【2026年版】JR PASS完全ガイド|全国版・エリア版の違いとおすすめモデルコース

「JR PASS」は、訪日外国人旅行者に向けて発行されている周遊パスです。JR PASSを使えば、移動費を抑えながら効率よく日本旅行を楽しめます。

全国を広く周遊できる「JR PASS(全国版/JAPAN RAIL PASS)」をはじめ、九州エリアをお得に巡れる「JR Kyushu Rail Pass(九州レールパス)」、東京近郊の人気観光地へのアクセスに便利な「JR Tokyo Wide Pass(JR東京広域周遊券)」など、目的地に合わせて選べるさまざまなパスが用意されています。

本記事では、主要なJRパスの特徴や料金、利用できるエリア、おすすめモデルコースを紹介します。自分の旅行スタイルに合ったパスを見つけて、日本各地の魅力を存分に楽しみましょう。

※記事で紹介した商品を購入したり予約をしたりすると、売上の一部がFUN! JAPANに還元されることがあります。

🏨宿泊予約はJAPANiCANで!👉こちらから

🚅新幹線の予約はNAVITIME Travelで!👉こちらから

🛫航空券の予約はNAVITIME Travelで!👉こちらから 

お得な「JR PASS」とは?初心者向けに簡単解説

まずは「JR PASS」の概要や、利用前に知っておきたい注意点について解説します。

JR PASSとは?

「JR PASS」は、訪日外国人旅行者向けに販売されているお得な鉄道パスです。JRグループ各社が運行する新幹線や特急列車、在来線などを一定期間乗り放題で利用できるため、日本各地を周遊する旅行者に人気があります。

全国を対象とする「JR PASS(全国版/JAPAN RAIL PASS)」のほか、北海道東北関西九州など特定エリアに特化した地域版パスも用意されており、旅行プランに合わせて選べるのが特徴です。

利用前に知っておきたい注意点

東海道・山陽・九州新幹線の「のぞみ」「みずほ」は、一部パスでは利用できない、もしくは追加料金が必要となるため事前に確認が必要です。

有効期間中、連続した日数で利用する必要があります。例えば7日間パスの場合、利用開始日から7日間連続で有効となり、飛びとびの日程では使用できません。

購入方法は、海外の旅行代理店や公式サイトで引換証を購入し、日本到着後に指定の引換窓口でパスを受け取るのが一般的です。近年はオンラインで直接購入できるパスも増えているため、出発前に公式サイトで最新情報を確認しましょう。

どのJR PASSを選べばいい?旅行エリア別早見表

「JR PASS」は全国版のほか、各エリアでさまざまなパスが用意されています。旅行先や周遊ルートに合わせて選ぶことで、交通費をお得に抑えながら効率よく観光できます。まずは各パスで利用できる主なエリアをチェックして、自分にぴったりのパスを見つけましょう。

パス

利用できる主なエリア

JAPAN RAIL PASS

全国周遊

JR East-South Hokkaido Rail Pass

北海道南部・東北・新潟・関東・東京都内

JR Tohoku-South Hokkaido Rail Pass

北海道南部・東北

JR EAST PASS ※5days or 10days

東北・新潟・長野

JR TOKYO Wide Pass

東京・山梨(富士山、河口湖など)・長野(軽井沢など)・栃木(日光など)・新潟(越後湯沢など)の一部

Hokuriku Arch Pass

東京・関東・長野・富山・石川(金沢・和倉温泉など)・福井・京都・大阪・兵庫(神戸など)

Kansai WIDE Area Pass

関西・岡山・福井・鳥取・髙松

JR Kyushu Rail Pass

九州


JR PASS(全国版/ JAPAN RAIL PASS )

JR PASS(全国版/JAPAN RAIL PASS)は、北海道から九州まで日本全国のJR路線を利用できる訪日外国人向けの鉄道パスです。新幹線や特急列車を活用しながら、日本各地の人気観光地を効率よく巡れます。

料金、利用できるエリア

【料金】(Web販売サービスで購入の場合)

種類

グリーン車用

グリーン車用

普通車用

普通車用

区分

おとな

こども

おとな

こども

7日間

70,000円

35,000円

50,000円

25,000円

14日間

110,000円

55,000円

80,000円

40,000円

21日間

140,000円

70,000円

100,000円

50,000円

【利用できるエリア】

・JRグループ全線、新幹線(のぞみ・みずほをのぞく)

