「二十世紀梨」のふるさと・鳥取へようこそ!二十世紀梨記念館の見学と梨狩り食べ放題で、楽しい!美味しい!大満足!な旅を堪能しましょう!

  • Nov 8, 2022
  • Hana

「二十世紀梨」のふるさと・鳥取へようこそ!二十世紀梨記念館の見学と梨狩り食べ放題で、楽しい!美味しい!大満足!な旅を堪能しましょう!

サクサクした触感とジューシーな甘さで大人気!梨が大好きな人なら、「二十世紀梨」のふるさと・鳥取県はぜったい外せない観光名所です。今回は、梨に関する豆知識を学べる「二十世紀梨記念館」と、梨狩り食べ放題の「さんこうえん」を紹介しようと思います。この記事を読めば鳥取県産の梨の魅力をより深く知りたい、ぜひチェックしてみてくださいね!

鳥取県「二十世紀梨」が有名になるきっかけ

日本産梨の品種はさまざまですが、果皮の色で大きく「赤梨系」と「青梨系」に分けられます。梨の旬は品種や産地によって異なり、早いものだと毎年8月上旬から、遅いものだと11月下旬まで市場に出回ります。日本赤梨の代表である「幸水」や「豊水」などは一度は耳にしたこと、もしくは、食べたことがあるかもしれません。ただ、実はこの2品種はいずれも青梨である「二十世紀梨」の血を受け継いでいるものです。この点からみると、日本産の梨にとっては、「二十世紀梨」は欠かせない重要な存在とも言えます!そして、この二十世紀梨の生産量日本一の座にいるのが鳥取県です。

鳥取県 二十世紀梨

1888年、千葉県松戸市に住んでいた当時13歳の松戸覚之助が芽を出している梨の苗木を発見し、心を込めて育った結果、柔らかくて果汁たっぷりな梨が生まれました。この梨を専門家におくったところ、農学博士の渡瀬寅次郎が知り、その優れた品質を「来たる新世紀(20世紀)における代表的品種になるであろう」という願いを込めて、「二十世紀」という名を付けました。これをきっかけとして、「二十世紀梨」は誕生したのです。

その後、二十世紀梨の栽培・普及に尽力した梨農家である北脇永治の努力によって、鳥取県内で二十世紀梨の知名度が上がり、大人気になりました。鳥取県は、傾斜地で水はけのよい土地が多く、二十世紀梨を栽培するのに最適で、このような、人々の努力と、土地の好条件によって、やがて鳥取県を代表する果物となりました。

酸味と甘さのバランスのとれた爽やかな味わい、シャキシャキとした食感の絶妙なバランスは、大人も夢中になる味わいです。鳥取県へ遊びに来る時、ぜひ召し上がってください。

二十世紀梨記念館 :梨に関する豆知識を学んで子供から大人まで楽しめるミュージアム

二十世紀梨記念館
二十世紀梨記念館

美術館や博物館を訪れる時、館内展示を鑑るだけで、つまらない、と感じたことがある人もいるかもしれません。

でも、その心配はこの二十世紀梨記念館では無用です。なぜなら、展示品や資料を見学するだけでなく、さまざまな模擬体験ができるコーナーも備えているから。特に子ども連れの方におすすめなのは、二階にある不思議なガーデンです。

不思議なガーデンは、自分の体が小さくなって、梨園にいるイメージでレイアウトされた展示室。体が小さくなった見学者は、さまざまな拡大模型の中に冒険しながら梨園に隠する秘密を掘り出します。その後、「梨を育てる」というコーナーに戻って、梨作りの一年の作業手順を学ぶだけでなく、梨の「袋かけ」の模擬体験もできます。一見簡単そうに見えますが、実際にやってみるとなかなか難しい!楽しみながら梨についてより深く学んでいきましょう。

二十世紀梨記念館

二十世紀梨記念館

また、「梨のキッチンギャラリー」では、三種類の梨の食べ比べができます。口に入れた瞬間、品種ごとに食感や味わいが異なるのがはっきりわかるでしょう。「二十世紀梨の巨木」を中心に築き上げた一階の展示コーナーにおいては、二十世紀梨栽培の歴史、梨がかかわるアート作品、世界の梨に関する資料などが、パネル、模型や映像でわかりやすく展示されています。

また、一休みしたいまら喫茶店やミュージアムショップへ行くのもおすすめ。二十世紀梨ソフトクリームやパフェなどの梨スイーツもありますよ。また、もし時間があれば、屋外にある梨ガーデンもぜひ行ってみてください。各種の梨の栽培環境を見学できるのもここならではです。

二十世紀梨記念館

二十世紀梨記念館

スポット情報

  • スポットナ:鳥取二十世紀梨記念館・なしっこ館
  • 場所:鳥取県倉吉市駄経寺町198-4倉吉パークスクエア内
  • 開館時間:9:00~17:00
  • アクセス:倉吉駅バスターミナル2番のりばから乗車、「倉吉パークスクエア」や「倉吉パークスクエア北口」下車、徒歩5分。
  • 公式サイト:http://1174.sanin.jp/

さんこうえん:梨園で梨狩り食べ放題

さんこうえん

梨狩り体験をやってみたい方におすすめするのは、百年以上の歴史を誇る梨園「さんこうえん」です。創業以来、二十世紀梨の栽培を行っています。長年、「これ以上ない旨さを持つ梨」を食べてほしいと、美味しい梨が育つ最適条件を研究しており、毎年、梨の収穫時期に行われる梨狩り体験を楽しみに待つリピーターも多いです。

さんこうえん

さんこうえん

「さんこうえん」では、20か所に分けて、幸水、新甘泉、二十世紀、新興など11種類の梨果樹を植えます。種類豊富で品種によって収穫時期もそれぞれ違うので、7月下旬から11月中旬までに訪ねると、必ず旬の梨を味わえます。

入場料を支払うだけで、手ぶらで「梨狩り食べ放題」を楽しめるのもポイント!梨の採取方法は簡単で、やさしく梨を右や左にもぎると簡単に取れます!

梨を収穫したら、入場した時に農園から受け取ったプラスチック製ナイフとくず入れで、梨の皮を剥いて食べましょう。梨狩り体験と新鮮な梨の食べ放題も満喫できるので、ぜひ一度試してみてくださいね!

さんこうえん

さんこうえん

スポット情報

  • スポット名:さんこうえん
  • 住所:鳥取県鳥取市福部町湯山1973
  • 営業時間:9:00~17:00
  • 料金:(中学生以上)1200円、(小学生以上)1100円、(3歳以上)700円
  • アクセス:鳥取砂丘から車やタクシーで約5分
  • 公式サイト:https://www.sankouen.com/

このように、鳥取県は砂丘のほかにも、多種多様な観光アクティビティがあります。梨狩りで、シャリシャリとした食感と甘さを持つ鳥取の梨を食べたら絶対にやみつきになるはず!今度、鳥取県へ遊びに来る時、ぜひ体験してみてください。

鳥取県に関する記事はこちら

日本の梨に関する記事はこちら

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