最上級の癒しを求めて!島根県の行くべき温泉地3選・泊まるべき旅館

本州の中国地方北部に位置する島根県は、大阪や福岡から飛行機で約1時間の観光地。出雲大社や松江城などの観光名所が多い中、「縁結びのまち」として有名な出雲市内には癒しの温泉が点在。日帰り入浴施設や温泉付き宿泊施設、食事付き温泉など旅程に合わせて選んでみませんか?

松江市・玉造温泉

日本最古の温泉のひとつ、玉造温泉。西暦733年に編纂された出雲国風土記に「一度入ると容姿端麗になり、再び入れば万病が治る」と書かれ、「神の湯」ともいわれている。泉質は硫酸塩泉。皮膚肌やきり傷、冷え性などにおすすめ。温泉がそのまま化粧水として使えるほどの美容効果も。

温泉街には、宿のほか足湯や食堂、土産物店も軒を連ねている。なかでも、源泉を自由に汲み取れる湯薬師広場の「たらい湯」は大人気。ボトルはすぐ横で販売しているので、手ぶらでもOK。美肌効果を試しましょう!

スポット情報

  • 住所:島根県松江市玉湯町玉造
  • アクセス:鳥取空港から空港連絡バスでJR玉造温泉駅まで約30分
  • 公式サイト:https://tamayado.com/

〈一度は泊まってみたい旅館、界 玉造〉

客室すべてに専用露天風呂が備えられた界 玉造。広々とした伝統的な和のデザインの客室には、檜か信楽焼のそれぞれ趣の異なる浴槽があり、玉造温泉を心ゆくまで満喫できます。また、出雲大社の社を模した湯口がある大浴場もおすすめ。

その土地ならではの魅力を体験できる界らしく、食事では、シジミを使用した「しじみ牛しゃぶ」やオリジナルの調理法による「奉書蒸し」などの名物が並ぶ会席料理で出雲を演出。そして、出雲神話の一幕をダイナミックな舞で見せる伝統芸能の「石見神楽」でも。さまざまなシーンで出雲らしさが感じられる宿です。

スポット情報

太田市・温泉津温泉

世界遺産の石見銀山の構成資産で約1300年の歴史をもつ温泉津温泉。発見の伝説の一つが「湯に浸かって傷を治している狸を旅の僧が見た」というもの。適応症は、生活習慣病や神経痛、リウマチ・関節炎、ストレスなど。昔から万病にいいとも。

温泉とともに絶対に楽しみたいのが、レトロな町並みや地域の伝統芸能である土曜日の夜神楽です。

スポット情報

〈一度は入ってみたい温泉、薬師湯〉

薬師湯は、日本温泉協会の審査の全項目で最高評価を受けた貴重な天然温泉。炭酸やメタケイ酸など美肌系のミネラルが豊富で、温泉ソムリエの家元が『W美肌の湯』と評価。

温泉成分が固まった浴室で自然湧出した純粋な源泉をかけ流しで堪能。大学院医学部で温泉研究をしたオーナーが、温泉効果のために提案するのが、入浴後の寛ぎと体の中も整える健康的な食事。

その食事は、温泉津現存の温泉施設として最古の天井部分に釘を1本も使わない大正時代の木造洋館で営む「カフェ内蔵丞」で。

石見銀山の歴史にまつわる創業家だけに伝わる料理や地元食材使用の健康メニューが味わえる。(※アレルギー、ビーガン対応は要問合せ)

スポット情報

  • 住所:島根県大田市温泉津町温泉津7
  • 料金:一般湯:大人500円/子ども200円
  • 貸切湯:薬師湯(40分)大人800円。子ども300円。別館(40分)大人1200円。子ども500円。
  • 公式サイト:https://www.yunotsu.com/

日帰りもOK!出雲市・いずも縁結び温泉ゆらり

中国地方最大級の天然源泉掛け流しの日帰り温泉。源泉地は、施設敷地内の地下1400m。毎分200L以上湧き出す豊富な湯量がまじりっけなしの源泉を実現。

風呂の種類も多彩。まるで日本庭園のような約50坪の岩造りの大露天風呂をはじめ、一人用の木製の樽風呂と陶器の瓶風呂。内湯風呂も遠赤外線サウナも余裕のある広さでゆったりとくつろげる。泉質は、美肌効果や胃腸病や神経痛、冷え性、その他万病にも効能があるといわれるアルカリ性単純泉。夜は露天風呂で星空や月見風呂もおすすめ。そして、おいしい料理が食べられる食事処や休憩スペースもあるので、お腹が空いても大丈夫。1日中楽しく過ごせる温泉です。

スポット情報

  • 住所:島根県出雲市平田町7178
  • 料金:
    【平日】大人(一般)・中学生以上:700円、高齢者(65歳以上):600円、4歳~小学生:350円
    【土・日・祝】大人(一般)・中学生以上:800円、高齢者(65歳以上):600円、4歳~小学生:400円
    (3歳以下無料)
  • 公式サイト:http://yurari-izumo.jp/

Index

Recommend