・特急列車

・急行列車

・快速列車

・普通列車及びBRT(一部利用できない列車あり)

おすすめモデルコース(7日間)

DAY1:東京(浅草・東京スカイツリー)

DAY2:京都(清水寺・嵐山)

DAY3:京都(伏見稲荷大社・金閣寺)

DAY4:大阪(大阪城・道頓堀)

DAY5:広島(原爆ドーム・厳島神社※JR西日本宮島フェリーのみパス使用可能 )

DAY6:福岡・博多(中洲屋台・キャナルシティ博多)

DAY7:熊本・阿蘇※阿蘇山(阿蘇中岳火口)へ行くにはバス利用・別途運賃が必要。

東京から福岡まで新幹線で巡る、日本を代表する歴史・文化・グルメ・絶景を満喫できる7日間の周遊コースです。

【こんな人におすすめ】

東京・京都・大阪だけでなく、北海道や九州まで含めて複数の場所を観光したい人

JR East-South Hokkaido Rail Pass

JR East-South Hokkaido Rail Passは、北海道と東日本北部を周遊できるパスです。新千歳空港から利用しやすく、全国版よりも手頃な価格で広範囲を観光できるのが魅力です。

料金、利用できるエリア

【料金】(6日間)

・大人(12歳以上):40,000円

・子ども(6歳~11歳):20,000円

【利用できるエリア】

・JR東日本線(BRTを含む)

・JR北海道線(函館、札幌、小樽エリア)

・東京モノレール線(東京パノラマライン)全線

・青い森鉄道線全線

・IGRいわて銀河鉄道線全線

・仙台空港鉄道線全線

・JR東日本と東武鉄道で続けて運行している特急電車「日光号」「きぬがわ号」「スペーシアきぬがわ号」の普通車指定席

・東武鉄道線下今市~東武日光、鬼怒川温泉間の普通電車(快速を含む)

・「栗橋~下今市間」は東武鉄道と続けて運行する特急電車のみ利用可能

おすすめモデルコース(6日間)

DAY1:新千歳空港・札幌・小樽(小樽運河)

DAY2:函館

DAY3:新青森(ねぶたの家 ワ・ラッセ)

DAY4:盛岡(わんこそば)・仙台(瑞鳳殿)

DAY5:鬼怒川温泉(川下り)・日光(日光東照宮)

DAY6:宇都宮(餃子)・東京(浅草寺)

北海道から東北を経由し、東京まで人気観光地を巡る6日間の周遊コース。雄大な自然、歴史ある街並み、ご当地グルメをバランスよく楽しめます。

【こんな人におすすめ】

北海道東北をまとめて楽しみたい人、東京まで足を延ばして効率よく周遊したい人

JR Tohoku-South Hokkaido Rail Pass

JR Tohoku-South Hokkaido Rail Passは、函館を含む北海道南部と東北エリアを対象とした鉄道パスです。函館の異国情緒ある街並みや東北各地の温泉、自然、グルメなどを満喫できます。

料金、利用できるエリア

【料金】(6日間)

・大人(12歳以上):32,000円

・子ども(6歳~11歳):16,000円

【利用できるエリア】

・JR東日本線(BRTを含む)

・JR北海道線(函館、札幌、小樽エリア)

・青い森鉄道線全線

・IGRいわて銀河鉄道線全線

・仙台空港鉄道線全線

おすすめモデルコース(6日間)

DAY1:函館(赤レンガ倉庫群)

DAY2:新青森(ねぶたの家 ワ・ラッセ)

DAY3:田沢湖(たつこ像・御座石神社※バス利用・別途運賃が必要 )

DAY4:仙台(仙台城跡・瑞鳳殿)

DAY5:松島・瑞巌寺

DAY6:山形・大石田(銀山温泉※バス利用・別途運賃が必要)

