伊豆大島 - 東京から気軽に島旅できる注目スポット

伊豆大島ー東京から気軽に島旅できる注目スポット

もしあなたが訪日旅行中(ほうにちりょこうちゅう)に、東京(とうきょう)観光(かんこう)して、都会(とかい)だけでなく日本(にほん)らしい田舎(いなか)も体験(たいけん)したいと感(かん)じた場合(ばあい)、わざわざ地方都市(ちほうとし)に移動(いどう)する必要(ひつよう)はありません。
なぜなら、東京には小笠原諸島(おがさわらしょとう)や伊豆諸島(いずしょとう)などたくさんの離島(りとう)があるからです。
特(とく)に、東京から太平洋(フィリピン海)側へ約120km進んだところにある、伊豆諸島(いずしょとう)最大(さいだい)の島(しま)・伊豆大島(いずおおしま)は人気(にんき)があります。
ハイキングやバードウォッチングを楽(たの)しんだり、新鮮(しんせん)な空気(くうき)や海(うみ)の絶景(ぜっけい)を眺(なが)めたり、
東京の新(あら)たな一面(いちめん)を見(み)せてくれる伊豆大島について紹介(しょうかい)します

伊豆大島はどこに位置していますか?

伊豆大島はどこに位置していますか?

大島(おおしま)は「伊豆大島」とも呼(よ)ばれ、東京から約120kmの距離(きょり)にある自然(しぜん)豊(ゆた)かな火山島(かざんとう)です。
大島は、東京都(とうきょうと)に属(ぞく)する伊豆諸島の島々(しまじま)の中(なか)でも、東京から近(ちか)く最(もっと)も大(おお)きい島(しま)で、その立地条件(りっちじょうけん)と湿度(しつど)の高(たか)さから亜熱帯気候(あねったいきこう)に属(ぞく)しています。

この島(しま)の特徴(とくちょう)は火山島(かざんとう)であること。最近(さいきん)では1990年に三原山が小噴火(しょうふんか)しました。現在(げんざい)、三原山(みはらやま)には登(のぼ)ることができますが、噴火の可能性がある場合は、警報(けいほう)や防災対応(ぼうさいたいおう)がなされます。

大島観光の魅力

大島での楽しみ方

大島の魅力はなんといっても大自然(だいしぜん)。
2010年に日本ジオパークに認定(にんてい)されており、溶岩(ようがん)でできた小高(こだか)い丘(おか)や三原山の噴火口(ふんかこう)を見学(けんがく)できるハイキングツアーは参加(さんか)の価値(かち)あり!また、美しいビーチや火山博物館(かざんはくぶつかん)、季節(きせつ)の花々(はなばな)、温泉(おんせん)などもあり、日帰(ひがえ)りだけでなく、1~2日(にち)宿泊(しゅくはく)して過(す)ごすのもおすすめです。

魅力1. 天然温泉

活火山(かつかざん)の島(しま)・伊豆大島(いずおおしま)は温泉(おんせん)が湧(わ)き出(で)ることでも有名(ゆうめい)で、島内(とうない)にはオーシャンビューの温泉施設(おんせんしせつ)や日帰(ひがえ)り温泉(おんせん)も楽(たの)しめるホテルがあります。
特(とく)に有名(ゆうめい)なのが島の中央(ちゅうおう)にある三原山温泉。大島温泉(おおしまおんせん)ホテルの一部(いちぶ)で、原生林(げんせいりん)越(ご)しに三原山を望(のぞ)む露天風呂(ろてんぶろ)と
内風呂(うちぶろ)が楽(たの)しめます。
また、
公共の温泉露天風呂では、「元町浜の湯」も人気!海のそばにあり、背景に三原山、正面には青い海と伊豆半島の景色(けしき)が広(ひろ)がります。夕暮(ゆうぐ)れ時(どき)に入浴(にゅうよく)すると、伊豆半島に沈(しず)む夕日(ゆうひ)と茜色(あかねいろ)に染(そ)まった大海原(おおうなばら)を見ながらの温泉体験(おんせんたいけん)が楽(たの)しめます。
入浴(にゅうよく)には水着(みずぎ)が必要(ひつよう)です。
また、ホテル白岩やホテル赤門にも宿泊者用(しゅくはくしゃよう)の温泉(おんせん)があります。

魅力2. 三原山トレッキング

魅力2. 三原山トレッキング

伊豆大島のシンボル的存・三原山のハイキングは、大島観光には欠かせません。
ツアーのなかでも有名なのがゴジラ岩です。

日本の特撮映画(とくさつえいが)の金字塔(きんじとう)「ゴジラ」の1984年の作品(さくひん)では、三原山火口に落ちるゴジラがラストシーンとなっています。また、「ゴジラvsビオランテ」では三原山からゴジラが復活(ふっかつ)するという設定(せってい)となっておりゴジラファンには聖地(せいち)として知(し)られています。
ハイキングの途中(とちゅう)でゴジラに遭遇(そうぐう)することはないかもしれませんが、あなたも三原山の風景(ふうけい)を見(み)れば、それも納得(なっとく)です。ハイキングは初心者でも楽しめる難易度(なんいど)で、三原山温泉から噴火口などをぐるっと周遊し、山頂を目指す1時間ほどのルートが用意されています。

