御朱印だけじゃない!?御城印、鉄印など日本のユニークなスタンプラリー5選!

御朱印

日本の旅で体験した豊かな文化や美しい景色の思い出を形に残すのに、写真や動画ももちろん素晴らしいですが、今回はもう一歩踏み込んで、日本ならではのユニークで心に残るスタンプラリー文化をご紹介します。寺社仏閣の御朱印からおの御城印、さらには鉄道の鉄印まで、さまざまな場所で手に入る「〇〇印」と名の付くスタンプラリーは、あなたの旅をより深く、自分だけの特別な思い出深いものにしてくれるはず。日本の新しい旅の楽しみ方を発見しませんか? 

御朱印から広がる日本のスタンプラリー文化 

スタンプラリー文化の原点とも言えるのが、「御朱印(ごしゅいん)」です。もともとは、自分で書き写したお経を寺院に納めた証としていただくものでしたが、現在では参拝の証として寺社で頂くことができます。特に、伊勢神宮や明治神宮のような歴史があり格式の高い神社の御朱印をいただくことは特別な体験です。 

ブームの火付け役「御朱印」とは?神社仏閣で貰える「参拝の証」 

御朱印は、白い紙に黒い墨書の文字と鮮やかな朱色の印が、絶妙なバランスで押されています。寺社ではご本尊名や寺院名などが記され、神社では御祭神の名前や神社名が記されるのが一般的です。印刷物ではなく一つ一つ住職や神職の方が手書きしてくださるため、同じものは二つとなく、その筆遣いや印の押し方には、授与してくださる方の心がこもっています。御朱印集めは、単なるスタンプラリーではなく、その寺社のご本尊や神社の神様との絆が結ばれた「参拝の証」です。

御朱印帳も人気

自分の御朱印画像・蛇腹おりの様子もわかるように、御朱印を頂く際に欠かせないのが「御朱印帳」。和紙でできた蛇腹おりの帳面で、キャラクターものから、日本の伝統的な和柄、モダンなデザインなど、さまざまな御朱印帳が揃っています。編集者も最近2冊目の御朱印帳を購入しました。お気に入りの御朱印帳を見つけて、旅の思い出を刻んでいくことは、自分だけの特別な一冊を作り上げる感覚です。御朱印帳は日本の伝統工芸品として高い評価を受けており、旅のお土産としても人気です。寺社や神社、和紙などを扱っている文房具店、ネット通販でも購入できます。

さまざまなスタンプラリーが誕生。旅の記念品にもぴったり! 

御朱印の人気の高まりとともに、その文化はさまざまな分野へと広がっています。お寺や神社だけでなく、お城、鉄道、書店などで「〇〇印」とつくスタンプラリーが誕生し、多くのファンを魅了しています。これらを集める喜びはコレクターズアイテムを集める喜びそのものです。ひとつひとつの「〇〇印」には、歴史や文化、その情景が凝縮されています。眺めるたびに、その時の感動や出会い、またその風景が蘇ることでしょう。また期間限定や限定デザインなども多く、それらを求めて再び訪れる新たな楽しみ方も生まれています。自分だけの「〇〇印帳」に集めることで、オリジナルコレクションが完成し達成感を味わうことができます。 

日本で手に入るスタンプラリー4選! 

日本各地で手に入れることができる人気のスタンプラリーを厳選してご紹介します。旅の目的や興味に合わせて、ぜひお気に入りのスタンプラリーを見つけてみてください。

日本各地の名城で手に入る「御城印」

日本の歴史と文化の象徴ともいえるお城。壮大な建築や歴史に魅せられるお城好きもたくさんいますね。そんなお城を訪れた記念に手に入れたいのが「御城印(ごじょういん)」です。

御城印は、お城や城跡の名前が中央に書かれ、お城にゆかりのある武将や城主の家紋などが、和紙や特殊な素材を使った半紙に記されています。一般的に300円~500円程で販売されていて、お城の入場券販売所や売店、観光案内所などで購入可能。デザインは、そのお城の歴史や特徴を反映したものが多く、例えば、徳川家康が築いた京都の二条城の御城印には、葵の御紋が押印されたデザインがされています。 

