【2025年版】東京で住みやすい街はどこ?一人暮らし・ファミリー向けのおすすめエリアも紹介

東京住みやすい街

「憧れの東京に住んでみたいけれど、どこがいいのか分からない...」と考えている方へ。本記事では、人気の東京23区から厳選した「東京の住みやすい街」を紹介します。治安の良さやアクセスの便利さ、家賃相場、生活利便性なども詳しく解説するので、東京で一人暮らしを検討している方やファミリー向けのエリアを探している方は要チェックです!

※記事で紹介した商品を購入したり予約をしたりすると、売上の一部がFUN! JAPANに還元されることがあります。   

東京に住むならどこがいい?

東京はエリアによって雰囲気が大きく異なります。そのため、あなたのライフスタイルや価値観によって住む場所の選び方も変わってくるでしょう。「アクセスの利便性」「落ち着いた環境」「家賃の安い場所」など優先したい条件を整理することで、自分にぴったりの住みやすいエリアが見えてくるはずです。

そもそも「住みやすさ」とは何か? 

東京住みやすい街

「住みやすい街」とひと口に言っても、人によって重視するポイントはさまざま。ここでは、住まいを選ぶうえで必要となる代表的な評価軸を5つ紹介します。

1. 治安の良さ

安全に暮らせる環境であるかどうかは、どの世代にとっても重要です。具体的には、犯罪件数の少なさや夜道の明るさ、人通りの多さなどが目安になります。気になるエリアがある場合は、治安の良さについてその町の不動産会社に聞くなど事前に確認しておくと安心です。

2. 家賃相場

住みたい街がどれだけ魅力的でも、予算に合わなければ長期間住み続けるのは難しいもの。家賃相場はエリアによって大きく異なるため、自分の収入とライフスタイルに見合ったエリア選びが重要です。ちなみに、家賃は手取り収入の20〜30%が一般的な目安とされているため、自分の収入と比較しながら適正な家賃を検討してみてください。

3. 飲食店やスーパーの充実度

日々の食生活を支えるスーパーや、ちょっとした外食ができる飲食店の充実度も、生活満足度に直結します。特に一人暮らしの方や共働き家庭にとっては、近場で手軽に食事や買い物が済ませられる環境が大きな利点になるでしょう。

4. 公共交通機関の利便性

東京都内の移動に欠かせない公共交通機関。始発駅がある、複数路線が利用できる、混雑が少ないなど、電車やバスに関する条件も住みやすさに直結するポイントです。職場や学校などの関係で普段からよく使っている路線がある場合は、その沿線上から住むエリアを絞ってみても良いかもしれません。

5. 病院や公園といった生活インフラの充実度

病院や子どもと遊べる公園、福祉施設といった生活インフラは、安心で快適な暮らしを支える基盤です。特にファミリーで暮らす場合は、こうした施設の充実度が住みやすさを判断する大きな決め手となります。

これらのポイントを総合的に判断することで、自分が思う「住みやすい街」がどんな場所なのか具体的にイメージしやすくなるでしょう。

【カテゴリー別】東京23区の住みやすいおすすめエリア 

住みやすさを測るポイントがわかったところで、ここからは「東京23区の住みやすいおすすめエリア」を具体的なエリア名を挙げて紹介します。「一人暮らし向け」「ファミリー向け」などのカテゴリー別に紹介しているので、住まい探しの参考にしてみてください。 

【一人暮らし向け】 東京23区の住みやすいおすすめエリア 

一人暮らし向けにおすすめのエリアは以下の3つです。

荻窪(杉並区)

荻窪は治安の良さで知られるエリアです。家賃相場は平均的ですが、駅周辺には大型スーパーや昔ながらの商店街、飲食店も豊富に揃っており、日々の買い物や外食にも困りません。JR中央線や東京メトロ丸ノ内線(始発駅)が利用でき、新宿・東京方面直通と交通アクセスも抜群。病院や公共施設なども徒歩圏内に位置するため、初めて一人暮らしをする方にはぴったりなエリアといえるでしょう。

治安の良さ:★★★★☆
家賃の安さ:★★★☆☆
飲食店・スーパー:★★★★☆
交通アクセス:★★★★☆
生活インフラ:★★★★☆

練馬(練馬区) 

東京住みやすい街 練馬区

練馬は緑が多く、治安も良好なため、初めての一人暮らしにも安心な街です。家賃相場は都心に比べてかなりリーズナブルで、単身向けの物件が多いのが特徴。駅前には人気チェーン店や大型スーパーがあり、普段の食事や買い物にも困りません。交通面では西武池袋線や都営大江戸線など4路線が利用でき、池袋・新宿・六本木方面へのアクセスも良好。公園や区役所関連施設も充実しているため、暮らしやすさを実感できるでしょう。

