日本の北部に位置する秋田を旅すると、秋田犬やなまはげなど、この地域ならではの名物に出会えます。さらに、雄大な自然や温泉、雪国ならではの祭り、昔ながらの町並みなど、地元に根付く文化や風習に触れられる、好奇心をくすぐる体験もたくさんあります。今回は「秋田でやりたいこと」をテーマに、各エリアでできる体験と、旅の拠点にしたい宿を紹介します。
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秋田犬に会いたい!秋田市や大館市へ
日本を代表する犬種のひとつ、秋田犬。ふわふわとした毛並みと堂々とした体格、穏やかな表情が特徴です。秋田犬のルーツとされる大館市には、秋田犬について学べる施設が集まっています。秋田市にも秋田犬と触れ合える場所があるため、秋田駅を拠点にこの2つのエリアに足を運ぶのがおすすめです。
秋田犬に関する施設3選
©秋田市
下記の施設では、秋田犬に関する資料の展示やグッズの販売などを行っています。曜日や時間によっては秋田犬に会える場合もあるので、ぜひ詳細をチェックしてみてください。
秋田犬に会うならどこに泊まる?
秋田犬に会う旅では、秋田市や大館市に宿泊すると各スポットを巡りやすくなります。ここでは、秋田犬に会える場所へのアクセスや、観光の拠点として利用しやすいホテルを紹介します。
秋田キャッスルホテル(秋田市)
秋田市を拠点に秋田犬との出会いを楽しむにはぴったりの宿。東京からの新幹線も停車する秋田駅から徒歩圏内の秋田市中心部に位置し、秋田駅周辺の観光や飲食店めぐりにも便利です。
翌日には大館方面へ足を延ばすなど、公共交通機関を利用した秋田旅行の拠点としても利用しやすい立地です。
ロイヤルホテル大館
秋田犬のふるさと、大館市をじっくり巡るならおすすめ。大館駅から徒歩圏内にあり、「秋田犬の里」など市街地の観光スポットにスムーズにアクセスできます。
温泉大浴場も備えているため、秋田犬めぐりや大館観光を楽しんだあとは、温泉で旅の疲れをゆっくり癒せるのも嬉しいポイントです。
なまはげを体験したい!男鹿市へ
秋田の伝統文化を体験するなら、男鹿半島の「なまはげ」は外せません。
なまはげは、秋田県男鹿市周辺で古くから受け継がれてきた民俗行事です。鬼のような面をつけた「ナマハゲ」が家々を訪れ、怠け心を戒めたり、無病息災などを願ったりする独特の風習。現在も地域の文化として大切に受け継がれています。
なまはげ館・男鹿真山伝承館
なまはげ館 ©秋田市
ナマハゲについて詳しく知りたいなら、男鹿市の「なまはげ館」と「男鹿真山伝承館」は必ず訪れたいスポットです。「なまはげ館」では、男鹿のナマハゲに関する歴史や文化を紹介。館内には実際に使われてきたさまざまな面が展示されていて、地域によって異なる表情を見比べることもできます。
男鹿真山伝承館 ©秋田市
隣接する「男鹿真山伝承館」では、伝統的な曲家(まがりや)を舞台に、ナマハゲが家に入ってくる様子を実演する学習講座を見学できます。ナマハゲがどのように人々の暮らしと結びついてきたのかを、実際の動きや掛け声を通して体感できるのが特徴です。
2館をセットで見学できる共通入館券も用意されています。
- 住所:秋田県男鹿市北浦真山字水喰沢
- アクセス:男鹿駅から車で約20分
- 営業時間:8:30~17:00
- 休館日:年中無休 ※男鹿真山伝承館の開館時間や休館日は時期によって異なります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
- 入館料:660円、小・中・高生330円
なまはげ柴灯まつり
©秋田市
冬に男鹿を訪れるなら、「なまはげ柴灯(せど)まつり」もチェックしたいところ。真山神社で行われる冬の伝統行事で、神事「柴灯祭」とナマハゲを組み合わせた、男鹿を代表する祭りです。暗闇の中に松明が灯り、雪の境内をナマハゲが歩く姿は、冬の男鹿ならではの光景。入場は事前申込が必要です。
- 住所:秋田県男鹿市北浦水喰沢 真山神社
- アクセス:秋田駅から車で約1時間10分、男鹿駅から臨時有料バスで約40分
- 開催時間:18:00~20:30
- 開催期間:例年2月第2土曜を含む金土日
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男鹿市のおすすめホテル
ナマハゲ文化に触れたあとは、男鹿温泉郷に泊まってゆっくり過ごしましょう。男鹿半島ならではの温泉や郷土料理を楽しめる宿を選べば、観光だけでなく宿での時間も秋田らしい旅の思い出になります。ここでは、男鹿市のおすすめホテルをご紹介します。
