「海の広島」で歴史、グルメ、アクティビティを丸ごと体験!

中国・四国地方の旅の拠点となる広島県。ガイドブックなどでは広島市内や宮島がよく紹介されていますが、瀬戸内海に面する福山、尾道、三原、竹原の4都市には、まだまだ知られていない魅力が詰まっています。

今回は、「海の広島」として最近注目を集めるこの4エリアを徹底紹介!現地取材で見つけたおすすめスポットやお買い物スポットをレポートします。

海の広島① 福山の魅力とおすすめポイント

鞆の浦-スタジオジブリの有名な作品「崖の上のポニョ」のモデル

スタジオジブリのファンなら知っている、好奇心旺盛で元気なキャラクター「ポニョ」!この可愛いキャラクターとストーリーは宮崎駿監督がここ鞆の浦にきて、作品に残しました。道を歩くと、かつてこの作品で見た光景を無意識のうちに思い出し、きっとたくさんの発見や驚きがあるでしょう!

観光案内センターの人の手作りの「ポニョ地図」も準備してあります。興味のある方はこのポニョ地図を片手に持ち、ポニョの足跡をたどりながら散歩するといいでしょう。言葉にできない感動と、また違った楽しみを味わうことができます。ここでは「崖の上のポニョ」以外にも様々なドラマや映画が撮影されてきました。

鞆の浦といえばこれ!「鯛料理」

画像提供:広島県

夏に行われる伝統漁法「鯛網」。現在では福山市指定無形民俗文化財とされています。

鯛ご飯、鯛茶づけ、鯛ラーメンなどと、鞆の浦の名物と鯛は切り離すことのできません。創業70年を越える老舗、阿藻珍味の「鯛茶漬」は、一般市販のお茶漬けと違い、魚の切身がとても大きく、夜食かお酒の後のシメにぴったりです。

海の広島② 尾道市の見どころとおすすめポイント

スタイルの違う二つの世界を持つ「耕三寺博物館」

広島県は多数の島があり、その中でも大久野島(おおくのしま)、向島(むかいしま)、因島(いんのしま)がよく知られています。そしてレモンの生産量が日本一の「生口島」(いくちじま)は、耕三寺博物館(こうさんじ・はくぶつかん)の豪華な建築物と純白の大理石庭園で知名度が上昇し、フォトジェニックなスポットとして、SNS上で人気を博しています。

奥に行けば行くほど、別世界に足を踏み入れた気分になります。色とりどりのビジュアルがガラッと変わり、眩しいぐらい真っ白いモニュメントが目の前に現れました。「未来心の丘」と呼ばれている空中庭園は広島出身の彫刻家、杭谷一東氏が製作。イタリアで採掘された3000tの大理石が使われ、完成するまで約16年間かかりました。青い空と海のコラボは、まるでエーゲ海に行ったような気分で、日本にいながら海外を感じられます。

尾道の代表的なシンボル「千光寺公園」

広い敷地を持っている千光寺公園(せんこうじ・こうえん)は、尾道三山の千光寺山にあります。園内はおすすめスポットがたくさんあり、代表的な本堂のほか、巨石群、鐘楼、文学のこみち、美術館など、どれも散策プランに入れてほしいスポットです。

海の広島③ 三原市の魅力とおすすめポイント

「筆影山」幻の瞬間に出会えるかどうかは、運次第

三原で最も注目の観光場所が、筆影山(ふでかげやま)です。山頂の展望台から瀬戸内海に浮かぶ多島美(たとうび)を満喫できる場所です。霧がかかると幻想的な光景になるということで話題になっています。

しかし、この光景が起きる条件はあまり重なりません。秋から冬にかけての冷え込んだ晴れの日の早朝に発生しやすく、そのため観光客は朝早くから登山する人が多いです。

筆影山の山名は、海に映ると山の形が筆のように見えることから、江戸時代の詩人の命名と言われています。春は2000本以上のソメイヨシノが咲き、花見の名所として人気を呼んでいます。

鳥居の連なりが印象的な「大島神社」

山陽新幹線の乗車中、JR三原駅に近づくと窓から、街中に連続して建てられている鳥居が見えます。この明るい朱色が目印となり、すぐに大島神社に到着です。当初、鳥居は石段に3基しかありませんでしたが、2020年末には62基まで追加され、大島神社の外観が一新されました。

石段の上から辺りを見渡すと、瀬戸内海に浮かぶ島々や三原城跡が見えます。壮大な景色が魅力的ですが、新しく建てられた大島神社の鳥居はまた違った魅力を持っています。

ミシュランガイドにも掲載された名店「塩そばまえだ」

ごく普通のアパートの一室ですが、お昼時にはいつも行列ができているこのお店。お客さんのお目当てはミシュランレベルの塩そば。お店の木調の外観はシンプルですが、品があります。

