奥入瀬渓流だけじゃない!青森県のおすすめ紅葉スポット

奥入瀬渓流だけじゃない!青森県のおすすめ紅葉スポット

東北地方(とうほくちほう)の青森県(あおもりけん)は、りんごや弘前城(ひろさきじょう)の桜(さくら)、冬(ゆふ)は雪(ゆき)まつりなどでも知(し)られていますが、実(じつ)は自然(しぜん)豊(ゆた)かで紅葉(こうよう)の名所(めいしょ)が多(おお)いことでも知(し)られています。この記事(きじ)では、深(ふか)いオレンジ色(いろ)の山並(やまな)みや、湖(みずうみ)に映(うつ)る鮮(あざ)やかな赤(あか)など、季節(きせつ)の移(うつ)り変(か)わりを楽(たの)しめる紅葉(こうよう)の名所(めいしょ)を紹介(しょうかい)します。

青森の紅葉シーズンはいつ?

青森の紅葉シーズンはいつ?

東北エリアに位置(いち)する青森県の気温(きおん)は、9月が平均値(へいきんち)21.3℃に対(たい)して10月は13.7℃。晩夏(ばんか)から秋(あき)にかけて気温が下(さ)がり、その後(ご)11月の平均値が8℃、12月は0.6℃と、冬に近づくにつれて氷点下(ひょうてんか)となり、ぐっと冷(ひ)え込(こ)みます。※気象庁 「2020年 青森 日平均気温の月平均値(℃)」参照
紅葉(こうよう)シーズンは、例年(れいねん)
10月中旬(ちゅうじゅん)~11月上旬頃(じょうじゅんごろ)で、標高(ひょうこう)や樹木(じゅもく)の種類(しゅるい)によって時期(じき)は異(こと)なりますが、一般的(いっぱんてき)には10月(がつ)下旬頃(げじゅんごろ)がピークと言(い)われています。
春(はる)の桜(さくら)と合わせて、秋の紅葉シーズンは青森中がカラフルに色づくシーズン。金色(きんいろ)や赤(あか)、オレンジ色の美(うつく)しい紅葉(こうよう)を楽(たの)しむことができる秋(あき)の青森(あおもり)を訪(たず)ねてみませんか?

青森県の紅葉スポットランキング

青森県では、10月~11月にかけて、イチョウやモミジをはじめ樹木(じゅもく)が黄金色(こがねいろ)やオレンジ、赤(あか)に色づき輝(かがや)きます。新緑(しんりょく)の夏(なつ)とは一味(ひとあじ)違(ちが)うまるで絵画(かいが)のような世界観(せかいかん)。美しい湖や山並(やまな)み等(など)、いちおしの絶景(ぜっけい)スポットを紹介(しょうかい)します。

白神山地:世界遺産の秋の紅葉

日本で初(はじ)めてユネスコ世界遺産(自然遺産)に登録された白神山地(しらかみさんち)。青森県と秋田県(あきたけん)にまたがるこのスポットは、広大なブナ天然林が有名で、ハイキングスポットとしても人気があります。

北側(きたがわ)に位置(いち)する白神岳(しらかみだけ)と暗門の滝( あんもんのたき)は、紅葉シーズンのハイキングに人気(にんき)のスポットです。特に、暗門の滝をはじめ、山地内のいくつかの滝を散策(さんさく)するハイキングコースは、11月初旬ごろまでは未舗装(みほそう)の遊歩道(ゆうほどう)が開通しており(※11月中旬~5月中は冬季閉鎖)、滝まで90分ほどの紅葉ハイキングが楽しめます。

Spot Information

  • 白神山地ビジターセンター
  • 住所:青森県 中津軽郡 外ヶ浜町 西目屋村 田代字神田(あおもりけん なかつがるぐん そとがはままち にしめやむら たしろかんだ)61-1
  • アクセス:JR弘前駅からバスで約1時間のところにあります。

弘前城(弘前公園):桜だけでなく紅葉シーズンも絶景!

弘前城(弘前公園):桜だけでなく紅葉シーズンも絶景!

