日本の主な宿泊施設の種類一覧|ホテル・旅館・民泊の違いと選び方

  • June 29, 2026
  • Q.N

※写真はイメージです

日本旅行の計画で最初に迷うのが「どこに泊まるか」ではないでしょうか。畳と温泉でくつろげる旅館、効率よく眠れるビジネスホテル、暮らすように泊まれる民泊など、日本には旅行者のスタイルに合わせて選べる宿泊施設が驚くほど豊富にあります。この記事では、日本の宿泊施設の特徴・価格帯を比較しながら、外国人旅行者が意外と知らない利用マナーや予約時の注意点まで、わかりやすく紹介します。

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日本にはどんな宿泊施設がある?

日本の宿泊施設は、大きく「和風の宿」と「洋風のホテル」に分けられます。それぞれに特徴や魅力が異なるため、まずは比較表で全体像を確認してみましょう。

価格帯はあくまで目安で、シーズンやエリア、部屋タイプによって大きく変動します。同じ「旅館」でも、町の素朴な温泉宿なら1万円台、老舗の高級旅館なら一泊数万円以上になることも珍しくありません。まずはこの表で大まかな立ち位置をつかみ、続く各セクションで自分の旅のスタイルに合うタイプを見つけていきましょう。

宿泊施設特徴

価格帯(1名・1泊あたりの目安)

この方におすすめ

ゲストハウス

ドミトリー中心の安価な宿、交流が生まれやすい

2,500〜5,000円

バックパッカー・節約したい人

カプセルホテル

個室サイズの「カプセル」で寝るだけの宿

2,500〜5,000円

節約したい人・一人旅

ビジネスホテル

コンパクトで機能的、駅近が多い

6,000〜15,000円

初めての日本旅行・移動が多い旅

民泊

アパートやマンションを借りて暮らすように泊まる

8,000〜20,000円(1室あたり)

グループ・長期滞在

グランピング

自然の中で手軽に楽しむ快適なアウトドア宿泊

15,000〜30,000円

キャンプ初心者・自然好き

旅館

温泉・布団・和食でもてなす伝統的な宿

15,000〜40,000円

日本文化を体験したい人

シティホテル

設備とサービスが充実した大型ホテル

15,000〜30,000円

快適さと利便性を両立したい人

リゾートホテル

海や山などのロケーションで非日常を満喫

20,000〜60,000円

家族旅行・記念日旅行

旅館とは?日本文化や温泉を楽しめる伝統的な宿泊施設

※写真はイメージです

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旅館は、畳敷きの和室、布団での就寝、温泉、そして部屋食や会場食で提供される会席料理など、日本ならではのもてなしをまとめて味わえる宿泊施設です。部屋は和室が中心で、多くの旅館に温泉や大浴場が併設されており、貸し切り風呂があるところもあります。夕食・朝食ともに地元の食材を使った和食が提供され、館内では浴衣に着替えてくつろぐスタイルが一般的です。

注意点とマナーとして、まず温泉では体をよく洗い流してから湯船に入るのが基本です。タオルを湯船の中に入れない、長い髪はまとめるなど、共同の湯を清潔に保つ配慮が求められます。タトゥー(入れ墨)がある場合は入浴を断られる施設もあるため、心配な場合は予約前に確認するか、シールでカバーすることによって入浴できるか相談しておくと安心です。また、夕食の開始時間が決められている旅館が多いのでく、到着時間や食事の時間に遅れないようにしましょう。

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ビジネスホテルとは?コスパと利便性に優れた日本定番の宿泊施設

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ビジネスホテルは、もともと出張中の会社員向けに発展してきた、機能性重視の宿泊施設です。部屋はコンパクトながら清潔で、駅前や繁華街など立地の良い場所に多く展開されているため、観光や移動の拠点として非常に使いやすいのが特徴です。

