山形県にある銀山温泉は、銀山川の両側に木造旅館が並ぶレトロな温泉街です。街並みの散策と個性豊かな旅館での宿泊体験が魅力で、春夏秋冬どの季節に訪れても新しい発見があります。当記事では、銀山温泉のおすすめ宿泊施設に加え、押さえておきたい観光名所や交通アクセス情報もあわせてご紹介します。
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銀⼭温泉はどこにある?レトロな⽊造建築が並ぶ温泉街
山形県北東部の山間にある銀山温泉は、古い木造旅館が川沿いに並び、映画のセットのようなレトロな雰囲気が漂う、由緒ある温泉街です。
銀⼭温泉の歴史と地理
東北地方・山形県北東部、奥羽山脈のふもとにたたずむ山あいの温泉街です。かつて「大銀山(おおぎんざん)」とよばれた銀鉱山で働く鉱山労働者によって温泉が発見され、江戸時代には湯治場として栄えました。現在まで約500年の歴史を受け継いでいます。
銀⼭温泉の⾒どころと魅⼒
銀山温泉の魅力は、大正末期から昭和初期にかけて建てられた洋風の木造多層旅館が並ぶ、昔ながらの景観です。夕暮れ時にはガス灯が灯り、街全体が幻想的な雰囲気に包まれます。春は新緑、夏は深い緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、四季ごとにまったく違う表情を見せてくれます。
銀⼭温泉のおすすめシーズン
銀山温泉のおすすめシーズンは、しんしんと降る雪を見ながらの雪見風呂が楽しめる「冬」です。銀山温泉は豪雪地帯にあり、例年12~2月は、交通&入場規制が行われることもあるため、アクセスする際は事前に確認が必要です。
銀⼭温泉でおすすめの宿泊施設5選|能登⾕旅館など有名旅館
銀山温泉の公式サイトでは、温泉街に並ぶ13軒の旅館が紹介されています。今回は、その中から特におすすめの宿泊施設を5軒ご紹介します。
能登屋旅館
1892年(明治25)創業の能登屋旅館(のとやりょかん)は、日本の伝統的な屋根形式である入母屋造りの木造三階建てに望楼を備えた、銀山温泉を代表する歴史ある宿です。
大正時代の建物を生かした本館と、落ち着いた雰囲気の別館があり、どちらも広々とした和室でゆったりと過ごせます。1921(大正10)年建築の本館は国の登録有形文化財に指定され、館内には当時の面影が色濃く残ります。
温泉は源泉かけ流しで、大浴場や「白銀の滝」を望む展望露天風呂(12月~4月頃は雪のため閉鎖)、貸切の洞窟風呂など多彩です。
料理は尾花沢牛や鯉など地元食材を使った、郷土色豊かな味わいが楽しめます。
- 住所:山形県尾花沢市大字銀山新畑446
- 客室数:和室15室
旅館藤屋
旅館藤屋は、建築家・隈研吾が手がけた洗練されたデザインが目を引く宿です。館内ロビーには「簾虫籠(すむしこ)」と呼ばれる竹製フィルターがあり、窓には薄い緑色のステンドグラスが使われ、銀山温泉の伝統的な街並みと調和した独特の美しさを感じられます。
館内には趣の異なる竹のお風呂、ひばのお風呂、石のお風呂など5つの貸切風呂があり、24時間いつでも静かに湯を楽しみたい旅行者に人気です。
客室はすべて銀山川に面し、壁には越前の手漉き和紙が使われています。
- 住所:山形県尾花沢市銀山新畑443
- 客室数:8室
古勢起屋別館
銀山温泉を代表する温泉旅館「古勢起屋(こせきや)」の別館で、昔ながらの日本家屋の造りを残した屋根が印象的な宿です。
客室は温泉街に面した川側の客室と、静かな山側の2タイプがあります。最上階5階の「浪漫客室」は、2間続きの広々とした和洋室で畳敷きの和室にベッドを備えています。
夕食は、芋煮や果物、山形牛(一例)など地元の名物を使った料理。館内のドリンクバーではアルコールを含む飲料をいつでも気軽に飲むことができます。
温泉は「ほっこりのちか湯」と「ぬっくりの金太郎湯」の2種類があり、男女入れ替え制でどちらの湯も満喫できます。
- 住所:山形県尾花沢市大字銀山新畑417
- 客室数:14室
滝と蕎⻨の宿 瀧⾒舘
瀧見館は、木立に囲まれた静かな高台に建つロケーション自慢の宿です。
自然に溶け込むように設計された展望露天風呂からは、眼下に白銀の滝を望み、滝の音を聞きながらゆったりと湯を楽しめます。
