【2024】6月・7月がベストシーズン!日本全国のおすすめあじさい畑9選
6月上旬頃から徐々に色づき始め、6月下旬から7月にかけて見頃を迎えるあじさい。青やピンク、白など様々な色の種類が咲く様は鮮やかで、写真映えします。
日本には一面あじさい畑の絶景を見ることができるスポットや、カラフルなあじさいが咲き誇るスポットが数多くあります。この記事では、多くの絶景スポットから厳選したあじさい畑を紹介します。
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日本のあじさいのシーズンと見られる場所
日本では、あじさいは6月上旬頃から段々と色づき始め、7月にかけて見頃を迎えます。あじさいの地域ごとのベストシーズンはいつか、そしてどこで見られるのか、具体的に解説していきます。
日本のあじさいシーズンは?
品種、地域によって見頃は前後しますが、6月上旬〜7月下旬にかけて全国的に見頃を迎えることが多いです。あじさいが咲く6~7月は日本では「梅雨」と呼ばれる、雨の多いシーズンに突入します。そのため、日本人にとっては、「あじさい=梅雨の花」というイメージがあります。多くのあじさいの写真やイラストが雨とともに描かれることが多いのは、そんな理由があるからです。
日本のあじさいはどこで見られる?
基本的に日本全国で見られますが、見る地域によって品種や色が異なるため、印象が大きく変わります。以下の章で解説していきますので、旅行をする際の参考にしてみてください。
1. 岩手県|みちのくあじさい園
自然豊かな一関市に広がるスギ林が、6~7月限定で「みちのくあじさい園」として開かれます。山あじさいやエゾあじさい、西洋あじさい、玉あじさいなど、見られる品種数は日本でもトップレベルと言われています。高い背丈のスギ林に囲まれて、約400種・4万株のあじさいが咲く様子はとても幻想的です。
2024年は6/25(火)から7/25(木)まで開園。多種多様なあじさいを眺めながら散策を楽しめます。開花時期に合わせて、みちのくあじさいまつりも開催されるため、地元の方を中心に多くの観光客で賑わいます。
あじさい池(2024年7月6日~7月25日)にはカラフルなあじさいが浮かぶため、インスタ映えするスポットとして有名です。園内は山道になっていて舗装されていないので、歩きやすい靴で行くことをおすすめします。
- 住所:岩手県一関市舞川字原沢111
- 営業時間:8:00~17:00(最終入園16:00)
- 見頃の時期:6月下旬~7月下旬
- 料金:2024年6月25日~7月5日 大人1,000円
2024年7月6日~7月25日 大人1,300円
※小中学生500円、未就学児は無料
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2. 茨城県|いばらきフラワーパーク
関東地方のバラの名所として知られる、いばらきフラワーパーク。園内や周辺施設にも花のスポットが点在しており、6~7月にはあじさいも見られます。「ふれあいの森」エリアで、約60品種・6,000株のあじさいが、森の中で色とりどりに咲く様子を見られます。
ふれあいの森エリアでは、颯爽と斜面を滑り降りるスポーツスライド、「花やさと山」のサークルロッジでのグランピングなど、自然と一体化できるアクティビティが多数用意されています。あじさい観賞も楽しみながら、グランピングでリフレッシュするのもおすすめです。
- 住所:茨城県石岡市下青柳200
- 営業時間:9:00〜17:00
- 見頃の時期:6月中旬〜6月下旬
- 料金:大人1,200円~1,500円、子ども400円~500円(すべて6月料金、時期によって変動あり)
※未就学児は無料
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3. 神奈川県|長谷寺
鎌倉の長谷寺は、1年を通じて花が美しい寺院としても知られています。梅雨の時期になると、あじさいが斜面に咲き誇り、見るものを虜にします。特に雨の季節、鎌倉を訪れたら散策したいスポットです。早い時期では5月中旬から下旬頃にかけて、ヤマあじさいなどが咲き始めますが、6月中旬から下旬にかけてがベストシーズンです。
境内の各所に置かれている鉢植えのあじさいも見どころの一つです。長谷寺のあじさいは、北鎌倉の明月院のあじさいと人気を二分するスポットです。見頃のシーズン中は大変な混雑が予想されるので、ツアーで巡るのがおすすめです。
- 住所:神奈川県鎌倉市長谷3-11-2
- 営業時間:8:00~16:30
- 見頃の時期:6月初旬~7月上旬
- 料金:大人400円 、小学生200円
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4. 神奈川県|明月院
「あじさい寺」としても知られる、鎌倉の明月院。山門に向かう階段の両側に咲くあじさいの写真を見たことがある方も多いのでは。境内を埋めるあじさいの青色は、「明月院ブルー」とも呼ばれるほど、印象的な色合いです。
明月院にはこの階段以外にもあじさいが咲いているスポットが多く、日本らしい歴史的な建物とあじさいのコラボレーションは心が洗われるほどの美しさです。