治安の良さ:★★★★☆
家賃の安さ:★★★★☆
飲食店・スーパー:★★★★★
交通アクセス:★★★★☆
生活インフラ:★★★★☆

👉ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ・ハリー・ポッター 

武蔵小山(品川区)

武蔵小山は、品川区内でも比較的治安の良い地域として人気です。駅前にはアーケード商店街があり、飲食店やスーパーの充実度は文句なし。品川区内ということもあり家賃はやや高めですが、利便性を考えれば納得感があります。交通アクセスも良く、東急目黒線で目黒駅や都心方面へスムーズに移動できるため、通勤・通学にも便利。生活インフラも整っており、暮らしに必要なものがすべて揃う、都会的かつ住みやすい街といえます。

治安の良さ:★★★★☆
家賃の安さ:★★☆☆☆
飲食店・スーパー:★★★★★
交通アクセス:★★★★☆
生活インフラ:★★★★☆

【ファミリー向け】東京23区の住みやすいおすすめエリア 

続いて、ファミリー向けにおすすめのエリアを3つ紹介します。

吉祥寺(武蔵野市) 

東京住みやすい街 吉祥寺

自然と都会のバランスが取れた吉祥寺は、メディアでよく紹介される「住みたい街ランキング」でも常に上位にランクインする人気エリアです。駅周辺には商業施設、飲食店、スーパーが豊富に揃い、日々の買い物や外食も楽しめます。治安については繁華街ということもあり、駅周辺には多くの人が訪れるため防犯対策は必要でしょう。家賃はやや高めですが、都心アクセスや周辺の利便性を考えるとその価値は十分アリ。JR中央線や京王井の頭線で、新宿渋谷方面へのアクセスも抜群です。教育機関や医療施設、井の頭公園なども身近にあるため、子育て環境にも最適な場所となっています。

治安の良さ:★★★☆☆
家賃の安さ:★★★☆☆
飲食店・スーパー:★★★★★
交通アクセス:★★★★☆
生活インフラ:★★★★★

👉東京吉祥寺|うさぎとふれあい&スイーツ&ドリンク プラン 

世田谷区

東京住みやすい街 世田谷区

世田谷区は23区内でも治安の良さが際立っており、ファミリー層に非常に人気。閑静な住宅街が多く、家賃相場は高めではありますが、エリアによってはリーズナブルに住める物件もあります。区内には大型スーパーや飲食店が多く、生活利便性も高めです。交通アクセスはエリアにより差がありますが、小田急線・田園都市線・東急線など複数の路線が使え、都心への移動も比較的スムーズ。緑豊かな公園や医療施設も充実しており、生活インフラの面でも安心感があるため、子育てには理想的な環境といえるでしょう。

治安の良さ:★★★★★
家賃の安さ:★★★☆☆
飲食店・スーパー:★★★★★
交通アクセス:★★★★☆
生活インフラ:★★★★★

板橋区

板橋区はファミリー向けの物件が多く、家賃も比較的安い傾向にあります。治安も安定しており、大型スーパーが点在していたり、地元密着型の飲食点が多かったりと、生活への安心感も◎。都営三田線や埼京線を利用すれば、都心へも快適にアクセスできます。公園や保育施設、病院など生活インフラも充実しており、「共働き子育てしやすい街ランキング2024※」では豊島区と並んで東京1位(全国3位)を獲得するなど、子育てにぴったりなエリアといえます。

※出典:日経xwoman 「共働き子育てしやすい街ランキング2024

治安の良さ:★★★★☆
家賃の安さ:★★★★☆
飲食店・スーパー:★★★★☆
交通アクセス:★★★★☆
生活インフラ:★★★★☆ 

【外国人向け】東京23区の住みやすいおすすめエリア 

次は、外国人向けにおすすめのエリアを3つピックアップ!

新宿区 

東京住みやすい街 新宿区

新宿区は治安面では注意が必要な場所もありますが、新大久保にあるコリアンタウンなど、国際色豊かな環境が魅力です。家賃は高めですが、外国人在留支援センターなど外国人向けのサポート施設が充実しているため、日本で暮らしたい外国人の方にとっては暮らしやすさを感じられるでしょう。飲食店やスーパーでは世界各国の食文化が楽しめるほか、JR・地下鉄各線が利用でき、交通アクセスも文句なし。英語対応可能な病院や公共施設も多く、多様なニーズに対応できる生活インフラが整っています。

治安の良さ:★★☆☆☆
家賃の安さ:★★☆☆☆
飲食店・スーパー:★★★★★
交通アクセス:★★★★★
生活インフラ:★★★★☆

👉新宿のおすすめアクティビティ

江戸川区

江戸川区は以前まで治安面で不安な声もありましたが、現在は再開発が進み、住みやすい環境が整備されつつあります。都会の喧騒を忘れた閑静なエリアが広がっており、家賃も23区内では安め。大型スーパーや日用品店も多く、普段の生活に困ることはありません。総武線や都営新宿線が利用でき、都心へのアクセスも良好です。外国人向けの生活支援窓口が充実しており、実際外国人の人口も区内で1番多いことから、海外の方におすすめできるでしょう。