魅力3. 島で季節の花やバードウォッチングを楽しむ

魅力3. 島でツバキの花を楽しめる

大島のもう一つの名物(めいぶつ)と言(い)えば椿(つばき)。島では、椿の花は1月から3月にかけて開花(かいか)し、この時期(じき)には例年(れいねん)伊豆大島椿まつりも開催されます。なんと、約300万本ものツバキが自生(じせい)しており、ヤブツバキやサザンカを道(みち)の脇(わき)に見(み)ることができますよ。

大島の東海岸(ひがしかいがん)に位置(いち)する東京都立(とうきょうとりつ)大島公園は椿の名所(めいしょ)で、温室(おんしつ)には何十種類(なんじゅっしゅるい)もの椿が展示(てんじ)されています。
島には、他(ほか)ではなかなか見(み)ることができないような珍(めずら)しい鳥(とり)も生息(せいそく)しているので、バードウォッチングにTryするのもおすすめです。

魅力4. 海塩(OHSHIMA OCEAN SALT)体験

See Salt-making at Umi no Sei

大島のもう一つの名物(めいぶつ)は、海水(かいすい)だけを原料(げんりょう)に伝統製法(でんとうせいほう)で作(つく)られる塩(しお)。「海の精(うみのせい)」と呼(よ)ばれるその高品質(こうひんしつ)な海塩(かいえん)は、事前(じぜん)に申(もう)し込(こ)めば生産工程(せいさんこうてい)を見学(けんがく)でき、おみやげで購入(こうにゅう)することもできます。

波浮港を散策する

かつては湖(みずうみ)のある入(い)り江(え)だった波浮港(はぶみなと)は、17世紀の津波(つなみ)によって海(うみ)に開(ひら)かれました。
現在(げんざい)は、静(しず)かな漁村(ぎょそん)で、木造家屋(もくぞうかおく)や静(しず)かな通(とお)りなど、昔(むかし)ながらの港町の景色を楽(たの)しめます。
眼下(がんか)には町並(まちな)みを見渡(みわた)せる展望台(てんぼうだい)があり、湾曲(わんきょく)した港(みなと)を眺(なが)めるには絶好(ぜっこう)のビューポイントで、人気(にんき)の海水浴場(かいすいよくじょう)であるトウシキビーチにも近(ちか)い。

大島散策のためのヒント

Practical Tips for Exploring Oshima Island

大島は、東京(とうきょう)の離島(りとう)の中(なか)では最(もっと)も大(おお)きな島(しま)かもしれませんが、それでも小(ちい)さくて静(しず)かな場所(ばしょ)です。大島の周囲(しゅうい)は車(くるま)で1時間(いちじかん)ほどで移動(いどう)できますが、公共交通機関(こうきょうこうつうきかん)が限(かぎ)られているため、車(くるま)や自転車(じてんしゃ)での観光(かんこう)が理想的(りそうてき)です。島(しま)へのフェリーの中(なか)にはカーフェリーもあり、自分の車で行(い)くことも可能(かのう)ですし、島(しま)でレンタルすることもできます。
また、島(しま)にはコンビニエンスストアがありませんので、到着時(とうちゃくじ)には必要(ひつよう)なものを準備(じゅんび)しておくことが大切(たいせつ)です。夏場(なつば)は混雑(こんざつ)していて選択肢(せんたくし)が限(かぎ)られることもあるので、宿泊施設(しゅくはくしせつ)は必(かなら)ず事前(じぜん)に予約(よやく)してください。


東京23区や、夜景・展望台スポット記事をチェックしたい人はこちら

東京23区 - 日本の、関東エリアの中心地
https://www.fun-japan.jp/jp/articles/12806

東京23区とは?日本地図で学ぶ東京都のエリア分け
https://www.fun-japan.jp/jp/articles/12815

日本初!横浜みなとみらいに都市型循環式ロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」登場
https://www.fun-japan.jp/en/articles/12711

厳選!横浜のおすすめ夜景スポット
https://www.fun-japan.jp/jp/articles/12611

【お知らせ】
FUN! JapanのTwitterアカウント(@FUNJAPANTravel)では毎日、簡単な日本語の単語やフレーズ、日本ならではの四季や、季節のイベントに関する記事をTweetしています。
日本のことをもっと知りたい方や、日本語を勉強中の方は@FUNJAPANTravelをチェックしてください!
https://twitter.com/FUNJAPANTravel

Index

Recommend