日本 スキー ベストシーズン 持ち物 おすすめ スキー場
安比高原

「スキーを始めてみたいけど、何から準備すればいい?」「どの時期に、どこへ行けばいいの?」そんな初心者の疑問に答えるべく、スキー専門店「タナベスポーツ」のスタッフによる監修のもと、スキーの基本知識や持ち物、おすすめスキー場までをわかりやすく紹介します。記事を読んで、冬のゲレンデデビューに備えましょう!

※記事で紹介した商品を購入したり予約をしたりすると、売上の一部がFUN! JAPANに還元されることがあります。

日本のスキーのベストシーズンはいつ?

日本でスキーを楽しむなら、ベストシーズンは1月中旬から2月中旬とされています。この時期は特に、北海道、東北地方、長野県などのエリアで上質なパウダースノーが期待でき、雪の量も安定。ほとんどのゲレンデがフルオープンしており、雪質・積雪量ともに一年で最も良いコンディションが整います。

北海道や長野はいつからいつまでスキーが可能?

ベストシーズン以外にもスキーは可能です。北海道や長野県では、例年11月~5月上旬までオープンしているゲレンデが多いです。行きたいリゾート地の公式サイトを確認してみましょう。

日本のスキーの代表的なリゾート地は?

1. 北海道|世界中のスキーヤーが憧れる雪質とスケール

日本 スキー ベストシーズン 持ち物 おすすめ スキー場 北海道
ニセコエリアのスキー場

ニセコ

世界トップクラスのパウダースノーを誇るリゾート。海外からの観光客が特に多く、街全体が国際的な雰囲気。英語対応も充実しており、初めての海外スキーにも安心です。

富良野

美しい山岳風景と、初心者から上級者まで楽しめるバランスの良いコース構成が魅力。ドラマやCMでもよく使われるほどの絶景が広がります。

ルスツ

アミューズメント施設やホテルが充実しており、ファミリー層にも人気。スキーだけでなく、アフタースキーの楽しみも充実しています。

2. 長野県|多彩なゲレンデとアクセスの良さが魅力

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長野県のスキー場(イメージ)

白馬

1998年長野オリンピック冬季競技大会の舞台。広大なスケールで、初心者向けからエキスパート向けまで幅広いコースが揃います。

志賀高原

日本最大級のスキー場連結エリア。標高が高く雪質が非常に良いのが特徴で、長いシーズン滑走可能です。海外スキー客のリピーターも多数。

野沢温泉

スキーだけでなく、歴史ある温泉街としても人気。滑ったあとは外湯巡りを楽しむことができ、文化的な魅力も感じられるスポットです。

3. 新潟県|東京からのアクセス良好

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妙高杉ノ原スキー場

苗場・かぐら

新幹線や車でのアクセスが良く、都心からの週末スキーにもぴったり。かぐらエリアは春まで滑れるほど積雪が安定しており、長いシーズンが魅力。

妙高高原

豊富な降雪量とダイナミックな地形が魅力。とくにパウダースノーを狙いたいスキーヤーにはおすすめです。

4. 岩手県|知る人ぞ知る実力派リゾート

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安比高原

安比高原(Appi Kogen)

「アスピリンスノー」と呼ばれる極上の雪質が特徴で、海外からも高く評価されています。ワイドで整備の行き届いたバーン、洗練された宿泊施設など、総合的な満足度が非常に高いエリアです。近年はインバウンド向けの取り組みも進み、多言語対応も積極的。

日本のスキーで必要な持ち物や最適なファッションは?タナベスポーツに聞いてみた!

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「スキーを始めたいけど、何を持っていけばいいのか分からない…」そんな初心者の悩みに答えるべく、今回は大阪に店舗を構える人気のスキーショップ「タナベスポーツ」のスタッフに、スキーに必要な持ち物の基本と選び方のポイントを詳しく伺いました。プロの目線からアドバイスをもらえば、初めての雪山でも安心して準備ができますよ!

スキーの「行き帰り」におすすめの服装や持ち物は?

行き帰りの服装で失敗しない3つのポイント

日本 スキー ベストシーズン 持ち物 おすすめ スキー場 行き帰り

スキーを安全かつ快適に楽しむためには、現地での装備だけでなく、行き帰りの服装にも気を配ることが大切です。特に初心者の場合、移動時の服装を甘く見てしまいがちですが、3つのポイントを押さえるだけで一日の快適さが大きく変わります。

  1. 着替えやすい:ウェアにスムーズに着替えられます。
  2. 冷え対策:特に朝夕の移動、車内、バスの待ち時間などは注意!
  3. 滑りにくい・濡れにくい靴:駐車場やゲレンデ周辺は雪と氷で滑りやすい。

スキーの行き帰りに最適!おすすめの服装コーディネート

トップス

行き帰りの服装は、スキーウェアの下にそのまま着られる中厚手のパーカーやフリースジャケットがおすすめ。車内やバス内では温度調整が必要になることもあるため、脱ぎ着しやすい服を選ぶと便利です。

インナー(ベースレイヤー)

スキー中に着用する速乾性・保温性のあるインナー(ベースレイヤー)は、出発時から身につけておきましょう。体温調整のベースになるアイテムなので、質の良いものを選ぶのがポイントです。

ボトムス

下半身には、スウェットパンツやゆったりめのジャージパンツが最適。現地の更衣室でスキーウェアのパンツにサッと履き替えやすくなります。さらに、レギンスやスポーツタイツをあらかじめ履いておけば、スノーパンツを上から履くだけで準備完了!

