東京23区おすすめの街ランキング-外国人が住みやすい街・お金持ちが多く住んでいる区を徹底紹介!

日本好き外国人が多数在籍するFUN! JAPAN編集部。なかには幼少期から日本の首都・東京にあこがれていたスタッフも少なくありません。
「人生で1度きり!Tokyoに住んでみたい!」「3度の飯より、日本、そして東京が好き!」「コロナ禍が明けたら東京に旅行に出かけたり、長期滞在したい!」そんな思いを持つ人は、FUN! JAPAN読者の中にも多いはず、人に向けて、今回は東京23区内で在日外国人が多いエリアを徹底紹介!

在日外国人が多く住んでいる区は?
東京で一番家賃が高い区は?
お金持ちが多く住んでいる区は?

これらの答えを知れば、あなたの東京滞在や東京観光はもっと楽しくなるはず!ということでランキング形式でまとめてみました。
この記事をチェックして、さらに東京ツウになってしまいましょう!

東京23区内で外国人人口が多い街はどこ?

東京で外国人が多く住んでいる区はどこ?

まず初めに、「東京に住んでいる外国人ってどれぐらいいるの?」を把握しておこう。
東京都総務局が2022年1月に発表した「東京都の人口(推計)(※1)」によると、東京の人口総数は2022年1月月時点で約1,400万人となっています。そのうち、外国人人口は約52万人で (※2)、割合で計算すると約3.7%が外国人ということが分かる。

では、次は「在日外国人が多く住んでいる区は?」を見てみよう。
東京都総務局統計部の「住民基本台帳による世帯と人口 令和4年1月」のによると、上位3区は下記の通りだ。


区部
人口
1位
 江戸川区
(葛西、小岩、平井 など)
 35,220人
2位
新宿区
(新宿、新大久保、高田馬場 など)
 33,907人
3位
 足立区
(北千住、綾瀬、舎人 など)
33,138人

1位の江戸川区と3位の足立区は都心へのアクセスが良いにもかかわらず、都内の中では物価や家賃相場が安いと知られているエリア(※家賃については本記事の下の章で詳しく紹介)。
2位にランクインした新宿区は、東京都庁がありJR山手線も通る新宿駅や、コリアンタウンとして有名な新大久保駅、早稲田大学のある高田馬場駅などがあり、外国人留学生や海外からの移住者などが多いエリアとして知られています。日本語学校や専門学校も多く、外国人留学生たちが学校周辺に住み、さらにその周りにアジア系の料理店などもひしめき合います。

新宿区にある新大久保

ちなみに、江戸川区の統計データによると、2018年の人口は69万5366人で日本人が66万1909人、外国人が3万3457人で、2017年と比べて3852人増だったそうなのですが、内訳は日本人が1222人増で外国人が2630人増で、なんと外国人の人口増加数が倍以上(!)。そのためか、江戸川区役所の公式サイトには、外国人向けの生活情報をまとめたページが作られています。(参考:日刊ゲンダイDIGITAL「東京で進む国際化 江戸川区は日本人より外国人が人口増加」、江戸川区役所公式サイト

また、新宿区の新大久保は、韓国料理店がひしめき合うコリアンタウンとしてもともと有名でしたが、近年、インドやパキスタン、バングラデシュ、ネパールなどの南アジア圏出身の外国人が増えており、駅前の路地裏の一角「イスラム横丁」にはたくさんのエスニック料理店が並んでます。
リトルインディアとも呼ばれる江戸川区の西葛西や新大久保では、各国料理のレストランや食材店が点在し、日本語が全く通じないスタッフがいたり、日本語を使わず買い物ができてしまうことも。東京にはこのように、特定の国の出身者や人種が集まり、独自コミュニティーを形成している街がたくさんあります。

在日外国人を国籍別・地域別(※3)で見てみると、

国・地域

人口(区部)
1位 
中国
188,005
2位 
韓国 
74,369
3位
 ベトナム
 28,350

ちなみに2020年6月の調査において、全国で在留外国人が一番多い市区町村は、東京都ではなく埼玉県川口市(※4)、2位が東京都新宿区となっています。
なぜ川口市の外国人比率が高いかというと、JR埼京線が通っており、電車の乗り換えなしで池袋・新宿・渋谷などへアクセスできることや、住宅費が比較的安いことが、多くの中国人やベトナム人が住む理由と考えられています。

