10月9日から12日までの4日間、九州各地で「がんばろう熊本 マイナビ ツール・ド・九州2026が開催されました。2023年に始まった同大会は今年で第4回。今回は長崎県をはじめ、佐賀県・福岡県、大分県・熊本県、宮崎県の九州6県でレースが行われました。国内外から18チームが参加し、100名を超える選手たちが世界レベルの走りを披露。
FUN! JAPANを運営するJTBはブロンズスポンサーとして大会をサポート。今回は、長崎県で開催されたエキシビション「佐世保クリテリウム」と、STAGE1「佐賀・福岡ステージ」を観戦しました。選手たちのスピードや、レースを盛り上げる観客の声援など、現地ならではのロードレースの魅力を体感。九州の街の表情とともに、2日間の観戦レポートをお届けします!
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「がんばろう熊本 マイナビ ツール・ド・九州2026」とは
目の前を、選手たちが驚くほどのスピードで駆け抜けていく。幾重にも重なった自転車の車輪が一本の帯のように見えたかと思うと、あっという間に視界の彼方へ。沿道からは観客の声援が飛び交い、普段は静かな街がレースの熱気に包まれます。そんな迫力を体感できるのが、国際サイクルロードレース「マイナビ ツール・ド・九州」です。
サイクルロードレースは、一般公道などで100kmを超える距離を走り、最初にフィニッシュラインを通過した選手が勝者となる競技。いわば「自転車版のマラソン」です。国際自転車競技連合(UCI)の公認を受けた本大会は、九州のサイクルツーリズムを推進し、自然災害からの復興を象徴するイベントとして開催されています。
今年は、UCIチーム世界ランキング首位(2026年5月12日現在)の「UAEチームエミレーツ・XRG」をはじめ、海外9チームと国内9チームの計18チームが参加。世界レベルの選手たちが、九州各地のコースで熱戦を繰り広げました。
変化に富んだ海岸線、美しい棚田、活火山が生み出す雄大な山岳景観など、コースの風景も見逃せません。選手たちの熱い戦いを楽しみながら、その土地ならではの自然や風土にも出会える――。それが「ツール・ド・九州」ならではの醍醐味です。
10月9日 佐世保クリテリウム:港町・佐世保で体感!自転車ロードレースのスピードと迫力
午前10時半、佐世保駅に到着。みなと口を出ると、平日にもかかわらず、多くの観客で賑わっていました。関西から車で訪れ、4つのレースすべてを回る予定だという人も。大会を心待ちにする人たちの熱意が伝わってきます。会場内にはJTBのブースも登場。立ち寄ると、スタッフ達が笑顔で迎えてくれました。
佐世保クリテリウムは、1周約1.5kmのコースを30周する周回レース。選手たちが何度も目の前を通過するため、スピードと迫力を繰り返し味わえます。試走に向かう選手たちを見ていると、緊張感と高揚感が伝わってきて、自然と私も笑顔になりました。
13時、選手たちが一斉にスタート!目の前を駆け抜けるスピードに圧倒されます。周回を重ねるごとに集団は細長く伸び、トップ集団が近づくたびにカウベルの音と声援が響きました。
この日のフィニッシュを制したのは、ヴィクトワール広島のルーク・バーンズ選手。UAEチームエミレーツ・XRGを抑えての勝利に、観客から大歓声が上がります。街全体でレースを楽しむ佐世保の熱気を肌で感じる一日となりました。
10月10日 佐賀・福岡ステージ:福岡・天神が熱狂!繁華街で楽しむロードレース観戦
2日目は午前10時、佐賀県唐津市の波戸岬をスタート。佐賀県が「マイナビ ツール・ド・九州」のコースとなるのは今回が初めてです。
私が訪れたのは、ゴール地点である福岡・天神。フィニッシュ予定時刻の約3時間前にもかかわらず、明治通りはすでにお祭りのようなにぎわいと熱気に包まれていました。繁華街の中心部をゴール地点とするのも初の試み。
福岡会場の見どころの一つが、選手到着前に行われたスペシャルパレード。福岡の伝統的なお祭り「博多どんたく」でおなじみの花自動車を皮切りに、ジャグリングやストリートバスケ、ダンスと華やかな演目が続きます。日本のお祭りらしい華やかな演出に大盛り上がり!
やがて大型ビジョンにレースの映像が映し出されると、観客は選手たちの走りにくぎ付けに。明治通りの一つ北側にある昭和通りに選手たちが現れると、会場がどよめきました。優勝したのは、XDS・アスタナ チームのマッテオ・マルチェッリ選手。
さらに、地元・VC福岡所属の本多晴飛選手が日本人選手トップに贈られるベストジャパニーズ賞を獲得!表彰式では「ハルヒコール」が鳴り響き、地元ならではの温かな応援に包まれました。
まとめ:レース観戦から始まる、九州を巡る旅
港町・佐世保では海軍ゆかりの風景に触れ、福岡・天神では高層ビルが立ち並ぶ街の中を選手たちが猛スピードで疾走する姿を目撃。同じ自転車ロードレースでも、開催地によってまったく違う景色や雰囲気を楽しめるのが、この大会の魅力です。とりわけ、フィニッシュ直前の選手たちの凄まじい気迫には驚かされました!
今後さらに開催地域が広がり、九州各地の魅力が世界へ発信されていくことに期待が高まります。レース観戦をきっかけに気になる街を訪れ、地元の食や文化、自然に触れてみる。そんな自転車と旅を組み合わせた新しい九州の楽しみ方が、もっと広がっていきそうです。
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