男鹿温泉郷 男鹿ホテル
男鹿半島でなまはげ文化と温泉を一緒に楽しむために訪れたい宿。広々とした露天岩風呂で温泉に浸かれます。
セイコーグランドホテル
露天風呂や内風呂で男鹿温泉を楽しめるほか、夕食では男鹿名物の石焼料理など、地域の味を味わえます。なまはげ館や男鹿真山伝承館だけでなく、入道崎やゴジラ岩など男鹿半島の観光地を巡る際の拠点としても利用しやすい宿です。
雪と冬祭りを楽しみたい!横手市へ
雪の季節に秋田を訪れるなら、県東南部に位置する横手市へ。雪で作られたかまくらが街を彩る光景は、普段雪に馴染みのない人にとっても印象的な景色。秋田の冬ならではの文化と風景が待っています。
横手雪まつりかまくら
©東北観光推進機構
横手雪まつり「かまくら」は、約450年の歴史を持つ伝統的な小正月行事。雪で作った大きなかまくらの中に水神様をまつります。祭りの期間には市内各所にかまくらが作られ、夜になると雪の白い壁と内部の明かりが幻想的な風景をつくります。かまくらの中では、甘酒や餅などを味わいながら地域の人との交流を楽しむこともできます。
- 開催場所:秋田県横手市役所本庁舎前道路公園、横手公園、羽黒町武家屋敷通りなど
- 開催時期:例年2月中旬
- 開催時間:18:00~21:00
※最新情報は公式サイトでご確認ください。
横手市のおすすめホテル
観光の拠点にしやすく、温泉などでゆっくり過ごせるホテルを紹介します。
ホテルプラザアネックス横手
横手駅から徒歩約2分の立地。天然温泉の大浴場やサウナ、岩盤浴などを備えているため、かまくらを見て雪の中を歩いたあとは、温泉でゆっくり体を温めることができます。さらに、源泉かけ流し露天風呂付き客室も用意されていて、雪国ならではの冬の滞在を楽しめます。
秘湯で雪見温泉を楽しみたい!乳頭温泉郷へ
秋田の温泉を目的に旅するなら、仙北市にある乳頭温泉郷へ。ブナ林に囲まれた山あいに、趣の異なる七つの温泉宿が点在する癒しのスポットです。
雪景色を眺めながら温泉を満喫
©東北観光推進機構
乳頭温泉郷の魅力は、それぞれの宿で異なる源泉や浴場を楽しめること。宿ごとに泉質や浴槽、周囲の景色が異なるため、温泉をめぐりながら違いを感じるのも楽しみのひとつです。宿泊者限定の「湯めぐり帖」を利用すれば、乳頭温泉郷の七湯をめぐることもできます。
雪の季節には、白く染まった森の中で温泉に浸かる「雪見風呂」も。湯気の向こうに雪景色が広がる光景は、秋田の冬ならではの体験です。
乳頭温泉郷のおすすめ旅館
冬季は一部の温泉への「湯めぐり号」が運休となるため、冬に訪れる場合は交通情報も確認しましょう。
蟹場温泉(がにばおんせん )
©秋田市
深い森の中に佇む、乳頭温泉郷らしい山の宿。100%源泉かけ流しの温泉があり、木々に囲まれた露天風呂では、自然を感じながら湯浴みを楽しめます。無色透明のお湯は肌触りがやさしく、「美肌の湯」ともいわれています。周辺の沢に蟹が多く住むことから、「蟹場温泉」と名付けられました。
孫六温泉(まごろくおんせん )
©秋田市
乳頭温泉郷の中でも素朴な雰囲気を残す宿。昔ながらの湯治場の風情が残る温泉で、「山の薬湯」とも呼ばれています。宿舎から川沿いに少し離れた場所に浴舎があり、山あいの自然に囲まれながら温泉を楽しめます。
妙乃湯(たえのゆ )
©秋田市
©秋田市
渓流沿いに位置し、自然を眺めながら温泉を楽しめる宿。2種類の源泉を持ち、それぞれ異なる色や泉質の湯を渓流のせせらぎを聞きながらじっくり堪能できます。
湖でアクティビティを楽しみたい!田沢湖へ
©秋田市
田沢湖は、最大水深423.4mを誇る日本一深い湖。青く澄んだ湖面と周囲の山々が織りなす美しい景色が特徴です。夏は水上アクティビティ、秋は紅葉、冬は雪景色と、季節によって異なる自然の表情に出会えます。
SUP・カヌーで田沢湖を遊ぶ
田沢湖では、季節に合わせてSUPやカヌーなど、自然を舞台にしたアクティビティを体験できます。湖上からは、湖畔を歩くときとは違った角度から、澄んだ湖面や周囲の山々を一望できます。
田沢湖周辺のおすすめホテル
田沢湖でアクティビティを楽しんだあとは、周辺の温泉宿でゆっくりするのが贅沢な過ごし方。ここでは、田沢湖の自然や秋田の食文化も一緒に楽しめる宿を紹介します。
天然温泉 田沢湖レイクリゾート
秋田駒ヶ岳のふもとに位置するホテル。趣向を凝らした天然温泉の露天風呂と内風呂のほか、秋田の食材を使った料理も楽しめます。田沢湖周辺の観光はもちろん、乳頭温泉郷などを巡る際の滞在先としても利用しやすいです。