治安の良さ:★★★★☆
家賃の安さ:★★★★☆
飲食店・スーパー:★★★☆☆
交通アクセス:★★★★☆
生活インフラ:★★★★☆

👉葛西臨海公園・ダイヤと花の大観覧車 前売りチケット|即予約確定 

港区

東京住みやすい街 港区

港区は歓楽街があるものの、高級住宅街が並ぶエリアの治安の良さは都内トップクラス。家賃は高めですが、国際的なビジネス環境や教育機関が揃っており、国際的な雰囲気から外国人駐在員にも人気があります。レストランやスーパーもハイクラスな施設が多く、複数路線を使いこなせるアクセスの良さも相まって、利便性の高い生活が叶うでしょう。医療機関、インターナショナルスクールも充実しており、生活インフラも申し分ありません。

治安の良さ:★★★☆☆
家賃の安さ:★☆☆☆☆
飲食店・スーパー:★★★★☆
交通アクセス:★★★★★
生活インフラ:★★★★★

👉金継ぎ体験 予約 Taku Nakano CeramicArts☆南青山スタジオ(東京都 港区)

【家賃が安い】東京23区の住みやすいおすすめエリア

最後に、「とにかく家賃の安い場所に住みたい!」という方におすすめのエリアを3つ紹介します。

足立区 

東京住みやすい街 足立区

足立区は家賃の安さが圧倒的です。駅前には大型スーパーや飲食店も充実しており、生活利便性は高いでしょう。交通アクセスも良好で、特に北千住駅周辺はJR常磐線・東京メトロ千代田線などの5路線が利用できます。医療施設や公園も十分に用意されているため、家賃をおさえたい人にはぴったりなエリアです。

治安の良さ:★★★☆☆
家賃の安さ:★★★★★
飲食店・スーパー:★★★☆☆
交通アクセス:★★★★☆
生活インフラ:★★★☆☆

👉5月31日(土)限定!足立区花火大会 花火観覧クルーズ2025・飲食持ち込み可【乗合】(東京)

葛飾区

葛飾区は下町らしい温かい雰囲気があり、治安も比較的安定しています。家賃は安めで、地元密着型のスーパーや飲食店が多く、普段の生活には困りません。交通アクセスはやや時間がかかるものの、京成線・JR常磐線などで都心へ出られます。生活インフラも整備されており、コスパを重視したい一人暮らしやファミリーにもおすすめのエリアです。

治安の良さ:★★★★☆
家賃の安さ:★★★★★
飲食店・スーパー:★★★☆☆
交通アクセス:★★★☆☆
生活インフラ:★★★☆☆

<評価の見方>
★★★★★:非常に良い(東京全体で見てもトップクラス)
★★★★☆:良い(安心・便利と感じるレベル)
★★★☆☆:普通(悪くはないが課題もあり)
★★☆☆☆:やや注意(条件によっては気になる点あり)
★☆☆☆☆:低め(選ぶときに慎重さが必要)

東京で住まない方がいい区はどこ?

インターネットや口コミなどでは、「〇〇区は住まない方がいい」といった意見を見かけることもあるでしょう。しかし、どのエリアにも必ずメリットとデメリットがあり、一概に悪いとは言い切れません。

例えば、治安や騒がしさが気になるエリアでも、家賃が安かったり、交通アクセスが良かったりと、人によっては大きな魅力に感じることもあります。

だからこそ、事前のリサーチだけに頼るのではなく、実際に内見をしたり、気になる街を歩いて雰囲気を確かめたりすることが大切です。情報に惑わされすぎず、自分の目で見て判断しながら、納得できる住まい選びを心がけてみてください。

結局どこに住むのがいいの?迷ったときの考え方 

東京住みやすい街

どこに住むべきか迷ったときは、まず「自分にとって何が一番大事か」をはっきりさせましょう。「家賃を抑えたい」「会社に通いやすい場所がいい」など、希望条件によって選ぶべきエリアは大きく変わります。優先順位を整理したうえで、気になった街を実際に歩いてみると、自分にしっくりくる場所が見えてくるかもしれません。

「住みたい街ランキング2025」をチェック!

ちなみに、SUUMOの「住みたい街ランキング2025 首都圏版※」では、1位「横浜」、2位「大宮」、3位「吉祥寺」、人気エリアの順位が発表されています。その他にも池新宿、品川などの主要駅が上位にランクインしていることから、JR山手線沿線を中心にアクセスの良さや暮らしやすさが評価されているようです。

※出典:不動産・住宅サイト SUUMO(スーモ)「住みたい街ランキング」 

目次

Recommend