「御城印」を入手できる場所

御城印は、姫路城(兵庫県)や名古屋城(愛知県)など、日本全国約200城近くのお城で授与されています。

人気の「御城印」の紹介 

姫路城 御城印 御城印帳

姫路城(兵庫県)の御城印:世界遺産・姫路城の御城印は、現存する天守を築き上げた池田輝政をテーマに制作されています。池田家の家紋である揚羽蝶の紋様や池田時代に築かれた高石垣がデザインされ、「国宝姫路城」の文字は、城内最大の門「菱の門」に掲げられた看板の文字が使用されています。

HP:https://www.city.himeji.lg.jp/castle/index.html

竹田城 御城印 御城印帳

竹田城(兵庫県)の御城印:竹田城は雲海に浮かぶその姿から「天空の城」として人気の観光地。竹田城の御城印には、右上に「天空の城」と書かれ、山名氏と赤松氏の家紋入りの3バージョンが販売されています。竹田城跡限定の御城印帳も購入可能。登城の記念になること間違いなし。

HP:https://www.city.asago.hyogo.jp/site/takeda/3103.html 

竹田城


御城印帳の紹介 

御城印集めには「御城印帳」がおすすめです。お城の売店では、お城のイラストや家紋がデザインされた、オリジナルの御城印帳の発売もあるので、お気に入りの一冊を購入できるでしょう。ネット通販でも、2,000円~3,000円程で販売されています。

 鉄道版の御朱印「鉄印」

時間の正確さや快適さ、また車窓からの美しい景色で人気の日本の鉄道。鉄道の旅をさらに特別なものにしてくれるのが、鉄道版の御朱印「鉄印(てついん)」です。

鉄印は全国40社以上の第三セクター鉄道で発行されている「乗車記念印」。鉄道名や駅名、日付のほかに、沿線風景、車両のイラストなどがデザインされたカードで、季節ごとにデザインが変わる限定鉄印もあり、列車と地元に対する深い愛情が込められた特別感が魅力です。鉄印は乗車券の提示と記帳料(300円~)を支払うともらえます。

「鉄印」を入手できる場所

えちごトキめき鉄道(新潟県)や京都丹後鉄道(京都府)など、全国40社以上の第三セクター鉄道会社の指定された駅窓口や売店、観光案内所で鉄印がもらえます。鉄印帳の販売箇所や鉄印の受付場所・時間等の詳細については、各鉄道会社のホームページで出発前にぜひチェックしてください。

HP:https://3sec-tetsudou.jp/tetsuincho  

人気の「鉄印」の紹介  

三陸鉄道
©三陸鉄道
三陸鉄道 鉄印帳 鉄印
©三陸鉄道

三陸鉄道(岩手県)の鉄印:鉄印は宮古駅で記帳してもらえます。2013年度上半期にNHKで放送された連続テレビ小説「あまちゃん」のロケ地として有名な鉄道。盛駅から宮古駅間はリアス式海岸が広がり、宮古駅から久慈駅にかけては断崖景勝地が広がる海岸線の近くを走る路線。 全長163キロの沿線は、日本最長の第3セクター路線で、多数の景勝地や鍾乳洞等の観光スポットや、三陸の海で獲れる海産物や酪農製品、琥珀などの特産品もあります。

HP:https://www.sanrikutetsudou.com/

智頭急行 恋山形駅
智頭急行 鉄印

智頭急行(兵庫県岡山県鳥取県)の鉄印:通常版は智頭急行のマスコットキャラクター「スーパーはくとくん」と沿線5市町村の花をイメージしたマークがデザインされていて、上郡駅、大原駅、智頭駅で記帳できます。智頭急行は兵庫岡山鳥取の3県をまたぐ鉄道。中でも絶対に立ち寄りたい駅は「恋山形駅」。鮮やかなピンク色の駅舎と、駅舎内にハート形の絵馬を掲げるスペースがあり、恋がかなう駅として注目のスポットです。

HP:https://www.chizukyu.co.jp/ 

鉄印帳の紹介 

鉄印帳は各鉄道会社の指定窓口で2,500円程で購入可能です。鉄印帳に鉄印を集めていくことで「日本の鉄道旅の記録」が完成します。全ての鉄印を集めると、「鉄印帳マイスターカード」がもらえるので、ぜひ鉄印帳を片手に、日本のローカル線の旅を満喫してください!