日本のラーメンスープのベースは、大きくこってりとさっぱりの2種類に分かれ、広島の主流はしょうゆベースのこってりテイストです。まえだは鰹節、乾燥椎茸、いりこ、真昆布を使用し、さっぱりテイストになっています。味のインパクトは強くないですが、2口目をすぐ飲みたくなる気持ちがすぐ湧いてきます。自家製麺は歯ごたえがあり、上質でおいしい!柚子皮にも食欲をそそられ、あっという間に完食してしまいました。

海の広島④竹原市の魅力とおすすめ

うさぎに囲まれて人気者になれる「大久野島」

大久野島への移動手段はフェリーのみであり、移動時間は期待感でわくわく。大久野島は瀬戸内海国立公園の一部であり、15分程で到着。島に足を踏み入れると、うさぎが小さな足でぴょんぴょんと近寄ってきて、とても可愛い!目の前で留まると跳ねながら「はやく食べ物ちょうだい!」と催促されているように感じました。気が付けば可愛いうさぎたちに囲まれ、とても癒されました。

歴史の痕跡を辿りながら、竹原の街並みで物語を探す

江戸時代後期、竹原市は造酒と製塩を徐々に発展させてきました。日本の伝統的な建造物のほとんどは保存状態が良く、竹原市は重要伝統的建造物群保護地区に指定されています。現在の竹原市の街並みは地元の観光名所の一つになっていますが、商業施設はあまりなく、さらに街に電柱がないことから、時代劇や映画でよく使われるのだとか。

竹原は「日本ウイスキーの父」としても知られている創設者、竹鶴正孝の故郷です。「竹鶴酒造」も竹原の街並みにあり、竹鶴正孝はNHKの人気ドラマのモデルにもなっています。彼は日本の酒造産業に多大な貢献をした人物であり、竹原市歴史民俗資料館には竹鶴正孝が残した酒造研究の原稿も展示されています。また、横の広場には妻のリタの銅像も展示されています。

「海の広島」でおすすめのショッピングスポット

① 【広島県尾道市】自転車聖地の魅力を深く感じられる複合施設「ONOMICHI U2」

海運倉庫だった複合施設「ONOMICHI U2」は2014年にリノベーションされた、尾道のおしゃれな新名所です。

約2000平米の敷地の中、日本初・自転車でチェックインできるホテル「HOTEL CYCLE」、レストラン、カフェ、生活雑貨店、そして世界レベルで有名な台湾の自転車大手メーカー「ジャイアント」もここに出店しており、販売、レンタルサイクルなどのサービスを提供しています。

施設情報

  • 施設名:ONOMICHI U2
  • 住所:広島県尾道市西御所町5-11
  • アクセス:山陽本線JR尾道駅より徒歩5分、または山陽新幹線JR新尾道駅より車で15分
  • クレジットカード:使用可

② 【広島県三原市】三原市の道の駅「神明の里」

三原市内でご当地名物が販売されている店はたくさんありますが、種類と品揃いの豊富さでいったら「神明の里」の右に出るものはいません。神明の里は三原を代表できる様々な商品が多く、その中で人気なのは、タコの加工食品と三原を代表するだるまの商品です。

神明の里はただの物産店ではなく、三原市の情報を提供し、そして魅力を積極的に発信し続けている中継スポットでもあります。

2階の展望デッキから見える景色がきれいで、特に晴れた日がおすすめ。目の前の景色が気持ちをスッキリさせ、多島美を一望できます。だるま形の絵馬掛所も設置しており、1階の売店で購入しただるま絵馬を書き終わったら、ここに掛けます。掛けられた絵馬は、定期的に糸崎神社へ奉納し祈願をしています。

施設情報

  • 施設名:道の駅 みはら神明の里
  • 住所:広島県三原市糸崎4丁目21−1
  • アクセス:山陽自動車道本郷IC、久井ICから車で約30分
  • 営業時間:9:00~18:00(レストランラストオーダー 17:30)
  • 定休日:毎月第3火曜日
  • クレジットカード:使用可

③ 【広島県竹原市】うさぎ好きにたまらないお店

黒がベースの外観は、忠海港を訪れた人たちの注目の的。壁には可愛いうさぎが描かれていたり、ほかにも特別なピンク色のポストがあったりとフェリーを待つ観光客が時間を埋めるのにちょうど良い場所となっています。

うさぎ関連の商品は可愛いものばかりで家に持ち帰るのが待ちきれません。店内ではコーヒーも販売されており、うさぎとの出会いを楽しみにしている人たちのゆったりとした休憩場所にもなっています。

施設情報

  • 施設名:忠海港フェリーターミナル
  • 住所:広島県竹原市忠海中町1-2-1
  • アクセス:JR忠海駅から徒歩7分
  • 営業時間:7:00~19:45
  • 定休日:年中無休
  • クレジットカード:使用可

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