2025年12月11日(木)、今年の日本のサッカー界の1年を締めくくる 祭典「2025Jリーグアウォーズ」が、横浜アリーナで開催されました!
Jリーグ発足当初から続く歴史と権威あるこの Jリーグアウォーズは、その年に最も活躍した選手、監督、そして審判を称えるイベント。このようにスター選手たちが一堂に会する機会は、滅多にないため、彼らが揃った姿を一目見ようと全国からサッカーファンが集まります。
この記事では、アジアのサッカーファンも注目する「2025Jリーグアウォーズ」をレポート。見事、9年ぶりにリーグ制覇を達成した鹿島アントラーズの歓喜、豪華なベストイレブンの顔ぶれ、そして、GKとして異例の最優秀選手賞に輝いた早川友基選手の感動的なスピーチまで、会場の臨場感をたっぷりとお届けしましょう!
明治安田J1優勝クラブ:鬼木達監督が導いた鹿島アントラーズ 9年ぶりの勝利!
今シーズンのJ1リーグ戦は、観客動員数が過去最高を記録するなど、かつてないほどの盛り上がりを見せました。その激闘を制し、9年ぶりとなる栄冠を手にしたのは鹿島アントラーズです。
プレゼンターとして登壇したのは、元日本代表で現日本サッカー協会会長の宮本恒靖さん。会場全体が拍手で包まれる中、チームを代表してキャプテンの柴崎岳選手がトロフィーを受け取ります。
最初のスピーチを行ったのは鬼木達監督です。鬼木監督は自身が選手として在籍した古巣である鹿島アントラーズの監督に就任し、なんとわずか1年目にしてリーグ制覇という快挙を成し遂げたのです。
鬼木監督は、鹿島アントラーズの選手全員でこの歴史的な舞台に立てたことへの深い感謝を述べました。「Jリーグ全体として、多くのゴールと喜びを届けたい」と、来季への力強い抱負を語る姿に、会場は期待感に満ち溢れました。
また、柴崎岳選手は、9年ぶりとなるリーグ制覇の喜びを噛み締めながら、チームの団結力こそが最大の勝因だったと、熱いシーズンを振り返りました。
キティちゃんが登場!会場が笑顔に包まれたフェアプレー賞・個人賞のハイライト
「フェアプレー賞 高円宮杯」には、2度目の受賞となるヴィッセル神戸が選ばれました。高円宮妃久子殿下がご登壇され、「フェアプレーであってもアグレッシブな試合ができる象徴」とヴィッセル神戸の健闘をたたえるお言葉を賜りました。
また、個人賞の発表時には、サンリオの人気キャラクターであるキティちゃんがサプライズでプレゼンターとして登場し、副賞である巨大なキティちゃんのぬいぐるみを自ら受賞選手に手渡します。今回、初受賞となった鹿島アントラーズの植田直通選手は、「キティちゃんのように世界中で愛される人間になりたい」とコメントし、そのユーモアを交えた喜びの言葉が会場の笑顔を誘いました。
最優秀ゴール賞・得点王を独占!ブラジル出身レオ・セアラ選手
続いての最優秀ゴール賞の発表では、まず今シーズンのJリーグベストゴールをダイジェストにした華麗な映像が流れ、そのスーパープレーの数々に会場からは大きなどよめきが上がりました。
プレゼンターを務めたのは、初代最優秀ゴール賞の受賞者であり、元日本代表の柿谷曜一朗さんです。柿谷さん曰く、よいゴールとは「入った瞬間にすぐに歓声がわかないゴール」、つまりは予測不可能な驚きがあるゴールなんだそう。
そして栄えある最優秀ゴール賞を受賞したのは、鹿島アントラーズのブラジル出身FW(フォワード)、レオ・セアラ選手!さらに、レオ・セアラ選手はこの日、「得点王」も受賞し、今シーズンなんと21得点という圧倒的な数字を残した彼の決定力が、改めて評価される結果となりました。
未来のスターへ:小野伸二さんからベストヤングプレーヤー賞の贈呈
J1リーグ戦に半分以上出場した21歳以下の選手に贈られる「ベストヤングプレーヤー賞」には、ファジアーノ岡山の佐藤龍之介選手が選ばれました。プレゼンターを務めたのは、ワールドカップに3度出場し、日本のみならず海外でも活躍した「天才」こと、元日本代表の小野伸二さんです。
レジェンドからの表彰に、佐藤選手の顔には喜びと緊張が入り混じった嬉しそうな表情が浮かびました。スピーチでは、「1年前、覚悟と勇気をもって岡山に来てよかった。常にどん欲に努力できる選手でありたい」と、移籍の決断と、今後のさらなる飛躍への強い抱負を語ってくれました。
優秀選手賞36名がファンと交流!そしてベストイレブンは初受賞者が多数!