全国の書店が参加「御書印」

御書印帖
出典:PR TIMES

読書好きの方、日本の文化に触れたい方におすすめなのが、全国の書店が参加している「御書印(ごしょいん)」です。「御書印」とは「人と書店を結ぶ印」のことです。

御書印は書店を訪れた記念に、訪問した日付と書店員が選んだ本のタイトルや一節などが記入され、書店のオリジナル印を含む、3種類の印が捺されます。オリジナル印は各書店ごとにデザインが異なるのが特徴。書店にゆかりのある人物や地域のシンボルなど、書店ごとに個性が表れています。 価格は300円で参加書店のレジなどで購入できます。

「御書印」を入手できる場所

御書印は2025年11月現在647店が参加。北は北海道利尻島、南は沖縄石垣島、さらには台湾にまでその輪が広がっています。

人気の「御書印」の紹介

御書印
出典:PR TIMES

神保町13店舗(東京都)の御書印:世界一の本の街「神田神保町」には約130店の書店があり、そこには、数百万点の書物やアート作品が集められています。そんな神保町の13店舗で御書印がもらえます。猫本専門店や子どもの本専門店など、それぞれのお店の個性が表れた御書印を集めながら、新たなお店と本との出会いを楽しんでみませんか。

丸善 丸の内本店(東京都)の御書印:東京駅丸の内口に位置し、広大なフロアにさまざまなジャンルの書籍が並ぶ、日本を代表する大型書店です。御書印は2階レジにて購入できます。

御書印帖の紹介 

御書印を集めるために使用する「御書印帖」は参加店で無料で配布しています。 この御書印帖を片手に、日本の奥深い書店文化と心に響く言葉との出会いをぜひ楽しんでくださいね!

船のイラストが特徴的「御船印」

御船印帳

船旅は海に囲まれた日本ならではの旅の楽しみ方のひとつ。水上から眺める美しい景色は非日常の世界は格別です。そんな船旅の思い出をもっと特別に残せる新たな魅力が「御船印(ごせんいん)」です。

御船印は、全国各地のフェリーや観光船、遊覧船などで発行しているその船独自の印です。船体、航路、観光地のシンボルなどがデザインされたカードで、船舶の魅力をぎゅっと凝縮したアート作品のようです。一般的に300円~500円程度で、チケット購入窓口や船内の売店などで発売しています。船によってデザインが全く違うので、集めるのが本当に楽しい御船印。お気に入りの御船印をぜひ見つけてみてください。

HP:https://gosen-in.jp/ 

「御船印」を入手できる場所

津軽海峡フェリー(青森県)や佐渡汽船(新潟県)など、2026年1月現在、約150船会社で実施されています。 

人気の「御船印」の紹介

「船の御朱印=御船印」を展開する御船印めぐりプロジェクト事務局が開催した、御船印の人気投票「第1回 御船印総選挙」で1位と2位に選ばれた御船印です。 

新日本海フェリー 御船印
提供:新日本海フェリー

新日本海フェリーの御船印:船名は港に自生する花木から命名されていることから、船名の花と、海に浮かぶフェリーをデザインしたカラフルな御船印。乗船した日の船長のサイン入りなので、特別な御船印になること間違いなし。

HP:https://www.snf.jp/plan-recommended/recommended/gosenin/

桜島フェリー 御船印

桜島フェリーの御船印:朝方や夕暮れなど一日の中で移り変わりさまざまな色を見せる桜島を背景に、桜島フェリーを配置したデザインで、「御船印」の収集だけでなく、観光や乗船の記念としてもおすすめ。

HP:https://www.city.kagoshima.lg.jp/senpaku/speigyou/goseninsousenkyo.html

御船印帳の紹介

御船印帳

公式の御船印帳は、御船印めぐりプロジェクトに参加している船会社のターミナルや船内売店で購入できます。価格は2,000円程度で、船のイラストや航路の風景など、オリジナルの御船印帳もあります。御船印帳を手に、日本を再発見する旅に出かけましょう。

HP:https://gosen-in.jp/stamp_book.php 

「御朱印」をきっかけに広がる日本のスタンプラリー文化は、日本の旅をより思い出深いものにしてくれるはずです。それぞれの「印」には、その場所ならではの歴史や文化、人々の思いが込められています。ぜひスタンプラリー集めに挑戦してみてください。きっと、あなただけの特別な旅の思い出になるでしょう。 

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