北海道南部から東北各地を巡り、港町の景観や伝統文化、名城、日本三景・松島など東北の魅力を満喫できるモデルコースです。

【こんな人におすすめ】

東北を中心に温泉や自然・ローカルグルメを満喫したい人、短期間で東北の主要観光地を巡りたい人

JR East Pass ※5days or 10days

JR East Passは、東京を起点に東北地方を一周できる鉄道パスです。5日間版と10日版があり、自分の好きな日数を選択できます。

温泉地や自然豊かな景勝地、歴史ある街並みなど、東北ならではの魅力を効率よく楽しめるのが特徴です。

料金、利用できるエリア

【料金】


大人(12歳以上)

子ども(6歳~11歳)

5日間

35,000円

17,500円

10日間

50,000円

25,000円

【利用できるエリア】

・JR東日本線(BRTを含む)

・東京モノレール(東京パノラマライン)線全線

・青い森鉄道線全線

・IGRいわて銀河鉄道線全線

・仙台空港鉄道線全線

・三陸鉄道線全線

・北越急行線全線

・えちごトキめき鉄道 直江津〜新井間

・JR東日本と東武鉄道で続けて運行している特急電車「日光号」「きぬがわ号」「スペーシアきぬがわ号」の普通車指定席

・東武鉄道線下今市~東武日光、鬼怒川温泉間の普通電車(快速を含む)

・「栗橋~下今市間」は東武鉄道と続けて運行する特急電車のみ利用可能

・エリア内のJRバス(高速道路と一部の路線バスを除く)

おすすめモデルコース(5日間)

DAY1:東京・宇都宮(大谷資料館)

DAY2:山形・山寺(宝珠山立石寺)

DAY3:仙台(牛たん・仙台城跡)

DAY4:新青森(ねぶたの家 ワ・ラッセ)

DAY5:七戸十和田(奥入瀬渓流)

東京から東北新幹線で北上し、歴史ある寺院や城跡、ご当地グルメ、豊かな自然を楽しむ5日間のモデルコースです。

【こんな人におすすめ】

首都圏と東北を一度に楽しみたい人

JR TOKYO Wide Pass

JR TOKYO Wide Passは、東京近郊の人気観光地をお得に巡れる鉄道パスです。河口湖や軽井沢、伊豆などへ向かう特急列車や新幹線も利用でき、日帰り旅行にも便利です。

料金、利用できるエリア

【料金】(3日間)

・大人(12歳以上):16,000円

・子ども(6歳~11歳):8,000円

【利用できるエリア】

・JR東日本線

・東京モノレール線全線

・伊豆急行線全線

・富士急行全線

・上信電鉄全線

・埼玉新都市交通(大宮~鉄道博物館)

・東京臨海高速鉄道全線

・JR東日本と東武鉄道で続けて運行している特急電車「日光号」「きぬがわ号」「スペーシアきぬがわ号」の普通車指定席

・東武鉄道線下今市~東武日光、鬼怒川温泉間の普通電車(快速を含む)

・「栗橋~下今市間」は東武鉄道と続けて運行する特急電車のみ利用可能

おすすめモデルコース(3日間)

DAY1:東京・河口湖(富士山パノラマロープウェイ)※大月駅〜河口湖駅間は別途運賃が必要

DAY2:軽井沢(雲場池)・ 中軽井沢(ハルニレテラス)

DAY3:熱海(温泉街)・伊豆高原駅(大室山)

東京から気軽にアクセスできる人気エリアを巡り、富士山、避暑地・軽井沢、温泉地・熱海・伊豆の魅力を楽しめる周遊コースです。

【こんな人におすすめ】

東京滞在中に近郊観光も楽しみたい人、関東にいながら自然を感じたい人

Hokuriku Arch Pass

Hokuriku Arch Passは、東京を起点に長野や富山、金沢などの北陸エリアのほか、京都・大阪へも移動できる人気のパスです。北陸新幹線を活用しながら、歴史的な街並みや豊かな食文化を楽しめます。

料金、利用できるエリア

【料金】(7日間)

・大人(12歳以上):35,000円

・子ども(6歳~11歳):17,500円

【利用できるエリア】

・JR東日本線

・JR西日本線

・東京モノレール線(東京パノラマライン)全線

・IRいしかわ鉄道:「金沢駅~津幡駅間」を通過利用する場合のみ

・あいの風とやま鉄道:「高岡駅~富山駅間」を通過利用する場合のみ※ライナー料金が必要

・のと鉄道(七尾駅~和倉温泉駅)