シングル〜ダブル中心のシンプルな洋室で、Wi-Fiや空調などの基本設備は整っていまするが、レストランやスパなどの付帯施設は少ないです。全国チェーン展開しているブランドが多く、価格やサービスの質が安定しています。

注意点として、日本のホテルは喫煙ルームと禁煙ルームが明確に分かれていることが多いため、予約時に必ず確認しましょう。また部屋は欧米のホテルに比べて狭めに作られていることが多いため、大きなスーツケースを複数持つ旅では、事前に部屋の広さをチェックしておくと安心です。

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カプセルホテルとは?リーズナブルに泊まれる日本発祥の宿泊施設

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カプセルホテルは、1979年に大阪で誕生したとされる、日本発祥の宿泊スタイルです。1人分の寝床サイズに区切られた「カプセル」が並ぶ独特の空間で、最低限の設備で眠ることに特化しているぶん、宿泊費を大幅に抑えられます。近年はデザイン性の高い快適なカプセルホテルも増え、旅行者の間でも人気が高まっての体験になっています。

1人用のカプセルにマットレスや照明、コンセントが備わり、フロアが男女別に分かれている施設もあります。共同のシャワーや大浴場、ラウンジなどの共有スペースが併設されていることもが多いです。

注意点として、カプセルにはカーテンや扉はあっても鍵がかからないことが多いため、貴重品は必ずロッカーに保管しましょう。また就寝中の他の利用者への配慮として、カプセル内での通話や大きな音は控えるのがマナーです。

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シティホテルとは?快適な設備と上質なサービスが魅力のホテル

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シティホテルは、都市部に立地し、レストランやバー、宴会場、フィットネス施設などを備えた大規模なホテルを指します。ビジネスホテルより部屋が広く設備も充実しており、外資系の高級ブランドから老舗の名門ホテルまで幅広い選択肢があります。

広めの洋室と、ベルボーイやコンシェルジュなど行き届いたサービスが特徴。館内に複数のレストランやバー、宴会場、スパなどを備える施設も多いです。

注意点として、チェックイン・チェックアウトの時間は厳密に運用されることが多く、早めの到着や延泊を希望する場合は事前にフロントへ相談するのが基本です。

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リゾートホテルとは?非日常の滞在を満喫できる宿泊施設

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リゾートホテルは、ビーチや高原、温泉地など、観光資源そのものに価値があるロケーションに建てられたホテルです。プールやスパ、マリンアクティビティ、キッズクラブなど、滞在中に出かけなくても楽しめる設備が充実しているのが特徴で、日常を忘れてゆったり過ごす旅にぴったりです。

注意点として、プールやビーチを利用する場合は施設ごとの利用時間やルールを確認しましょう。レストランは事前予約制になっている場合が多く、特に夕食は早めに予約を入れておくと安心です。

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民泊とは?現地の暮らしを体験できる宿泊スタイル

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民泊は、一般の住宅やマンションの一室・一棟を借りて滞在するスタイルです。キッチンやリビングが備わっていることが多く、ホテルに泊まるよりも「暮らすように旅する」感覚を味わえるのが魅力です。人数が多いグループや、自炊をしながら長く滞在したい旅行者に向いています。

チェックインがスマートロックや暗証番号による無人対応になっている物件が多くいほか、住宅街にある場合物件も多く、地域の日常的な雰囲気を感じられます。

注意点として、日本では2018年に「住宅宿泊事業法(民泊新法)」が施行され、合法的に営業する民泊には届出番号の表示が義務付けられています。予約サイトに登録番号が記載されているか確認すると、安心して利用できる物件を選ぶ目安になります。また民泊は、そこで暮らす人々の生活空間に近い分住宅街にあることが多いため、深夜の物音や大人数での出入りなど、近隣住民への配慮が特に重要です。

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グランピングとは?自然を楽しみながら快適に過ごせるアウトドア宿泊