靴下

足元は冷えやすいので、厚手のスキー用ソックスやモコモコ靴下を最初から履いて出発するのが◎。スノーブーツに履き替えるタイミングでソックスを変える人もいますが、行き帰りもスキー用ソックスで問題ありません。

シューズ

足元の安全対策として、防水性・滑り止め付きのスノーブーツやトレッキングシューズを選びましょう。ゲレンデ周辺や駐車場は凍結していることも多く、滑りにくい靴底のものが安心です。おすすめブランドは、Columbia、SOREL、THE NORTH FACEなど。なお、普段履きのスニーカーはNG!濡れやすくて滑りやすく、何より足が冷えてしまうため、避けるのが無難です。

スキーの行き帰りであると便利なグッズは?

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スキー場は想像以上に寒く、通常の旅行感覚では耐えられない寒さに見舞われることもあります。荷物に余裕があれば、防寒対策の小物もぜひ準備しておきましょう。

  • ネックウォーマー・マフラー:移動中の風よけに便利。
  • ニット帽:防寒にも効果的で、スキー中も使える。
  • 暖かい手袋:スキー用でなくてもOK。移動中の防寒に。
  • カイロ:足元用、背中、腹部などに貼ると体がぐっと楽に。

車やバス移動時のアドバイス

車やバスでの移動時間が長い場合は、リラックスできて疲れにくい服装を意識しましょう。また、帰り支度のため、濡れたウェアや小物を入れるビニール袋、使い終わった衣類をコンパクトにまとめられる圧縮袋がすぐ取り出せられると便利です。

スキー場に到着!スキーウェアを着る時に注意するポイントは?

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高級ウェアには防水性や透湿性、耐久性など優れた機能が備わっています。しかし、快適に滑るために最も重要なのは「インナー・下着類」の選び方です。

特に重視したいのが「速乾性」。どれだけ高性能なアウターを着ていても、インナーが汗を含んで乾きにくい素材だと、体が冷えてしまい、ウェア本来の防寒効果も発揮されません。結果として、滑走中に寒さを感じたり、体調を崩したりする原因にもなりかねません。

保温性や伸縮性、肌ざわりの良さも選ぶ際のポイントですが、まずは「速乾」と明記されているインナーを選びましょう。

スキーウェアはインナーが重要!下に何を着ればいい?

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ベースレイヤー(肌に直接着るインナー)

汗を吸い取り、速乾させ、肌を冷やさないことが目的。素材は「ポリエステル」「メリノウール」がおすすめです。綿素材は汗を吸って乾かず、冷えてしまうのでNG。汗冷えを防ぐために、「速乾性」が最重要です。ユニクロの「ヒートテック」は暖かいですが、汗が乾きにくいため不向き。

おすすめブランドと商品

  • モンベル「ジオライン」
  • patagonia「キャプリーン」
  • Icebreaker「メリノベースレイヤー」

ミドルレイヤー(中間着)

断熱・保温効果の高いフリースや薄手のダウン、インサレーションジャケットを着ましょう。春のスキーなら不要なこともあります。蒸れないように、通気性と速乾性のある中間着が◎。ぴったりより、少しゆとりのあるサイズ感がおすすめです。

おすすめブランドと商品

  • Patagonia「R1フリース」
  • THE NORTH FACE「アクティブインサレーション」
  • ワークマン「アルミジャケット」

アンダーパンツ・タイツ

下半身の保温、筋肉のサポート、汗対策を目的としたものがベスト。スポーツタイツ(CW-X、SKINS、ZAMST など)またはメリノウール素材のインナーパンツも保温性が高いです。「膝・腰のサポートが欲しい人」はスポーツタイツ、「寒がりの人」は保温重視の厚手インナータイツを。

スキー用靴下

足元の保温、クッション性、ずれ防止になるスキー専用ソックスを必ず選びましょう。膝下までの長めのデザインで、足首のサポートありがベストです。綿素材、くるぶし丈、普段用靴下はNG。厚すぎる靴下は、ブーツ内で圧迫されて血流が悪くなり逆効果です。