・はぴラインふくい:「福井~越前花堂間」を通過利用する場合のみ

おすすめモデルコース(7日間)

DAY1:東京・長野(善光寺)

DAY2:長野(戸隠神社※バス利用・別途運賃が必要 )

DAY3:富山(雨晴海岸)

DAY4:金沢(兼六園・ひがし茶屋街・21世紀美術館・近江町市場)

DAY5:福井・芦原温泉

DAY6:京都(清水寺・祇園)

DAY7:大阪(道頓堀・大阪城)

東京から北陸新幹線で長野・富山・金沢を巡り、京都・大阪まで旅する7日間のモデルコース。北陸と関西の人気観光地を効率よく楽しめます。

【こんな人におすすめ】

東京から京都・大阪へ移動しながら、金沢や富山など北陸エリアも楽しみたい人

Kansai WIDE Area Pass

Kansai WIDE Area Passは、大阪・京都・神戸をはじめ、城崎温泉や岡山、倉敷など関西~中国地方まで広く利用できます。世界遺産巡りや温泉地巡りに便利なパスです。

また、観光範囲に応じてエリア別のパスも販売されています。

料金、利用できるエリア

【料金】(5日間)

・大人:12,000円

・子ども:6,000円

【利用できるエリア】

・新幹線「山陽新幹線」(新大阪⇔岡山)の指定席

・特急列車「はるか」「黒潮」「このとり」「スーパーはくと」等の指定席

・JR西日本およびJR四国在来線における特別快速、快速、および各駅停車。

おすすめモデルコース(5日間)

DAY1:大阪(道頓堀・大阪城)

DAY2:京都(祇園・清水寺・伏見稲荷大社)

DAY3:天橋立(伊根の舟屋)・城崎温泉(外湯めぐり・泊まり)

DAY4:姫路(姫路城)・岡山(後楽園)

DAY5:倉敷(倉敷美観地区)・高松(栗林公園・うどん巡り)

京都・大阪の定番観光に加え、伊根の舟屋や城崎温泉、岡山・倉敷、香川まで足を延ばし、歴史・絶景・温泉・グルメを満喫できる5日間のモデルコースです。

【こんな人におすすめ】

大阪・京都・神戸の定番観光に加え、城崎温泉や倉敷、香川まで足を延ばしたい人

JR Kyushu Rail Pass

JR Kyushu Rail Passは、九州全域を鉄道で巡れる便利なパスです。福岡や熊本、別府、由布院、鹿児島など人気観光地を効率よく移動でき、九州新幹線や観光列車も利用できます。

また、旅行するエリアに応じて北部版・南部九州版なども利用できます。

料金、利用できるエリア

【料金】


大人

子ども

3日間

22,000円

11,000円

5日間

24,000円

12,000円

7日間

26,000円

13,000円

【利用できるエリア】

・ローカル列車

・特急列車

九州新幹線(博多~鹿児島中央)

・西九州新幹線(武雄温泉~長崎)

おすすめモデルコース(5日間)

DAY1:福岡(太宰府天満宮)・熊本

DAY2:熊本城 ・阿蘇(※草千里・阿蘇中岳火口へ行くにはバス利用・別途運賃が必要)

DAY3:別府(地獄めぐり※バス利用・別途運賃が必要)

DAY4:由布院(金鱗湖・湯の坪街道)

DAY5:鹿児島(仙巌園・桜島※桜島フェリーは別途運賃が必要・)

九州を代表する観光地を巡りながら、熊本城や桜島などの名所、阿蘇の雄大な自然、別府・由布院の温泉を楽しめる5日間の周遊コースです。

【こんな人におすすめ】

温泉や絶景、グルメなど九州ならではの魅力を満喫したい人

JR PASSを活用して日本をもっと得に旅しよう

JRパスを選ぶ際は、旅行するエリアや移動距離に合わせて最適なパスを選ぶことが大切です。

北海道から九州まで全国を巡りたいなら「JR PASS(全国版)」、特定の地域をじっくり観光するなら地域版パスのほうがお得になるケースもあります。それぞれの特徴や利用可能エリア、料金を比較しながら、自分の旅程に合ったパスを選びましょう。

ぜひ本記事で紹介したモデルコースを参考に、日本ならではの絶景やグルメ、文化を満喫してくださいね。 


目次

Recommend