桜(さくら)の名所(めいしょ)としても有名な弘前公園(ひろさきこうえん)。
東北(とうほく)で唯一(ゆいいつ)の現存天守(げんぞんてんしゅ)、弘前城(ひろさきじょう)が敷地内(しきちない)にあるこの公園は、冬(ふゆ)の雪灯籠祭り(ゆきとうろうまつり)、春の桜、そして秋の紅葉の3つで知(し)られています。
園内には、市立博物館や植物園、護国神社(ごこくじんじゃ)、赤い春陽橋(しゅんようばし)などもあり、城の櫓(やぐら)、お堀(ほり)など、見どころ満載!例年10月中・下旬から11月中旬にかけては、夜のイルミネーションや紅葉まつりも開催されています。
※2021年は2021年11月1日(月)~11月7日(日)で開催

Spot Information

  • 弘前公園
  • 住所:青森県 弘前市 下白銀町(あおもりけん ひろさきし しもしろがねちょう)1
  • アクセス:JR弘前駅から弘前シティループバス(100円)に乗車し、「市役所前」で下車後、徒歩4分

奥入瀬渓流:深淵なる紅葉の森

奥入瀬渓流:深淵なる紅葉の森

青森・秋田(あきた)の両県(りょうけん)にまたがる十和田湖(とわだこ)。奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)は、その十和田湖の子ノ口(ねのくち)から、森(もり)を抜(ぬ)けて焼山(やけやま)に至(いた)るまでの、全長(ぜんちょう)約(やく)14kmにもおよぶ川(かわ)の渓流(けいりゅう)です。国(くに)の天然記念物(てんねんきねんぶつ)にも指定(してい)されたこの渓流(けいりゅう)が、深(ふか)いオレンジ色(いろ)に染(そ)まる秋(あき)の紅葉(こうよう)は、まさに大絶景(だいぜっけい)!

奥入瀬渓流:深淵なる紅葉の森

夏(なつ)の青々(あおあお)とした新緑(しんりょく)のイメージが強(つよ)いですが、夏(なつ)と秋(あき)どちらのシーズンも訪(おとず)れてみると、夏(なつ)とはまた違(ち)った色鮮(いろあざ)やかで幻想的(げんそうてき)な世界感(せかいかん)により感動(かんどう)できるでしょう!渓流(けいりゅう)沿(ぞ)いは遊歩道が整備(せいび)されており、奇岩(きがん)や小さな滝など、写真(しゃしん)映(ば)えスポットもたくさんありますよ。

Spot Information

  • 奥入瀬渓流
  • 住所:青森県 十和田市 奥瀬(あおもりけん とわだし おくせ)60
  • アクセス:JR新青森駅からJRバスで約2時間、焼山で下車。

蔦沼:水面に映り込む黄色や赤のグラデーションが絶品!

蔦沼:水面に映り込む黄色や赤のグラデーションが絶品!

奥入瀬渓流と並(なら)んで、十和田湖周辺(とわだこしゅうへん)のもう一つの紅葉(こうよう)の名所(めいしょ)として知(し)られるのが蔦沼(つたぬま)です。
蔦沼の魅力は、なんといっても紅葉の美しい水鏡(みずかがみ)! 黄色や赤に染まった木々が水面に映り込む、神秘的な光景を楽しめます!
周囲(しゅうい)は遊歩道(ゆうほどう)が整備(せいび)されており、他の沼も含め散策したり、バードウォッチングをするのもおすすめ!

Spot Information

  • 蔦沼
  • 住所:青森県 十和田市 奥瀬蔦野湯(あおもりけん とわだし おくせつたのゆ)
  • アクセス:新青森駅からJRバスに約2時間半乗車し、蔦温泉で下車後、徒歩15分

八甲田山:上から見た秋の紅葉

1585mの大岳(おおだけ)をはじめ山々が連なる八甲田連峰(はっこうだれんほう)、通称(つうしょう)・八甲田山(はっこうださん)もまた、青森を代表する紅葉スポットです。
おすすめは、ハイキングはもちろん、なんといっても八甲田ロープウェイ。
ロープウェイから眺めると、鮮やかに色づいた木々が絨毯のように見え、きっと忘れられない思い出となるでしょう!
八甲田山の山頂公園駅(さんちょうこうえんえき)には、約1kmの散策路(さんさくろ)があり、高山植物(こうざんしょくぶつ)や湿原(しつげん)を鑑賞できます。また、毛無岱(けなしたい)へ降(お)りてから酸ヶ湯温泉(すかゆおんせん)へ向(む)かうこともできます。(※一般の登山道ですので、ズック・スニーカー・登山靴が必要です)

Spot Information

  • 八甲田ロープウェイ 山麓駅
  • 住所:青森県 青森市 荒川寒水沢(あおもりけん あおもりし あらかわかんすいざわ)1−12
  • アクセス:JR青森駅からJRバス、または定額タクシーで八甲田山ロープウェイ乗り場へ

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紅葉の秋! 絶対おさえておきたい北海道のおすすめ紅葉スポット
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