【2025-2026】福岡で12月・1月・2月に行われるイベント&祭り19選。イルミネーションやクリスマスマーケットも!

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冬の福岡では、12月・1月・2月にかけて街全体が華やかに彩られ、イルミネーションクリスマスマーケット、神社の行事など多彩なイベントが楽しめます。

天神や博多エリアのライトアップはデートにぴったり。少し足をのばせば、柳川のこたつ舟や太宰府天満宮の伝統行事など、この季節ならではのお出かけスポットも盛りだくさんです。

本記事では、冬の福岡で開催される注目イベントを月別に紹介。寒い季節でも心が温まる、福岡の冬旅プランを見つけてみましょう。

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福岡のイベント前に知りたい!12月・1月・2月の平均気温

冬の福岡でイベントやお祭りを楽しむためには、気温の特徴をあらかじめ把握しておくことが大切です。

過去3年間の平均気温(福岡)

12月1月2月
2022年7.7℃6.9℃6.3℃
2023年9.9℃7.2℃9.0℃
2024年9.1℃8.3℃9.9℃

※出典:気象庁

気温の特徴と服装のポイント

12月の平均気温は8~9℃前後で、日中は比較的穏やかですが、朝晩は冷え込むためコートやマフラーが欠かせません。

1月は一年で最も寒く、0℃近くまで下がる日もあるので、屋外イベントでは手袋や厚手のアウターがあると安心です。

2月は寒さがやや和らぎますが、海風で体感温度が下がることも。夜のイルミネーションなど長時間屋外にいるときは、重ね着で調整しましょう。

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12月・1月・2月に開催!福岡のイルミネーション

冬の福岡といえば、街を彩る華やかなイルミネーションが見どころのひとつです。

天神や博多エリアを中心に、毎年個性豊かなライトアップが街全体を包み込みます。なかでも、博多駅前広場やキャナルシティ博多などは、福岡の冬を代表する定番スポット。家族や友人とのお出かけはもちろん、ロマンチックなデートにもぴったりです。

また、港や公園など郊外エリアでも幻想的な光の演出が楽しめる場所が増えており、ドライブがてら訪れるのもおすすめ。

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【12月開催】福岡のイベント・イルミネーションクリスマスマーケット

クリスマスアドベント

福岡の冬を象徴するイベントのひとつが「クリスマスアドベント」です。光・音楽・芸術を融合させた「五感で楽しむクリスマス」をテーマに、博多・中洲・天神・福岡空港・北九州市内など複数の会場で開催。福岡の街全体が壮大なイルミネーションに包まれ、JR博多駅前広場から天神中央公園、そして福岡空港まで、まるで光の帯が街をつなぐような幻想的な演出が広がります。

JR博多駅前広場や福岡タワーではクリスマスマーケットも開催され、温かいホットチョコレートやワインを片手に、ヨーロッパの雰囲気を満喫。クリスマス定番の料理や雑貨を扱うブースが並びます。

柴田産業 presents CHRISTMAS MARKET in 光の街・博多

  • 開催場所:JR博多駅前広場(福岡市博多区博多駅中央街1-1)
  • 開催期間:2025年11月1日(土)~12月25日(木)
  • 開催時間:
    • 11月平日 16:45~23:00、土日祝 12:00~23:00 ※11月1日のみ19:00~23:00
    • 12月12:00~23:00

LANDIC presents ナカス ヒカリノアドベント

  • 開催場所:中洲中央通り・明治通り・福博であい橋
  • 開催期間:2025年11月4日(火)~2026年1月6日(火)
  • 点灯時間:17:00~25:00 ※イルミネーションのみ

KBC FESTA de SANTA

  • 開催場所:県営天神中央公園(福岡市中央区天神1-1)
  • 開催期間:2025年11月12日(水)~12月25日(木)
  • 開催時間:平日 17:00~22:00、土日祝 12:00~22:00

QTnet presents 光のフォレスト

  • 県営天神中央公園(福岡市中央区天神1-1)
  • 開催期間:2025年11月13日(木)~12月25日(木)※イルミネーションは2026年1月6日(火)まで
  • 開催時間:平日 17:00~22:00(イルミネーション~24:00)、土日祝 12:00~22:00

CHRISTMAS MARKET in Passage

  • 開催場所:福岡大丸エルガーラ・パサージュ広場(福岡市中央区天神1-4-1)
  • 開催期間:2025年11月14日(金)~12月25日(木)
  • 開催時間:平日 16:00~21:00、土日祝 12:00~22:00

Alliance presents TENJIN CHRISTMAS MARKET

  • 開催場所:福岡市役所西側ふれあい広場(福岡市中央区天神1-8-1)
  • 開催期間:2025年11月15日(土)~12月25日(木)
  • 開催時間:平日 17:00~23:00、土日祝 12:00~23:00
  • 休み:11月29日(土)・30日(日)

クリスマスゲートパーク in 福岡大名ガーデンシティ

  • 開催場所:福岡大名ガーデンシティ広場(福岡市中央区大名2-6-50)
  • 開催期間:2025年11月14日(金)~12月25日(木)
  • 開催時間:平日 17:00~23:00、土日祝 12:00~22:00