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グランピングは「glamorous(魅力的な)」と「camping」を組み合わせた言葉で、テントや道具を自分で用意しなくても、手ぶらで快適なアウトドア体験ができる宿泊スタイルです。エアコンや専用ベッドが備わったドームテントやコテージが多く、キャンプ初心者やファミリーでも安心して自然を満喫できます。

BBQ用品やたき火台などのアウトドア用品をレンタルできる施設が多く、山や湖、海辺など、景観の良いロケーションに作られています。

注意点として、屋外での滞在となるため、夏は虫対策、冬は防寒対策が必要です。雨天時の対応(屋内施設の有無)もあらかじめ確認しておくと安心です。

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ゲストハウスとは?旅行者同士の交流も楽しめる低価格な宿

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ゲストハウスは、相部屋(ドミトリー)形式の安価な宿泊施設で、海外のホステルに近いスタイルです。キッチンやラウンジなど共用スペースを備えている施設が多く、世界中から訪れる旅行者と交流できるのも大きな魅力です。一人旅やバックパッカーに人気があります。

二段ベッドが並ぶドミトリールームが中心ですだが、個室を備える施設もあります。スタッフや他の宿泊者との会話が生まれやすい、アットホームな雰囲気です。

注意点として、ドミトリーでは貴重品をロッカーに保管し、自己管理を徹底することが大切です。早朝の出発や深夜の帰宅で他の宿泊者を起こさないよう、物音や照明の使い方にも配慮しましょう。シャワーやトイレが共用の場合は、長時間の占有を避けるなど、明文化されていない細やかなマナーへの気配りが、快適な滞在につながります。

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日本の宿泊施設を予約する方法

ここまで紹介した8タイプの宿泊施設を選んだら、次は予約方法を決めましょう。日本の宿泊施設は、主に予約サイトと公式サイトの2つのルートで予約できます。

予約サイトを利用する

複数の宿泊施設をまとめて比較できるのが予約サイトの強みです。

JAPANiCAN:日本の大手旅行会社JTBグループが運営する、訪日外国人旅行者向けの宿泊・ツアー予約サイトです。英語をはじめ複数言語に対応しており、ホテルだけでなく旅館やユニークな宿泊施設まで幅広く掲載されています。

ウェブサイト:https://www.japanican.com/

Booking.com:世界的に利用者が多い予約サイトで、無料キャンセル可のプランが見つけやすいのが特徴です。

Agoda:アジア発の予約サイトで、日本国内のホテルやゲストハウスの掲載数が多く、セールやポイント還元も活用しやすいのが魅力です。

宿泊施設の公式サイトを利用する

人気の高い旅館やホテルでは、公式サイトから直接予約すると、予約サイト限定にはない特典(部屋のアップグレードや早期チェックインなど)が用意されている場合があります。気になる施設を見つけたら、予約サイトの価格と公式サイトの価格・特典を比べてみるのがおすすめです。

予約時に確認したいポイント

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宿泊タイプを問わず、予約前に必ず確認しておきたいポイントが3つあります。

  • 食事付きか:旅館は「一泊二食付き」の施設が多いですが、ホテルは「素泊まり」「朝食付き」など複数のプランから選ぶ必要があります。到着・出発の時間、また宿周辺の環境によって、外食できるかどうかも変わってくるため、食事の有無は早めに確認しましょう。
  • チェックイン時間:旅館やゲストハウスはチェックイン開始時間が15時前後に設定されていることが多く、フライトの到着時間によっては待ち時間が発生することもあります。深夜着の場合は、レイトチェックインに対応しているかも確認しておくと安心です。
  • キャンセルポリシー:無料キャンセルができる期限や、直前キャンセル時の料金は施設・プランごとに異なります。特に旅行計画が変わりやすい場合は、キャンセル条件を必ず予約前に確認しておきましょう。

日本の宿泊施設は、それぞれに異なる魅力とマナーがあります。旅のスタイルや同行者、予算に合わせてタイプを選び、滞在先の文化に合わせた心地よい過ごし方を楽しんでください。


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