日本三大夜景を観に行こう!冬の日本で1000万ドルの夜景を楽しむ♪

日本三大夜景を観に行こう!冬の日本で1000万ドルの夜景を楽しむ♪

旅行(りょこう)の人気(にんき)アクティビティ、夜景観賞(やけいかんしょう)。日本(にほん)にも、日本三大夜景(にほんさんだいやけい)をはじめ、各地(かくち)に地域(ちいき)を代表(だいひょう)する夜景(やけい)スポットがあります。

12月に入(はい)り冬(ふゆ)が本格化(ほんかくか)するこれからのシーズンは夜景観賞(やけいかんしょう)のベストシーズン!
この記事では、函館(はこだて)、神戸(こうべ)、長崎(ながさき)にある日本三大夜景(にほんさんだいやけい)の魅力(みりょく)とその楽(たの)しみ方(かた)、冬(ふゆ)の日本(にほん)に関する様々な情報をご紹介します。

日本三大夜景、日本新三大夜景都市とは?

日本(にほん)の観光情報(かんこうじょうほう)をリサーチしている時(とき)「日本三大夜景(にほんさんだいやけい)」という言葉(ことば)を耳(みみ)にしたことはありませんか?
北海道(ほっかいどう)函館市(はこだてし)の函館山(はこだてやま)、兵庫県(ひょうごけん)神戸市(こうべし)の摩耶山(まやさん)、長崎県(ながさきけん)長崎市(ながさきし)の稲佐山(いなさやま)から見(み)る夜景(やけい)を、日本三大夜景と呼(よ)びます。
また、夜景観光コンベンション・ビューローという団体(だんたい)は、2015年(ねん)に「日本新三大夜景都市(にほんしんさんだいやけいとし)」として、長崎市(ながさきし)と、藻岩山(もいわやま)やさっぽろホワイトイルミネーションでも有名(ゆうめい)な札幌市(さっぽろし)、工場夜景(こうじょうやけい)や門司港(もじこう)レトロ展望室(てんぼうしつ)などで注目(ちゅうもく)を集(あつ)める福岡県(ふくおかけん)北九州市(きたきゅうしゅうし)を選出(せんしゅつ)しています。

冬こそ行きたい!日本三大夜景

四季(しき)のある日本(にほん)では、12月(がつ)から2月は冬(ふゆ)のシーズン(※気象庁「天気予報等で用いる用語」を参照)とされています。北海道(ほっかいどう)をはじめ一部地域(いちぶちいき)では、11月頃から初雪(はつゆき)が観測(かんそく)され、12月になると冬が本格化(ほんかくか)。

冬は、街中(まちじゅう)がイルミネーションで輝(かがや)き、気温(きおん)が下(さ)がって空気(くうき)も澄(す)むため、夜景(やけい)がよりきれいに見えるといわれています。

冬こそ行きたい!日本三大夜景

ここからは、そんな夜景観賞(やけいかんしょう)シーズンにおさえておきたい日本を代表(だいひょう)する夜景スポットを紹介(しょうかい)します。

稲佐山展望台(長崎市)

稲佐山展望台(長崎市)
© NPTA

グラバー園(えん)などと並(なら)び、長崎市(ながさきし)のランドマーク的(てき)存在(そんざい)として知られる稲佐山(いなさやま)。
標高(ひょうこう)333mにある展望台(てんぼうだい)からの眺(なが)めはまさに360°の大(だい)パノラマ!晴(は)れた日(ひ)には、長崎市街地(ながさきしがいち)だけでなく、雲仙(うんぜん)、天草(あまくさ)、五島列島(ごとうれっとう)まで眺(なが)めることができる県内屈指(けんないくっし)の展望(てんぼう)スポットです。

稲佐山展望台(長崎市)
© NPTA

夜景(やけい)が非常(ひじょう)に有名(ゆうめい)で、「1,000万ドルの夜景」とも称(しょう)されるほど!香港(ほんこん)、モナコとともに、「新・世界三大夜景」にも選(えら)ばれ、話題(わだい)になりました。
山頂(さんちょう)へは、車(くるま)や徒歩(とほ)、ロープウェイ、スロープカーなど様々(さまざま)な方法(ほうほう)でアクセスすることができ、なかでもロープウェイのゴンドラは、イタリアのフェラーリを手掛(てが)けたデザイナーの手(て)によってリニューアルされたもの。360°ガラス張(ば)りのゴンドラからの眺(なが)めはまた格別(かくべつ)です!