料理は季節の食材を使った懐石料理で、山形ならではの味わいを堪能できます。名物は宿名にも由来する自家製手打ち蕎麦。尾花沢産の蕎麦粉を使い、挽きたて・打ちたて・茹でたてにこだわった逸品です。
新設された専用ラウンジでは、アルコールやノンアルコールなど各種ドリンクを好きなときに楽しめます。
- 住所:山形県尾花沢市銀山新畑522
- 客室数:18室
仙峡の宿 銀⼭荘
銀山荘は銀山温泉の中でも収容人数が多く、比較的予約が取りやすい宿として人気です。
半露天風呂付き客室では、プライベートな湯浴みをゆっくり楽しめます。
館内には露天風呂や内湯のほか、夜空を見上げながら湯に浸かれる「露天寝湯」、岩盤浴施設「ターシャナル」も備わり、温泉巡りが充実しています。
料理は山形黒毛和牛のローストなどをメインに、地元食材を使った会席料理を提供。食事スタイルは、畳のお部屋に椅子を置いたスタイル、または座布団のお膳スタイルから選べます。
- 住所:山形県尾花沢市大字銀山新畑85
- 客室数:40室
銀⼭温泉の交通アクセス
東京・大阪・福岡から銀山温泉へのアクセス方法をご紹介します。銀山温泉は山間にあるので、交通アクセスは事前に確認が必要です。
東京からのアクセス
東京駅→山形新幹線(つばさ)約3時間15分→大石田駅→リムジンバス山形空港線銀山温泉行約35分→銀山温泉
大阪からのアクセス
大阪国際空港(伊丹空港)→飛行機約1時間10分→山形空港→リムジンバス山形空港線銀山温泉行約1時間15分→銀山温泉
福岡からのアクセス
福岡空港→飛行機(羽田空港乗り継ぎ)約4時間30分→山形空港→リムジンバス山形空港線銀山温泉行約1時間15分→銀山温泉
バス運行について
大石田駅から、リムジンバス山形空港線銀山温泉行が運行しており、通年利用できます。また、冬季のみ、混雑・安全対策のため、「大正ろまん館」から要予約のシャトルバスが運行されています。
冬の交通規制について
例年12~2月の間、銀山温泉へのマイカー規制を実施予定。また、混雑時や積雪時には、入場調整を行うことがあります。
銀⼭温泉のおすすめレストランと必食グルメ3選
銀山温泉で食べておきたい名物グルメを3つご紹介します。
はいからさんのカリーパン
外はカリッと香ばしく、中にはスパイスの香りが広がる熱々のカレーがたっぷり入った「はいからさんのカリーパン」。山形県産の小麦粉「ゆきちから」を使って作られており、銀山温泉散策の途中に気軽に楽しめる人気の軽食です。カレーパンを包む包装紙も銀山温泉らしいレトロなデザインで、旅気分をさらに盛り上げてくれます。「銀山温泉 明友庵」と「大正ろまん館」で販売しています。
「野川とうふや」の豆腐と生揚げ
銀山川の清らかな水と山形県産の大豆で丁寧に作られる木綿豆腐を販売する、銀山温泉の入口にある老舗の豆腐店です。ふわっと口当たりの良い「立ち食い湯豆腐」、揚げたてならではの香ばしい外側と柔らかな中身が特徴の「立ち食い生揚げ」。どちらも散策途中の小腹満たしにぴったりの人気の一品です。
「伊⾖の華」の揚げ茄⼦おろしそば
尾花沢産のそば粉「最上早生(もがみわせ)」を使い、毎日手打ちする外一(そといち)そばが味わえる「伊豆の華」の名物「揚げ茄子おろしそば」です。そば粉の風味と揚げ茄子のコクが引き立ち、散策途中に立ち寄りたい人気店。たっぷりの大根おろしも添えられ、冷たいそばと一緒にさっぱりと楽しめます。
銀⼭温泉周辺の観光スポット
温泉街の散策だけでなく、滝や湖など、訪れておきたい名所をご紹介します。
白銀の滝
銀山川沿いの遊歩道を進んだ先、白銀公園にある落差約22メートルの滝。四季ごとに表情を変え、温泉街を象徴する景観として人気です。滝壺近くまで歩いて行ける迫力あるスポットで、対岸には展望台もあります。
徳良湖(とくらこ)
銀山温泉から車で約20分。大正時代に造られた灌漑用の人造湖で、春は約200本の桜、冬は白鳥の飛来で知られています。湖畔には温泉やキャンプ場、子ども広場などの施設があり、春の新緑や秋の紅葉が楽しめる人気スポットです。
まとめ:銀⼭温泉の宿泊施設の空き情報を確認しよう
四季折々の魅力がある銀山温泉は、季節によって宿の予約状況が大きく変わります。旅行計画を立てる際は、JAPANiCANで早めに空き状況をチェックするのがおすすめです。
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