おすすめ素材

  • メリノウール or ポリエステル混紡
  • Smartwool, Darn Tough, SIDAS などが人気

スキー場に必要な持ち物リスト18選


持ち物理由
1ニット帽防寒対策に必須。
2ゴーグル日光や風から目を守るため必須。
3ネックウォーマー・フェイスマスク風や雪、寒さから顔や首元を守るため。特に風の強い日や降雪時に必須。
4防寒用の手袋インナー(薄手)寒冷地ではグローブの下に着けると保温力がUP。汗も吸収して快適。
5ゴーグルの予備レンズ or 曇り止め日本は降雪日が多く、視界が悪くなるため。
6モバイルバッテリー(防寒対策済のもの)寒さでスマートフォンのバッテリー消耗が激しい。防寒カバー付きならベター。
7現金と交通系ICカード地方のスキー場では、キャッシュレスや海外カードが使えない場合が多い。
8保険証のコピー or 海外旅行保険の証明万一のケガや病気に備えて。日本では自己負担額が高くなる場合がある。
9翻訳アプリ or オフライン辞書
※外国人旅行者の場合
地方のスキー場では言語対応が完全でない施設もあるため、緊急時の備えに。
10防寒用スリッパ or サンダル宿泊施設で冷たい床を避けるために便利。
11スキーの保護用ケースやワックスセット自前の道具を持ち込む場合、日本の雪は湿度が低いので、板の乾燥やメンテナンスに気をつける必要あり。
12使い捨てカイロ(貼るタイプ&貼らないタイプ両方)日本製のカイロは足裏・腰・手の甲に使える。現地で購入も可。
13撥水スプレー(衣類・グローブ・バッグ用)日本の雪は軽いが、雪がつきやすい気象条件の日もある。グローブやウェアの撥水性を回復させるメンテナンス用に。
14スキー用ワイヤーロックスキー場では板の盗難は稀ですが、観光客の板は目立つためターゲットになりやすい。軽量なダイヤルロック式の携帯ワイヤーがおすすめ。
15ポケットティッシュ・ウェットティッシュ屋外トイレ対策に。
16小さなリュック防寒具や飲み物の持ち運びに。
17サーモボトル温かい飲み物で体温維持が大切。
18日焼け止め特に晴天の高地では日差しが強い。

【専門家推薦】日本のおすすめスキー場5選

日本全国には個性豊かなスキー場が数多くありますが、その中でも今回は、スキー用品専門店「タナベスポーツ」のスタッフが厳選した、満足度の高いスキー場を5つご紹介します。

どれもスキー知識が豊富なプロ目線でおすすめできるリゾートばかりで、上級者から初心者、ファミリーまで幅広く楽しめるのが特徴です。次の冬の行き先に迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

1. 北海道|ルスツリゾート

北海道最大級のスキーリゾートとして知られるルスツは、3つの山にまたがるダイナミックなコース構成が魅力。雪質は世界的に有名なニセコにも匹敵します。

また、施設面も非常に充実しており、高級ホテルやスパ、アクティビティが揃っているため、ファミリー層や欧米スタイルのリゾートを求める旅行者に人気です。近年は世界共通のリフトパス「Epic Pass」にも対応し、海外からのスキーヤーも急増しています。

「ルスツリゾート」のチケットやツアーを探す(KKday)

2. 岩手県|安比高原スキー場

「アスピリンスノー」とも称される極上の雪質と、しっかり整備されたロングコースが自慢の東北随一のスキーリゾート。ヨーロッパ風の雰囲気を感じさせる落ち着いた佇まいで、カップルやファミリー層からも高く評価されています。

宿泊施設のクオリティも高く、滞在型のリゾートとしても快適。美しい雪山を楽しみながら、ゆったりと過ごしたい人にぴったりです。

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3. 長野県|白馬八方尾根スキー場

1998年長野オリンピック冬季競技大会の舞台にもなった白馬八方尾根は、圧倒的な山岳スケールとバリエーション豊かなコースで知られています。上級者でも満足できる滑り応えがあり、オフピステやバックカントリーの対応も充実。

また、外国人観光客の人気も高く、周辺には温泉や宿泊施設が多数点在。観光とスキーをセットで楽しみたい方にもおすすめです。

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4. 長野県|志賀高原スキー場

標高の高さから安定した雪質と長いシーズンを誇る志賀高原は、18のスキー場が連結する日本有数の広大なスノーエリア。コースを移動しながら1日中滑ることができるのが最大の魅力です。

混雑が比較的少なく、のびのびと滑れる点も評価されています。また、周囲に温泉が豊富にあり、アクティブながらも大人がゆったり楽しめるスキートリップに最適です。

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5. 滋賀県|びわ湖バレイ

関西圏から最もアクセスしやすいスキー場のひとつで、大阪市内から車でわずか約1時間という好立地が魅力。ロープウェイで一気に標高1,100mまで登れば、日本一大きな湖・ 琵琶湖を一望できる絶景が広がります。

ファミリー向けの施設も整っており、子ども用スノーパークやそり専用エリアなども充実。日帰りスキーや小さな子ども連れの雪遊びにも最適です。

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