写真では急こう配に見えますが、実は比較的なだらかな階段です。しかし、鎌倉は坂道が多いので、散策するなら軽装で歩きやすい靴がおすすめです。
- 住所:神奈川県鎌倉市山ノ内189
- 営業時間:9:00~16:00
- 見頃の時期:6月初旬~7月上旬
- 料金:大人500円、小中学生300円
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5. 愛知県|形原温泉 あじさいの里
愛知県の海沿いに位置する蒲郡温泉郷。そのひとつである形原温泉は、あじさいの名所として有名です。温泉郷の一角にある補陀ヶ池(ほだがいけ)周辺に、約100品種5万株のあじさいが咲き誇ります。
広大な敷地内にはホタルの生息地があり、6月上旬の20:00頃からゲンジボタルに出会える確率が上がります。毎年6月の1ヶ月間は、あじさい祭りの開催期間。形原温泉に植栽された、5万株のあじさいが咲き乱れる中で、毎年約10万人の来訪者があり、臨時バスも運行されています。
日が落ちると21時までライトアップされ、昼間と違ったあじさいの里の雰囲気を楽しむことができます。運が良ければあじさいの里に住むゲンジボタルを見ることもでき、他では見れないロマンティックな光景を目に焼き付けることができます。
- 住所:愛知県蒲郡市金平町一ノ沢28-1
- 営業時間:8:00~21:00
- 見頃の時期:6月上旬~6月下旬
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6. 京都府|舞鶴自然文化園
京都の海沿いのエリアである舞鶴市。舞鶴自然文化園は、自然豊かな公園でありながら、都市圏から離れているので混雑を避けられる穴場スポットです。初夏にはあじさいが一面に広がり、海のように感じられます。特に鑑賞デッキから見渡すあじさいは必見です。
舞鶴湾を望む大浦半島の豊かな自然に恵まれた公園。約100品種10万本が咲くあじさい園には、毎年開花時期に多くの観光客でにぎわいます。カラフルなあじさいがあたり一面を覆う、あじさいの絨毯は圧巻の美しさです。
- 住所:京都府舞鶴市字多祢寺地内
- 営業時間:9:00~17:00
- 見頃の時期:6月中旬~下旬
- 料金:大人500円、小中学生250円 ※未就学児無料
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7. 広島県|Flower village 花夢の里
広島県の山間部にある世羅町は、春から秋にかけて季節の花を楽しめる農場が広がるエリアです。「Flower village 花夢の里」では、115品種・約3,500株のあじさいが高原を色付けます。
6月下旬と7月上旬の週末には、あじさいの花手水(上写真)も鑑賞可能に。バタフライピーの幻想的な色合いをあじさいの花々に見立てた「あじさいソーダ」も販売されます。また、ここでは同じ時期に、「タチアオイ」と呼ばれる花も咲くので、あじさいと一緒に観賞してみましょう。
- 住所:広島県世羅郡世羅町上津田3-3
- 営業時間:9:00~17:00
- 見頃の時期:6月上旬~7月上旬
- 料金:大人500~800円、子ども200~400円 ※開花状況により変動
▶あじさいとタチアオイの丘チケット予約 flower village花夢の里(広島県)
8. 香川県|国営讃岐まんのう公園
四国で唯一の国営公園、国営讃岐まんのう公園。広大な敷地内に、四季折々の花が咲き乱れます。あじさい苑では、約40品種2万本のあじさいを見ることができます。
山あじさい、セイヨウあじさいなど色も形も様々なあじさいが植えられています。高低差のある立体的な花畑は、バリアフリー構造となっているためベビーカーや車椅子でも負担が少なく散策できます。
- 住所:香川県仲多度郡まんのう町吉野4243-12
- 営業時間:9:30~17:00
- 見頃の時期:6月上旬~6月下旬
- 料金:大人450円、65歳以上210円 ※中学生以下無料
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9. 鹿児島県|あじさい峡 東雲の里
「あじさい峡 東雲の里」は、山や川など自然を活かして造られた約4万坪の大庭園。約3kmの地形を生かした遊歩道や展望台などがある、西日本最大級のあじさい庭園です。
公園を歩くとあじさい畑やあじさいロード、渓流沿いのあじさいなど、さまざまな花風景が待っています。見頃のシーズンは約160品種10万本以上のあじさいが咲き乱れ、あじさい祭りを盛り上げます。この時期は毎年にぎわいを見せているため、訪れる際は事前に確認しましょう。
- 住所:鹿児島県出水市上大川内2881
- 営業時間:9:30~16:00
- 見頃の時期:6月上旬~下旬
- 料金:大人500円 ※中学生以下無料
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初夏はあじさい畑を見に行こう!
ここまで日本全国のおすすめあじさい畑を紹介してきました。場所によってイベントを実施していたり、見頃の時期が少し異なっていたりと、そのエリア特有の楽しみ方ができるので、それぞれのベストシーズンを見つけて訪れてみてはいかがでしょうか。