  • *1:総務局統計部「東京都の統計(東京都の人口(推計))」より
  • *2:総務局統計部「住民基本台帳による世帯と人口 令和4年1月」より
  • *3:都総務局統計部「区市町村別国籍・地域別外国人人口(上位10か国・地域) 令和3年1月」より
  • *4:法務省「在留外国人が多い市区町村ランキング」

お金持ちがこぞって住んでいる区は?家賃が高い区はどこ?

ちなみに、東京でお金持ちが住んでいるイメージの街というと、南青山、六本木、赤坂、高輪、麻布十番、西麻布、世田谷、白金台など。
表参道の近い南青山や、東京ミッドタウン・六本木ヒルズで知られる六本木、赤坂、麻布十番、白金台はすべて港区、高級住宅地で知られる街・世田谷は世田谷区にあります。

果たしてこのイメージは実際そうなのでしょうか?ここからは年収・家賃に関するデータを一緒に見てきます。

港区の町並み

総務省統計局のデータ(*5 & *6)に基づいてまとめたランキングがこちら。

 区部
平均年収(円)
1位
港区
(品川、新橋、表参道 など)
 約1,163万
2位 
千代田区
(秋葉原、大手町、東京 など)
 約1,005万
3位 
渋谷区
(渋谷、原宿、代官山 など)
約885万
渋谷区の町並み



区部 
1ルームあたりの平均家賃
(駅徒歩10分以内)
1位

港区
(品川、新橋、表参道 など)
約11万円

千代田区
(東京、秋葉原、大手町など)
約11万円
2位
中央区
(銀座、日本橋、築地 など)
 約10万7000円
3位
渋谷区
(渋谷、原宿、代官山 など)
約9万円

言うまでもなく、東京都23区の家賃相場は日本47都道府県の中で群を抜いて高く、総務省統計局の2018年のデータによれば、同じ広さの居住用借家を借りた場合、全国平均が5万5695円となっているのに対して、東京の1ヵ月あたりの家賃は8万1001円となっていました

当時平均家賃が最も安かった鹿児島の3万7863円と比べるとその差は、なんと5万円!また、全国市区町村の「家賃水準 」をランキング化したものでも、上位は東京の市町村が占めています。

千代田区にある皇居

東京のなかでも特に家賃が高いのが、港区と千代田区、中央区の都心3区。この3区は、皇居や国会議事堂、中央省庁をはじめ、国の中枢を担う機関が集中し、金融機関や大手企業の本社なども多く、家賃相場が高いエリアとなっています。

続いて高いのが表参道や渋谷・原宿で知られる渋谷区。繁華街から少し離れた松濤や広尾などが高級住宅街となっており、数億の豪邸や高級タワーマンションなどが建っており、不動産投資などでも人気のエリアとなっています。

番外編―家賃が安い区はどこ?

江戸川区の町並み

一般的に、不動産会社やWEBサイトで賃貸物件などを検索する際、東京23区は、現在の皇居を中心に方角よって4つのエリア(城北、城南、城東、城西)に分けられます。

この4つのエリアの中では、比較的城東エリアと城北エリアに位置する区は家賃相場が安いとされています。
例えば、
城東エリアに位置する江戸川区、葛飾区や、城北エリアに位置する足立区、板橋区はどれもワンルームで6万円以下(※7)と比較的にリーズナブル。
家賃が安いということは、地価が低いということ。安いホ
テルが見つかる可能性も高いと言えますので、長期滞在はもちろん、短期の観光などにも参考してみてください!


東京23区や多摩地域、島嶼部に関する記事はこちら

東京23区とは?日本地図で学ぶ東京都のエリア分け
https://www.fun-japan.jp/jp/articles/12815

東京23区 - 日本の、関東エリアの中心地
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https://www.fun-japan.jp/jp/articles/11766

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