  • 稲佐山公園
  • 住所:長崎県 長崎市 淵町(ながさきけん ながさきし ふちまち)407−6
  • アクセス:【公園】長崎駅前より長崎バス5番系統(稲佐山行)に乗車し、終点「稲佐山バス停」で下車。
  • 【ロープウェイ淵神社駅】長崎駅から長崎バス3、4番系統に乗車し、ロープウェイ前停留所で下車後、徒歩約3分
  • 営業時間【ロープウェイ・スロープカー】9:00-22:00(通年)
  • ※展望塔は、長崎ロープウェイの営業終了時間に閉鎖されます。
  • ※屋上展望所は24時間営業
  • https://www.japanbyjapan.com/discover/inasayama

函館山展望台(函館市)

函館山展望台(函館市)

津軽海峡(つがるかいきょう)と函館湾(はこだてわん)という2つの海に挟(はさ)まれた街(まち)、函館(はこだて)。
函館山展望台(はこだててんぼうだい)は、この函館市(はこだてし)を代表(だいひょう)する展望スポットで、市街地を中心に、近郊(きんこう)の海(うみ)や山(やま)を一望(いちぼう)できます。

函館の夜景は、特徴的(とくちょうてき)で、海(うみ)沿(ぞ)いのアーチが道路(どうろ)のライトによってくっきりと浮(う)かび上(あ)がり、くびれて見(み)えます。ライトアップされ光輝(ひかりかがや)く街並(まちな)みと、暗(くら)い海(うみ)のコントラストが、非常(ひじょう)に幻想的(げんそうてき)!

函館山展望台(函館市)

展望台に行(い)く前(まえ)に、桜(さくら)の名所(めいしょ)で、雪景色(ゆきげしき)も定評(ていひょう)のある五稜郭公園(ごりょうかくこうえん)や、函館駅(はこだてえき)から徒歩(とほ)すぐの函館朝市(はこだてあさいち)、教会(きょうかい)などがひしめく元町(もとまち)エリアなどに立(た)ち寄(よ)ってみるのもおすすめです。

例年(れいねん)、函館の12月の気温(きおん)は氷点下(ひょうてんか)。また、山頂(さんちょう)は風(かぜ)が強(つよ)いので、夜景観賞する際(さい)は、防寒対策(ぼうかんたいさく)をしっかりしましょう。

  • 函館山展望台(ロープウェイ山麓駅)
  • 住所:北海道 箱館市 元町(ほっかいどう はこだてし もとまち)19-7
  • アクセス:市電で「十字街」駅までいき、下車後徒歩約10分
  • 営業時間:【展望台】10:00~22:00(10月16日~4月24日は21:00まで
  • 営業時間:【展望台・ロープウェイ】時期により異なるため、公式サイトをチェックください
  • ※2021年10月1日(金)~11月7日(日)は法定整備点検のため運休

まやビューライン 掬星台(神戸市)

まやビューライン 掬星台(神戸市)
©KOBE TOURISM BUREAU

兵庫県(ひょうごけん)神戸市(こうべし)の摩耶山(まやさん)山頂(さんちょう)近(ちか)くにある「掬星台(きくせいだい)」は関西(かんさい)エリアを代表(だいひょう)する展望(てんぼう)スポット。
港町(みなとまち)・神戸(こうべ)の美しい街並みはもちろん、大阪湾(おおさか)の海岸線(かいがんせん)や、東(ひがし)は大阪(おおさか)、西(にし)は明石海峡(あかしかいきょう)までを一望(いちぼう)できる絶景(ぜっけい)スポットです。

まやビューライン 掬星台(神戸市)
©KOBE TOURISM BUREAU

山頂(さんちょう)へは、山麓(さんれい)と山頂を結(むす)ぶケーブルカーとロープウェイを利用(りよう)し移動(いどう)します。また、摩耶山の頂上(ちょうじょう)にある「摩耶山天上寺(まやさんてんじょうじ)」は、安産(あんざん)・子授(こさず)け・子育(こそだ)ての守護仏(しゅごぶつ)なので、夜景観賞の前(まえ)に立(た)ち寄(よ)るのもおすすめです。