イベントのハイライトの一つ、ベストイレブンの発表の前に、まずは「優秀選手賞」に選ばれた36名の選手たちが紹介されました。選出された36名は、メインステージ中央に作られた花道をゆっくりと歩き、感謝の気持ちを込めてサインボールを会場に投げ込みます。ファンとの近い距離での交流は、1年間の熱いサポートへの感謝を表現する感動的な瞬間となりました。
そして、いよいよベストイレブンの発表です。選出された11名の内、名古屋グランパスの稲垣祥選手を除き、他の選手は全て初受賞というフレッシュな顔ぶれとなりました。
ベストイレブン一覧
| ポジション | 受賞者名 | 所属クラブ | 受賞回数 |
| GK | 早川友基 | 鹿島アントラーズ | 初 |
| DF | 植田直通 | 鹿島アントラーズ | 初 |
| DF | 古賀太陽 | 柏レイソル | 初 |
| DF | 荒木隼人 | サンフレッチェ広島 | 初 |
| M | 小泉佳穂 | 柏レイソル | 初 |
| M | 稲垣祥 | 名古屋グランパス | 2 |
| M | 田中聡 | サンフレッチェ広島 | 初 |
| FW | レオ・セアラ | 鹿島アントラーズ | 初 |
| FW | 相馬勇気 | FC町田ゼルビア | 初 |
| FW | 伊藤達哉 | 川崎フロンターレ | 初 |
| FW | ラファエル・エリアス | 京都サンガF.C | 初 |
最優秀選手賞:鹿島アントラーズの守護神、GK早川友基選手が栄光に輝く!
そして、2025Jリーグアウォーズのクライマックス、最優秀選手賞の発表です。栄冠に輝いたのは、今年J1リーグを制した鹿島アントラーズの守護神、GK(ゴールキーパー)の早川友基選手でした!GKの受賞は15年ぶりということもあり、会場からはこの日一番の歓声と驚きの声が上がりました。
早川選手は2025年7月に日本代表にも選出されており、いよいよ始まるW杯において、代表選手陣の一翼を担うことも期待されている選手です。会場では、そんな日本代表の森保一監督からも受賞を祝うビデオメッセージが流れました。
森保監督の「さらなる飛躍を期待している」という温かいエールが流れると、早川選手の目が潤んでいるようにも…。
また、感動のスピーチでは、まず小さい頃からサッカー選手を夢見てきた自身を支えてくれた方々への感謝を述べた上で、「小さい子がゴールキーパーになりたいと思ってくれるように、これからも頑張っていきたい」と力強く表明。彼の言葉には、単なる受賞の喜びだけでなく、次世代の目標となる選手であり続けるという強い決意が込められていました。
ファンとの絆が光る! 見どころ盛りだくさんの Jリーグアウォーズ
Jリーグアウォーズは他にも見どころが盛りだくさん。まず、この華やかな舞台の総合司会を務めたのは、軽快なトークでお馴染みのハリー杉山さんと、キャスターとして Jリーグに10 年以上携わる中川絵美里さん。さらに、ステージMCは熱血解説でおなじみの元日本代表・槙野智章さんが勤め、会場を大いに盛り上げました。
オープニングには、中山雅史さん、中村憲剛さん、中村俊輔さんなど、日本代表も務めたレジェンドプレイヤーたちが続々と登場し、サッカーファンにはたまらない時間を提供。
また、プレゼンターには内田篤人さん、北澤豪さん、武田修宏さんといった名選手が再び登場し、その華やかな存在感で会場を彩りました。特に面白かったのは、「優勝チーム」ならぬ、「優勝チームサポーター」にコメントを求めるなど、ファンたちとの絡みがあるシーン。選手とサポーターの強い絆を感じさせる演出に、会場全体が温かいムードに包まれました。
来年はW杯イヤー!ますます盛り上がる日本サッカー界に期待
イベントのラスト、Jリーグ2025シーズンの応援ソング『For Decades』を歌うLittle Glee Monsterの力強い生歌が響く中、登壇した全員が場内をゆっくりとめぐり、ファンに最後の別れを告げる姿は、感動的なフィナーレとなりました。
来年2026年はワールドカップも控え、日本サッカー界はますます大きな盛り上がりを見せること間違いありません。熱狂と感動を与え続けるJリーグから、これからも目が離せませんね!
Comments