日本のコインランドリー -洗濯機と乾燥機ガイド-

日本の洗濯機と乾燥機をガイド

長期旅行(ちょうきりょこう)の時(とき)に、最(もっと)も困(こま)るのが旅行先(りょこうさき)に到着(とうちゃく)してからどこでどのように洗濯(せんたく)をするかということです。

あなたも、日本(にほん)での旅行中(りょこうちゅう)に衣類(いるい)の洗濯が必要(ひつよう)になるかもしれません。
今回(こんかい)は、洗濯機(せんたくき)と乾燥機(かんそうき)の使(つか)い分(わ)けについてご紹介(しょうかい)します。

コインランドリー

コインランドリー

宿泊先(しゅくはくさき)に洗濯機(せんたくき)がない、もしくは料金(りょうきん)が高額(こうがく)な場合(ばあい)は、コインランドリーを探(さが)して洗濯(せんたく)することになります。
宿泊先(しゅくはくさき)が東京都内(とうきょうとない)であれば、コインランドリーを見(み)つけるのは難(むずか)しくありません。
ただ、洗濯マシーンを使用(しよう)するのは少(すこ)してこずるかもしれません。なぜなら、ほとんどのコインランドリーには外国語(がいこくご)の説明書(せつめいしょ)がなく、自分(じぶん)で操作(そうさ)を行(おこな)わなければならないからです。

コインランドリー

例えば、これは最大(さいだい)4.5kgの衣類(いるい)を洗(あら)える洗濯機(せんたくき)の写真(しゃしん)です。

コインランドリー

現在(げんざい)は日本のコインランドリーも、ドラム型(がた)の洗濯機が主流(しゅりゅう)で、洗濯機の洗濯容量(せんたくようりょう)は10kg~22kgが一般的(いっぱんてき)。 乾燥機は10kg~25kgというサイズが主流です。

まずは、洗う洗濯物の量に合ったサイズを選びましょう

1.洗濯機を洗濯物のサイズに合わせて選ぶ

まず、自分(じぶん)の洗濯物(せんたくもの)の量(りょう)に合(あ)った洗濯機を選(えら)び、洗濯機が空(あ)いていれば、次(つぎ)のステップに進みます。

2.小銭を入れる

それから、洗濯機の使用料金(しようりょうきん)のお金(かね)を投入(とうにゅう)するのですが、マシーンによっては、紙幣(しへい)を使(つか)えず小銭(こぜに)しか使えないものもあります。コインランドリーによっては、コイン交換機(こうかんき)が設置(せっち)されている場合(ばあい)や、プリペイドカードを利用する店もあります。

3.衣類の洗濯前にドラム洗浄を行う

料金を入れたら、自分の洗濯ものを洗う前に、「ドラム洗浄(doramu-shower button)」や「洗濯槽シャワーボタン(sentakusou-shower button)」のボタンを押します。こうすると、洗濯槽(せんたくそう)が洗浄(せんじょう)され、きれいな状態(じょうたい)で洗濯をスタートできます。

洗濯槽の洗浄(せんじょう)が終(お)わったら、洗濯機のドアを開(あ)けて衣類を入(い)れます。蓋(ふた)を閉(し)めるとロックされ、動作(どうさ)を開始(かいし)します。ディスプレイには残(のこ)り時間(じかん)が表示(ひょうじ)されています。

3.衣類の洗濯前にドラム洗浄を行う

最近は、ドラム式に加え、洗剤(せんざい)・柔軟剤(じゅうなんざい)が自動投入(じどうとうにゅう)され、洗濯から乾燥までがワンストップで行えるコインランドリーが主流です。

写真は10kgまでの衣類を洗剤不要で洗える洗濯マシーンです。


4.洗浄後、乾燥機で乾燥

洗濯と乾燥が両方できるマシーンでない場合、洗濯後に乾燥機に衣類を移して乾かす必要があります。

乾燥機に洗った衣類を入れ、料金を支払います。基本的に30分程度で衣類は乾きますが、乾燥が不十分な場合は10分ごとにおおよそ※100円を追加で払い、乾燥させます。洗濯物を入れてコインを入れるだけで、自動的に乾燥が始まります。
※店舗やマシーンによって、金額は前後します

4.洗浄後、乾燥機で乾燥


家庭用洗濯機で洗濯する場合

家庭用洗濯機で洗濯する場合
家庭用洗濯機

ここまではコインランドリーでの洗濯方法を紹介してきましたが、もしあなたがAirbnbやゲストハウス(guest house)に泊(と)まる場合(ばあい)は家庭用(かていよう)の洗濯機で洗濯しなければならないかもしれません。

料金を入れれば、ほぼ全自動で動くコインランドリーのマシーンと比べて、家庭用洗濯機(かていようせんたくき)は、ボタンも機能(きのう)も多岐(たき)にわたるため、実(じつ)はもっと複雑(ふくざつ)です。

ここからは、乾燥機機能がついている一般家庭用(いっぱんかていよう)の洗濯機の例(れい)をみていきましょう。

洗濯機によっては機能が異なる場合もありますが、一般の家庭用洗濯機で操作するボタンや工程のイメージをつかむことができるでしょう。

1. 洗濯機のフタを開けて、洗濯物を入れる
2. 洗濯機の「入」ボタンを押して、電源を付ける
3. 「コース」ボタンを押し、洗濯物に合わせて「標準」や「おしゃれ着洗い」などを選ぶ
4. 「スタート」ボタンを押す

通常の使い方としては、1のように洗濯物を浴槽に入れ、次に漢字で「入」と書かれたボタンを押して電源(でんげん)を入れます。1と2は、洗濯機によっては工程が逆になる場合があります。

次に、"入 "ボタンの左側に、あるボタンから洗濯するものに合った「コース」を選択します。

一般的なコースは以下です

  • 標準 – もっとも一般的で、洋服全般やタオル、肌着、靴下などを洗えるコース
  • おしゃれ着洗い – やさしい水流や軽めの脱水で、デリケートな衣類を優しく洗えるコース
  • スピード - 軽い汚れを短時間で洗濯したいときに使うコース
  • 部屋干し - 屋内や雨天など洗濯物が乾きにくい環境で、吊り干しするときに使うコース。

コースを選んだら、「スタート」ボタンを押していよいよ洗濯開始!衣類の偏(かたよ)りなどがあると、洗濯機が一時停止(いちじていし)になることもあるので、スタートを押す前に注意してくださいね!

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