  • まやビューライン 掬星台
  • 住所:兵庫県 神戸市 灘区 摩耶山町(ひょうごけん こうべし なだく まやさんちょう)2-2
  • アクセス:各線三宮駅より市バス18系統「摩耶ケーブル下」下車、まやビューライン(ケーブル・ロープウェイ)「星の駅」下車すぐ
  • 営業時間:【展望台】24時間営業,【まやビューライン】時期により運行時間が変わるため、公式サイトをチェック
  • ※展望台は年中無休、まやビューラインは毎週火曜日
  • https://koberope.jp/maya

日本三大夜景以外にも各地に点在!夜景自慢の展望スポット

日本で夜景観賞というと、日本三大夜景(函館、神戸、長崎)が定番(ていばん)ですが、各地方(かくちほう)にはそれ以外(いがい)にも代表的(だいひょうてき)な夜景スポットがあります。

冬のイルミネーションや繁華街(はんかがい)でのショッピングなど、他の観光と合(あ)わせて夜景を満喫(まんきつ)できる展望台(てんぼうだい)について、ご紹介(しょうかい)します。

ショッピングやホワイトイルミネーションも満喫!札幌駅周辺の展望スポット

北海道の札幌駅前の大通公園沿いで、例年(れいねん)11月下旬から2月中旬にかけて開催される冬の風物詩(ふうぶつし)「さっぽろホワイトイルミネーション」。
そのイルミネーションと札幌の夜景を両方(りょうほう)満喫(まんきつ)できるのが、JR札幌駅のJRタワー6Fにある展望室と、大通公園内(おおどおりこうえんない)のさっぽろテレビ塔の展望室です。

ショッピングやホワイトイルミネーションも満喫!札幌駅周辺の展望スポット

JRタワー展望台は地上38F、高さ160mと北海道一の高さを誇る展望室。さっぽろテレビ塔の展望室からは、大通公園や札幌市全域を一望でき、ホワイトイルミネーションをはじめ、さっぽろ雪まつり、季節の花など、札幌の四季折々(しきおりおり)の絶景(ぜっけい)が楽(たの)しめます。

雪×巨大(きょだい)な光(ひかり)のオブジェの幻想的な光景は、冬の札幌ならでは!駅周辺の展望台から、その眺望を体験してみては?

ショッピングやホワイトイルミネーションも満喫!札幌駅周辺の展望スポット

現役(げんえき)のスキージャンプ競技会場(きょうぎかいじょう)で、国際的(こくさいてき)なスキージャンプ大会も開催(かいさい)される大倉山(おおくらやま)ジャンプ競技場(きょうぎじょう)。
ここの展望台最大(さいだい)の魅力(みりょく)は、実際(じっさい)のジャンプ台(だい)のスタートラインを眼前(がんぜん)に見(み)ることができる点(てん)。

ショッピングやホワイトイルミネーションも満喫!札幌駅周辺の展望スポット

スタートラインから、急斜面(きゅうけいしゃ)のアプローチを見下(みお)ろせば、試合前(しあいまえ)の選手(せんしゅ)の気持(きも)ちを体験(たいけん)できるかも。

大阪の都心で絶景体験♪ 食い倒れの街を一望する!

大阪の都心で絶景体験♪ 食い倒れの街を一望する!

大阪の展望スポットといえば、地上300m、日本一の高さを誇る超高層複合ビル「あべのハルカス」の展望台が有名ですが、さらに特別感を味わいたい人には「梅田スカイビル」の空中庭園展望台をお勧めします。
この展望台の最大の特徴は、35Fから39Fへのシースルーエスカレーターでの移動!
展望台へと昇っていく様はまさに非日常!まるで冒険に向かうようにドキドキワクワク感を味わえるでしょう!

屋上展望台は屋外で円形の回廊になっており、360°の大パノラマ!天候や角度によっては、明石海峡大橋や淡路島まで見渡せることも!屋上はガラス張りではないので、絶景を背景にセルフィ―を撮影するのもおすすめです。

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