Christmas Market ICE WORLD in 百道浜

  • 開催場所:福岡タワー前 緑実広場(福岡市早良区百道浜2-3-26)
  • 開催期間:2025年11月21日(金)~12月28日(日)
  • 開催時間:11:00~21:30

KOKURA CHRISTMAS MARKET&CASTLE

  • 開催場所:
    • 紫川親水広場(北九州市小倉北区室町1-1)
    • 船場広場(北九州市小倉北区船場町3-10)
  • 開催期間:2025年11月21日(金)~12月25日(木)
  • 開催時間:平日 17:00~22:00、土日祝 12:00~22:00

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おしろい祭り(毎年12月2日)

©Fukuoka Prefecture Tourism Association
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福岡県朝倉市の大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)で行われる「おしろい祭り」は、全国的にも珍しい、顔に白粉(おしろい)を塗る伝統行事です。古くから「山の神は女の神様」と伝えられ、この神が化粧をすることを意味する祭りとされています。

使われるおしろいは、新米(初穂)を粉にして水でといた「しとぎ」と呼ばれるもの。氏子がそのおしろいを顔に塗り合い、五穀豊穣と家内安全を祈願します。塗ったおしろいのつき具合で翌年の作柄も占います。

祭り当日は最初に神事が行われ、宮司の祓いと祝詞奏上ののち、参加者たちが順番におしろいを塗り合います。帰るまで顔を洗ってはいけないという言い伝えもユニーク。

  • 開催場所:大山祇神社(福岡県朝倉市杷木大山)
  • 開催日:毎年12月2日
  • 開催時間:お祭り14:00~、おしろいぬり15:00~

柳川こたつ舟(12月1日~2月28日)

©Fukuoka Prefecture Tourism Association

江戸時代に城下町として栄えた柳川は、“水の都”として知られる福岡を代表する観光地です。市内を流れる「掘割(ほりわり)」は、農業用水や防火用水として発展し、現在は総延長約930kmに及ぶ水路網を形成しています。

そんな歴史ある水路をゆったりと巡る人気アクティビティが「柳川川下り」で、冬季限定で登場するのが、風情ある「こたつ舟」。「どんこ舟」と呼ばれる小舟に火鉢を入れたこたつを設置し、足元からぽかぽかと温まりながら堪能できます。船頭さんの語りを聞きながら眺める城下町の風景は格別!

  • 開催場所:柳川市内掘割一帯
  • 開催期間:2025年12月1日(月)~2026年2月28日(日)

【1月開催】福岡の祭り・イベント|お正月・冬の風物詩も

初詣

©Fukuoka Prefecture Tourism Association

新しい一年のはじまりに欠かせない「初詣」。福岡では、学業成就や商売繁盛、家内安全を願って多くの人々が神社や寺院を訪れます。

なかでも有名なのが、日本三大八幡宮のひとつ「筥崎宮(はこざきぐう)」。例年50万人ほどの参拝客で賑わう福岡を代表する初詣スポットです。境内には屋台が並び、夜遅くまで参拝者が絶えません。

そのほかにも、太宰府天満宮や櫛田神社など、歴史ある神社が多数。年の初めに福岡の伝統と信仰に触れながら、一年の幸運を祈ってみてはいかがでしょうか。

筥崎宮「玉取祭(玉せせり)」(毎年1月3日)

©Fukuoka Prefecture Tourism Association
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福岡市東区の筥崎宮(はこざきぐう)で毎年1月3日に行われる「玉取祭(たまとりさい)」は、通称「玉せせり」として知られる九州三大祭のひとつです。

室町時代から約500年続く伝統神事で、新年の吉凶を占う勇壮な祭りとして全国的に知られています。

行事はまず、筥崎宮の境内で霊玉を清める「玉洗式」から始まります。その後、神職によって玉が末社の玉取恵比須神社へ運ばれ、祭典が執り行われます。

祭典後、神職から締め込み姿の男たち=競り子(せりこ)に玉が手渡されると、いよいよ「玉せせり」がスタート。

陸側と浜側の2組に分かれた競り子たちが、重さ約8kgの木製の霊玉を奪い合いながら、約200メートル先の本宮へと進みます。激しく水を浴びながら玉を奪い合う姿は圧巻で、見物客からも大きな歓声が上がります。

最後に玉を楼門の神職に納めた側がその年の勝者とされ、陸側が勝てば豊作、浜側が勝てば豊漁と伝えられています。境内には約120軒の露店が立ち並び、新年を祝う熱気に包まれます。

大善寺玉垂宮「鬼夜」(毎年1月7日)

©Fukuoka Prefecture Tourism Association
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毎年1月7日に福岡県久留米市の大善寺玉垂宮(だいぜんじたまたれぐう)で行われる「鬼夜(おによ)」は、大晦日から続く神事「鬼会(おにえ)」の最終日に行われる火祭りです。約1,600年の歴史を持ち、日本三大火祭りのひとつとして知られるほか、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。