亀の井ホテル 田沢湖
標高700mのロケーションに位置し、田沢湖高原の自然に囲まれた温泉宿。天然温泉に加えて、きりたんぽ鍋や稲庭うどんなど秋田の郷土料理を味わえるビュッフェも人気です。
昔の日本の町並みを歩きたい!角館
©秋田市
仙北市にある角館(かくのだて)は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている、歴史あるエリアです。
武家屋敷を歩いて歴史を感じる
「みちのくの小京都」とも呼ばれる角館には、江戸時代から続く町並みが残っています。特に武家屋敷通りには、黒板塀や門構えのある歴史的な建物が並び、かつての武士の暮らしを感じながら町歩きを楽しめます。桜の季節には枝垂れ桜、秋には紅葉、冬には雪景色と、季節によって町の表情が変わるのも大きな魅力です。
角館周辺のおすすめ宿
角館の町歩きを楽しんだあとは、温泉に浸かりながら、日本ならではの町並みを歩いた余韻をゆっくり味わうのもおすすめです。
角館温泉 花葉館
「角館温泉 花葉館」は角館の町歩きと組み合わせて利用しやすい宿。旬の食材をふんだんに使ったお料理と心温まるサービス、温泉でゆっくり身体を休められます。
秋田の食文化を体験したい!秋田市・各地域へ
秋田を旅するなら、食文化にも注目したいところ。米どころならではの料理や発酵文化、豊かな水と米を生かした日本酒など、地域ごとにさまざまな魅力があります。
きりたんぽ作り体験
©秋田市
秋田の郷土料理といえば「きりたんぽ」。炊いた米をつぶして棒に巻き付け、焼いたものが基本で、鍋料理などに使われます。
お店で食べるだけでなく、実際に米をつぶして棒に巻き付け、焼く工程を体験できる施設が県内にいくつかあります。
👉【秋田県・横手市】炭火で仕上げる 秋田名物・きりたんぽ作り体験
酒蔵を訪れて日本酒を味わう
米どころとして知られる秋田は、日本酒の産地としても有名です。豊かな水と米、寒冷な気候など、酒造りに適した環境がそろっています。酒蔵によっては蔵見学や試飲を行っているところもあるため、旅程に組み込んでみるのもいいでしょう。
郷土料理を楽しめるおすすめの宿
宿でゆっくり食事を楽しむのもひとつの方法です。温泉や自然も一緒に楽しめる、地域ならではの味を堪能できる宿をご紹介します。
岡部荘
©秋田市
©秋田市
鹿角市にある「岡部荘」は、昭和30年創業の宿。5つの源泉かけ流しの温泉を備え、趣の異なる湯を楽しめます。食事では、きりたんぽ鍋や鹿角牛、八幡平ポークなど、地元食材を使った田舎料理も評判です。
とわだこ賑山亭
十和田湖畔に位置するこの宿では、炭火を使った炉端焼き料理を味わえます。十和田湖畔温泉の浴場もあり、自然と温泉、北東北の食を一緒に楽しめます。
秋田県観光のモデルコース
ここまで紹介した体験を組み合わせれば、秋田の文化・自然・温泉を一気に満喫できる特別な旅行が叶います。
2泊3日|秋田の文化・自然・温泉を満喫
1日目|秋田市・大館市
秋田駅に到着したら、まずは秋田市内を散策。秋田犬ステーションで秋田犬に出会い、秋田市内でランチを楽しみます。
その後、大館市へ移動。大館駅近くの「秋田犬の里」や「秋田犬会館」を訪れ、秋田犬について学びます。夜は大館の郷土料理を味わい、大館市内に宿泊します。
2日目|大館市→角館→乳頭温泉
翌朝、角館へ。武家屋敷通りを歩き、江戸時代から続く町並みを散策します。
ランチの後は、乳頭温泉郷へ移動。
宿では、雪景色や森に囲まれた露天風呂でゆっくり過ごしましょう。夜は秋田の郷土料理を味わい、山あいの温泉宿ならではの静かな時間を楽しみます。
3日目|乳頭温泉→田沢湖→秋田市
朝は露天風呂からスタート。時間があれば、乳頭温泉郷のほかの温泉をめぐります。
乳頭温泉から田沢湖へ。湖畔を歩いたり、季節に合わせてSUPやカヌーなどのアクティビティを体験したりして、秋田の自然を満喫します。
秋田駅へ戻ってお土産を探したり、最後に郷土料理を味わったりして、秋田の旅を締めくくります。
秋田駅または秋田空港から帰路へ。
秋田観光の魅力を満喫!やりたいことから旅を選ぼう
秋田には、秋田犬やなまはげといった文化、雪国ならではの祭り、山や湖の自然、そして個性豊かな温泉があります。観光名所を順番に訪れるだけでなく、「秋田犬に会いたい」「雪見温泉をしたい」「昔ながらの町を歩きたい」など、旅でやりたいことから行き先を選んでみると、秋田ならではの過ごし方が見つかるはずです。


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