの。見(み)た目(め)はまるで透明(とうめい)なうどんのようですが、うどん程(ほど)コシがなく、すぐ噛(か)み切(き)れます。つるつると喉(のど)ごしも良(よ)いので気軽(きがる)に食(た)べられます。
また、ところてんは、きな粉(こ)や黒蜜(くろみつ)などをかけてスイーツとして食(た)べることもできますが、食事(しょくじ)のおかずとしてもよく食(た)べられます。例(たと)えば、夏(なつ)にさっぱりと味(あじ)わいたいときは、酢醤油(すじょうゆ)などをかけて食(た)べたり、かつお節(ぶし)を上(うえ)からかけたり、七味(しちみ)やカラシなどの日本ならではの香辛料(こうしんりょう)をかけて食(た)べるのも人気(にんき)です。

ところてん(Tokoroten)

かき氷にくず餅、ところてん。見(み)た目(め)も、喉ごしや食感も涼し気な夏のスイーツで、湿気(しっけ)が多(おお)く蒸し暑い日本の夏を乗り切りましょう♪

他の日本や和スイーツについて知りたい人はこちら

夏の日本の風物詩「流しそうめん」とは?
https://www.fun-japan.jp/jp/articles/12647

SNS映えする日本の夏祭り 縁日屋台のおすすめグルメ&ゲーム
https://www.fun-japan.jp/jp/articles/12685

月見だんごにみたらし団子にきびだんご!もちもち食感の団子を食べよう!
https://www.fun-japan.jp/jp/articles/12009

お正月に挑戦したい!日本の餅レシピ・お雑煮(Ozoni)
https://www.fun-japan.jp/jp/articles/12874

豆で鬼を追い払う⁉日本の行事・節分とは
https://www.fun-japan.jp/jp/articles/9591

【お知らせ】
FUN! JapanのTwitterアカウント(@FUNJAPANTravel)では毎日、簡単な日本語の単語やフレーズ、日本ならではの四季や、季節のイベントに関する記事をTweetしています。
日本のことをもっと知りたい方や、日本語を勉強中の方は@FUNJAPANTravelをチェックしてください!
https://twitter.com/FUNJAPANTravel

Index

Recommend