見どころは、日本一級といわれる大きさを誇る6本の大松明。長さ約13m、重さ1トンにも及ぶ松明が燃える中、数百人の裸の氏子たちが担ぎ棒で支えながら境内を練り歩きます。燃え盛る炎と掛け声が夜空に響き、その火を浴びると無病息災・家内安全・開運招福のご利益があるそう。また、1月4日の午前中には奉納用の大松明を作る作業が行われ、その様子も見学可能。

  • 開催場所:大善寺玉垂宮(福岡県久留米市大善寺町宮本1463-1)
  • 開催日:毎年1月7日
  • 開催時間:21時半ごろ(大松明の点火)
  • 公式サイト:https://tamataregu.or.jp/oniyo

十日恵比須神社「正月大祭・かち詣り」(毎年1月8日~11日)

©Fukuoka Prefecture Tourism Association
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福岡市博多区の十日恵比須神社では、毎年1月8日から11日までの4日間、商売繁盛や開運招福を祈願する「正月大祭」が開催されます。期間中は約100万人もの参拝者が訪れる、福岡を代表する新春行事のひとつです。

なかでも注目を集めるのが、9日に行われる「かち詣り」。博多券番に所属する芸妓たちが、赤い和傘を手に三味線や鼓の音に合わせて参道をゆっくりと練り歩き、徒歩(かち)でお参りします。華やかな着物姿の行列と優雅な所作は、まさに正月の風物詩。

  • 開催場所:十日恵比須神社(福岡市博多区東公園7-1)
  • 開催期間:毎年1月8日~11日
  • 開催時間:かち詣り15:00ごろ(2025年)

鷽替え神事(毎年1月7日)

©Fukuoka Prefecture Tourism Association

学問の神様・菅原道真公を祀る太宰府天満宮では、毎年1月7日18時から「鷽替え神事(うそかえしんじ)」が執り行われます。この神事は、前の年に知らず知らずのうちについたすべての“嘘”を、天神さまの“誠の心”に取り替えるという意味を持つ、太宰府の新年を代表する伝統行事です。

当日は天神ひろばに集まった参拝者が、事前に授与される木製の鷽の人形「木鷽(きうそ)」 (初穂料1,500円)を手に参加します。闇夜の中で響く「かえましょ、かえましょ」の掛け声とともに木鷽を交換し合い、最後に手元に残った木鷽は“誠の心”に変わった証として持ち帰ることができます。

  • 開催場所:太宰府天満宮(福岡県太宰府市宰府4-7-1)
  • 開催日:1月7日
  • 開催時間:18:00から

【2月開催】福岡の祭り・イベント|節分や季節の行事

節分(毎年2月3日)

©Fukuoka Prefecture Tourism Association

「節分」は、季節の変わり目に邪気を祓い、福を招く日本の伝統行事。全国の神社や家庭で「鬼は外、福は内」と豆をまき、一年の無病息災を願います。

福岡では、博多の総鎮守として知られる櫛田神社(くしだじんじゃ)の「節分大祭」が特に有名。境内には高さ約5mの巨大な「お多福面」が設置され、参拝者はその口をくぐって拝殿へ向かいます。さらに、福男・福女や地元の著名人による豆まき神事も行われ、境内は春の訪れを告げる明るい雰囲気に包まれます。

柳川雛祭り さげもんめぐり(毎年2月11日〜4月3日)

©Fukuoka Prefecture Tourism Association
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福岡県柳川市で行われる「柳川雛祭り さげもんめぐり」は、江戸時代から続く伝統行事。女の子の初節句を祝うために、雛壇の両脇に飾られる「さげもん」がこの地域独自の風習として知られています。子どもの健やかな成長を願って作られる色鮮やかな飾りは、まるで春の訪れを告げる花のよう。

期間中は、城下町・柳川のまち全体がさげもんで華やかに彩られます。2月11日の「おひな様始祭(はじめさい) 」を皮切りに、商店街や旧家の軒先、公共施設などに約1,000組ものさげもんが飾られ、写真映えスポットとしても人気。

  • 開催場所:柳川市内一帯
  • 開催期間:毎年2月11日〜4月3日

城島酒蔵びらき(2月中旬)

©Fukuoka Prefecture Tourism Association

福岡県久留米市の城島地区で開催される「城島酒蔵びらき」は、九州最大級の日本酒イベント。この地域は、兵庫の灘・京都の伏見・広島の西条 と並ぶ日本有数の酒どころとして知られています。

メイン会場では、毎年人気の「飲みくらべコーナー」や「角打ち体験」も。 訪れた人々は城島の酒の魅力をじっくり堪能できます。

さらに、酒造り唄の披露や龍神太鼓の演奏などのステージイベント、地元野菜や特産品の販売も充実。お酒が飲めない人でも楽しめる、活気あふれるイベントです。

  • 開催場所:町民の森(久留米市城島町楢津764)
  • 開催日:2月中旬(2025年は2月15日~16日)

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